ネズミの正体
そのあとも、ずっとネズミで過ごしていた。でも、やっぱり、ネズミの正体が気になって、夜も眠れなくなってしまった。
ある日、散歩をしているとネズミが突然、走り出した。どうしたんだろうと思ってネズミについていくと、停まった場所は、母の墓があるところだった。なぜネズミがこの場所を知っているんだ?まあ、最近、母の参りをしていなかったから、参りでもしよう...と思っていたら、参りをした瞬間、ネズミが少しの間、母に見えた。「あれ?もしかして、このネズミって母?」と思った。もしそれが本当ならうれしいが、多分幻覚だったと思う。そして、参りが終わって、帰っていたら、ネズミが老舗のうどん屋を指さした。確かここは、母が昔よく行っていたうどん屋だ。
「もしかして、ネズミも食べてみたいのか?」と聞くと、チュウと鳴いた。メニューを選んでいると、ネズミが"特製スープで作ったきつねうどん"を選んだ。これは、母が大好きだったメニューだ。自分は、「いいね!これ、自分のお母さんも食べていたんだよ。」といった。するとネズミが、うれし泣きのような顔をした。
10分くらい経つと、きつねうどんがきた。「そうそう、これがきつねうどんだよ」といっている間に、すぐに箸を持って来た。
そんなに食べたいのか と思ってくすくすと笑った。
[太字][大文字]続く!(^^)![/大文字][/太字]
ある日、散歩をしているとネズミが突然、走り出した。どうしたんだろうと思ってネズミについていくと、停まった場所は、母の墓があるところだった。なぜネズミがこの場所を知っているんだ?まあ、最近、母の参りをしていなかったから、参りでもしよう...と思っていたら、参りをした瞬間、ネズミが少しの間、母に見えた。「あれ?もしかして、このネズミって母?」と思った。もしそれが本当ならうれしいが、多分幻覚だったと思う。そして、参りが終わって、帰っていたら、ネズミが老舗のうどん屋を指さした。確かここは、母が昔よく行っていたうどん屋だ。
「もしかして、ネズミも食べてみたいのか?」と聞くと、チュウと鳴いた。メニューを選んでいると、ネズミが"特製スープで作ったきつねうどん"を選んだ。これは、母が大好きだったメニューだ。自分は、「いいね!これ、自分のお母さんも食べていたんだよ。」といった。するとネズミが、うれし泣きのような顔をした。
10分くらい経つと、きつねうどんがきた。「そうそう、これがきつねうどんだよ」といっている間に、すぐに箸を持って来た。
そんなに食べたいのか と思ってくすくすと笑った。
[太字][大文字]続く!(^^)![/大文字][/太字]
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