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とあるパン屋さんにて

#7


走っている間、何故か誰にも会わなかった。
たびたび後ろを振り向くが、やはりあの腐敗人達は付いてきている。
もつれる足を引きずり、駅に着く。
まだ終電じゃない!
晴島「うおぉぉ!!」
ダッシュで改札に向かい、駅のホームに入る。
丁度電車が来た!ラッキーだ。
晴島「あ、そう言えば、腐敗人・・・!?」
まずい、すぐ後ろに来ている!
早く電車止まれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
プシュー・・・
晴島「おっと・・早く閉まれって!」
腐敗人「ああああーー!!」
手が伸びる。その時、
ピシャー・・・
扉が閉まる時、伸びていた腐敗人の腕が切れた。
晴島「うおっ、気持ち悪りぃ・・・」
肉が腐り、肌の色が変色し、所々血が出ているその腕を見て、少し吐き気が襲ってきた。
晴島「うっ・・・車両変えよう・・・。」
そうして、足立区に着いた。
晴島「ここから走って15分ぐらいか・・!?」
視線の先に、腐敗人がいる。
どうしてここに・・・?
晴島「くっそ!早く店に行かないと!」
大急ぎで走って向かう。まだ足が痛む。
晴島(水晶は割れなかった。じゃあ、どうしたらいいんだ?)
  (あの占い師なら、何か知ってるはずだが・・・・)
赤信号も無視して、急いで店へ向かう。
相変わらず腐敗人達は追いかけてきている。
しかも、どこか量が増えている気がする・・・。
そんなこんなで走り続けて12分、店が見えた。
まだ明かりは付いている。
勢いよくドアを開ける。
占い師「いらっしゃい・・・え!?あなたは・・・」
晴島「助けてください!腐敗人達が・・!」
占い師「そんな・・ここまで・・・!」
晴島「水晶が割れなくて・・・どうしたら!」
占い師「ひとまず、結界を張ります!」
占い師が手をかざすと、薄い水色の結界が店を覆った。
占い師「これで一安心ですね・・・それで?水晶が割れないと?」
晴島「はい。水晶を割ろうとしたんですが、傷一つ付かなくて・・・」
占い師「分かりました。使いたくありませんでしたが、裏ルートで割りましょう。」
晴島「裏ルート?」
占い師「手順を説明します。急いで準備をしてください!」
1、お湯を沸かす。これはもう沸いております。
2、鍋に入れる。なるべく大きめの鍋です。
3、卵、納豆、生クリームを鍋に投入。
4、それらを混ぜます。大体5分ぐらいです。
5、そこに、味噌、唐辛子をすり潰した物を入れます。混ぜてください。
6、混ぜた状態で、5分待ちます。
占い師「これでオッケーです。」
晴島「あとは、5分待つだけ・・・」
占い師「5分経ったら、そこに水晶を入れてください。」
晴島「水晶を入れるとどうなりますか?」
占い師「[大文字]水晶が時間経過によって割れます。[/大文字]」

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
どんどん小説出していきますからね!
覚悟してくださいね!(?)
次回、お楽しみに!

2024/09/23 22:07

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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