いい子の自分でいたかっただけなのに悪魔の自分でごめんなさいって言いたい
#1
いい子の自分と悪魔の自分
本当の自分は…違う、偽物の自分はいい子だ。
だって、本当の自分は色んな人を殺したんだから
「お母さん…」
「なに?」
「ごめんね」
私はそう言ってお母さんを包丁で刺した。
「ねぇ、〇〇さん…」
「なによ、屋上まで呼び出して」
「さようなら」
「きゃーーーーーー!!!!!!」
そう言って〇〇さんを屋上から突き落とした。
もっと色んな人を殺した。
家族や友達、知らない人まで…
「魔悪さん?」
「あ、はい!」
「何かいてるの?」
「え?あ、なんでも…ありません…」
誰かがいる時はいい子にしないといけない。だから今かいてた絵はみせてはいけない。
本当の自分を殺したい。ただ、いい子の自分でいたかっただけなのに…。
「きゃっ!」
ビシャッ
私の顔がぬれる
「あっ…」
「あ、ごめん!」
バケツを持った女の子、沙織ちゃんが転んでいた。
本当は殺していただろう…。
「沙織ちゃん…」
「魔悪ちゃん?」
「そうで―」
「さおりん!」
「掃除!」
「あ、ごめん、じゃあね!」
…なんで…私はボッチなんだろう…
もうそんなこと考えるな!昔のことを…思い出したくない…
昔のこと
「澪〜?魔悪〜?あ!いた!澪みっけ!」
「あ〜…みつかっちゃった!」
「魔悪〜?」
「こことかいそう!」
「あ、」
「「魔悪みっけ!」」
「次誰鬼にする?」
私は何時も通りの三人組で遊んでいた。
もちろん殺すきパンパンだ。
「私…やってもいい?」
「いいよ!」
「魔悪が鬼ね!」
「み〜つけた」
ビシャッ
「ぁ…」
「澪〜?どこ〜?」
澪は殺さないで遊びを終わらせた。
「ねぇ、魔悪ってうざくね?」
「え?どうしたの?前まで仲良かったじゃん」
「ずっと嫌いだったんだけどさぁ…」
「私もそれわかる!」
澪と彗月、亜美たちが話していた。
クラスの皆、他のクラスの人たちもこのグループで私の悪口を言っているらしい。
「ぁ」
「いや〜!!!きったな〜い!!!」
あのグループのリーダーの亜美さんとぶつかってしまった。
「すみません…」
私が謝るとやっぱり
「すみませんで許されると思ってんの?」
とか、
「土下座して謝れ!」
と言われた。だから土下座して謝った。
「がちでやってる〜笑」
「写真とろ笑」
「…」
「なに?こっちみないで」
亜美さん、放課後、屋上へ来てください。もう一度しっかり謝ります。そう手紙にかいて放課後、
「ねぇ、亜美さん…」
「なによ、屋上まで呼び出して」
「さようなら」
「きゃーーーーーー!!!!!!」
私は屋上から突き落とした。そう、殺した。
私は、多分思い出したのが原因でお腹が痛くなって保健室へ行った。
「もう、死にたい…」
「え?」
「ううん、なんでもない」
「そう…」
「先生は〇〇小学校でおきた事故、知ってますか?」
「ええ、噂程度で聞いたわ」
…私がやったなんて…いえない
「確か亜美さん…だっけ?女の子が屋上から落ちたんでしょう?」
「はい、」
「どうしてあんな事になってしまったんだろうねぇ…」
「はい…」
「何があったか知ってることはないかしら?」
私が殺した。そういえば捕まってしまうかもしれない。
「実は、私、同じ小学校で…クラスも…同じだったんです…。私、亜美さんの友達で…亜美さん…人気で…私みたいな人がなんで友達になれたのかは知らないですけど…それで、事故が起きちゃって…皆悲しそうで…私もか、悲しかったんです!」
嘘…またついちゃった…。
「そうだったんですね…それは悲しかったね…もっと何があったか覚えてる?」
うそ、もっとって…
「えぇっと…」
『気持ち悪…』
これは違う…
『で?なんのよう?』
でもない…
『汚い!』
それは違う!
『きゃーーーーーー!!!!!!』
これも…あれ?そういえば…
「あ、あの、叫び声が聞こえました…」
それは本当だし…
「あと…あ、屋上へ歩いてるのを見ましたよ…私は…外の空気でも吸いに行っているのかと…思って…でも…あんな事が起きて…」
…
「そんなことがあったのね…」
「あ、魔悪さん」
「あ、静野さん」
静野さんというのは小学校が同じの学級委員。
まさか…
「貴方も〇〇小学校であった事故のこと知ってたら話してくれる?」
「…私…みたんです!」
あれ?魔悪さん…屋上へ行くのかな…。
私はこっそり後を追ってみた。
あ、亜美さんまで…
「あ、もう来てたんだ…」
「ねぇ、亜美さん…」
「なによ、屋上まで呼び出して」
「さようなら」
魔悪さんはニヤリと笑って亜美さんの肩を持ったと思うと…
「きゃーーーーーー!!!!!!」
亜美…さんの…叫び声…!
私は恐怖で動けなくなった。
「ジロ…」
「 」
魔悪さんは私を睨むようにして帰っていった。
「ってことがあって…」
「あはは…あはははは!!!」
なんで言っちゃうの…
「魔悪さん!?」
「お前だって亜美のことなんて嫌いだったんだろ、あはははは!!!」
「嫌いなんかじゃない!ただ…虐められるのが嫌だっただけ!」
「嘘つくなよ!本当は殺そうとか考えてたんだろ!あはははは!!!あはは!!!」
「あんたはおかしい!なんで普通そうに人を殺せるの!!!」
「可笑しくないよ!あはははは!!!」
だって…、これが本当の自分なんだからしょうがないじゃん
「なんで殺したの?理由があるでしょう?」
「なんでって…」
「理由無しで人殺せるわけない!」
「だって…」
だって、貴方と同じ、虐められるのが嫌だったから。
「…」
「もう…死んでもいい…」
だってもう死にたくなっちゃったから。
偽物の自分が言ってる。
「ごめんね…さようなら」
私はいつの間にか泣いていて…
グサッ
だって、本当の自分は色んな人を殺したんだから
「お母さん…」
「なに?」
「ごめんね」
私はそう言ってお母さんを包丁で刺した。
「ねぇ、〇〇さん…」
「なによ、屋上まで呼び出して」
「さようなら」
「きゃーーーーーー!!!!!!」
そう言って〇〇さんを屋上から突き落とした。
もっと色んな人を殺した。
家族や友達、知らない人まで…
「魔悪さん?」
「あ、はい!」
「何かいてるの?」
「え?あ、なんでも…ありません…」
誰かがいる時はいい子にしないといけない。だから今かいてた絵はみせてはいけない。
本当の自分を殺したい。ただ、いい子の自分でいたかっただけなのに…。
「きゃっ!」
ビシャッ
私の顔がぬれる
「あっ…」
「あ、ごめん!」
バケツを持った女の子、沙織ちゃんが転んでいた。
本当は殺していただろう…。
「沙織ちゃん…」
「魔悪ちゃん?」
「そうで―」
「さおりん!」
「掃除!」
「あ、ごめん、じゃあね!」
…なんで…私はボッチなんだろう…
もうそんなこと考えるな!昔のことを…思い出したくない…
昔のこと
「澪〜?魔悪〜?あ!いた!澪みっけ!」
「あ〜…みつかっちゃった!」
「魔悪〜?」
「こことかいそう!」
「あ、」
「「魔悪みっけ!」」
「次誰鬼にする?」
私は何時も通りの三人組で遊んでいた。
もちろん殺すきパンパンだ。
「私…やってもいい?」
「いいよ!」
「魔悪が鬼ね!」
「み〜つけた」
ビシャッ
「ぁ…」
「澪〜?どこ〜?」
澪は殺さないで遊びを終わらせた。
「ねぇ、魔悪ってうざくね?」
「え?どうしたの?前まで仲良かったじゃん」
「ずっと嫌いだったんだけどさぁ…」
「私もそれわかる!」
澪と彗月、亜美たちが話していた。
クラスの皆、他のクラスの人たちもこのグループで私の悪口を言っているらしい。
「ぁ」
「いや〜!!!きったな〜い!!!」
あのグループのリーダーの亜美さんとぶつかってしまった。
「すみません…」
私が謝るとやっぱり
「すみませんで許されると思ってんの?」
とか、
「土下座して謝れ!」
と言われた。だから土下座して謝った。
「がちでやってる〜笑」
「写真とろ笑」
「…」
「なに?こっちみないで」
亜美さん、放課後、屋上へ来てください。もう一度しっかり謝ります。そう手紙にかいて放課後、
「ねぇ、亜美さん…」
「なによ、屋上まで呼び出して」
「さようなら」
「きゃーーーーーー!!!!!!」
私は屋上から突き落とした。そう、殺した。
私は、多分思い出したのが原因でお腹が痛くなって保健室へ行った。
「もう、死にたい…」
「え?」
「ううん、なんでもない」
「そう…」
「先生は〇〇小学校でおきた事故、知ってますか?」
「ええ、噂程度で聞いたわ」
…私がやったなんて…いえない
「確か亜美さん…だっけ?女の子が屋上から落ちたんでしょう?」
「はい、」
「どうしてあんな事になってしまったんだろうねぇ…」
「はい…」
「何があったか知ってることはないかしら?」
私が殺した。そういえば捕まってしまうかもしれない。
「実は、私、同じ小学校で…クラスも…同じだったんです…。私、亜美さんの友達で…亜美さん…人気で…私みたいな人がなんで友達になれたのかは知らないですけど…それで、事故が起きちゃって…皆悲しそうで…私もか、悲しかったんです!」
嘘…またついちゃった…。
「そうだったんですね…それは悲しかったね…もっと何があったか覚えてる?」
うそ、もっとって…
「えぇっと…」
『気持ち悪…』
これは違う…
『で?なんのよう?』
でもない…
『汚い!』
それは違う!
『きゃーーーーーー!!!!!!』
これも…あれ?そういえば…
「あ、あの、叫び声が聞こえました…」
それは本当だし…
「あと…あ、屋上へ歩いてるのを見ましたよ…私は…外の空気でも吸いに行っているのかと…思って…でも…あんな事が起きて…」
…
「そんなことがあったのね…」
「あ、魔悪さん」
「あ、静野さん」
静野さんというのは小学校が同じの学級委員。
まさか…
「貴方も〇〇小学校であった事故のこと知ってたら話してくれる?」
「…私…みたんです!」
あれ?魔悪さん…屋上へ行くのかな…。
私はこっそり後を追ってみた。
あ、亜美さんまで…
「あ、もう来てたんだ…」
「ねぇ、亜美さん…」
「なによ、屋上まで呼び出して」
「さようなら」
魔悪さんはニヤリと笑って亜美さんの肩を持ったと思うと…
「きゃーーーーーー!!!!!!」
亜美…さんの…叫び声…!
私は恐怖で動けなくなった。
「ジロ…」
「 」
魔悪さんは私を睨むようにして帰っていった。
「ってことがあって…」
「あはは…あはははは!!!」
なんで言っちゃうの…
「魔悪さん!?」
「お前だって亜美のことなんて嫌いだったんだろ、あはははは!!!」
「嫌いなんかじゃない!ただ…虐められるのが嫌だっただけ!」
「嘘つくなよ!本当は殺そうとか考えてたんだろ!あはははは!!!あはは!!!」
「あんたはおかしい!なんで普通そうに人を殺せるの!!!」
「可笑しくないよ!あはははは!!!」
だって…、これが本当の自分なんだからしょうがないじゃん
「なんで殺したの?理由があるでしょう?」
「なんでって…」
「理由無しで人殺せるわけない!」
「だって…」
だって、貴方と同じ、虐められるのが嫌だったから。
「…」
「もう…死んでもいい…」
だってもう死にたくなっちゃったから。
偽物の自分が言ってる。
「ごめんね…さようなら」
私はいつの間にか泣いていて…
グサッ
このボタンは廃止予定です
/ 1