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とあるパン屋さんにて

#5


その日の夜・・・・
晴島「40000円・・・」
テレビを付けながら札束を見ていた。
晴島(この事、誰かに相談した方が・・・良いのでは?)
  (そうだ、ここにパン屋を出す前の建物を調べよう。)
晴島は急いでパソコンを触った。
晴島「ストリートビューで見て・・・あった!」
2年以上前のこの背景を見る。
予想通り、そこは怪しげな店だった。
看板には「あなたの運勢、占います」と書いてある。
高校生の頃聞いたことがある。必ず当たる占い師がいると・・・
きっと、表向きは占い師、そして本当の仕事は幽霊相談所なのだろう。
多分、ここの人は霊感でも持っていたのか?
晴島「さて、ここにいた人は今どこにいる・・・?」
検索エンジンで、看板の店名を入れる。
場所は、東京都足立区。
晴島「明日休んで、電車で行こう。」
次の日・・・
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
晴島(電車かぁ、久しぶりだな・・・)
そして、足立区に到着。
晴島「さ、マップで探すとするか。」
歩くこと30分。その店を見つけた。
晴島(前の店と同じ形・・・はいりたくねぇえええ!!!)
でも、勇気を出して店に入る。
ガチャ。
占い師「いらっしゃいませぇ。」
晴島「あ、どうも・・・」
占い師「こちら、お座りください。」
見たところ30代前半の女性。僕より年上か。
晴島「あの、聞きたいことがあるんですけど・・・」
占い師「あら、何ですか?」
晴島「[大文字]幽霊相談所について教えてくれますか?[/大文字]」
占い師「!?」
晴島「貴方は2年以上前、目黒区で幽霊相談所を開いていた。」
  「その後、何らかの理由でこの場所に移動した。」
  「僕は,今そこでパン屋を開いています。」
占い師は口を黙ったまま。
晴島「そこには、一日に1人、幽霊が相談をしに来ます。」
占い師「!!」
晴島「教えてください。あそこには何があるんですか?」
晴島は問い詰めた。
占い師「・・・疲れたんです。」
晴島「え?」
占い師「私には、昔から少し特別な力がありました。」
   「見えないものが見えたり、誰かの未来が見えたり、頭の中が見えたり・・・」
   「そんな中、成仏しきれていない幽霊がたくさんいることに気づきました。」
晴島「地縛霊とか、浮遊霊みたいなものですね。」
占い師「その人達を、少しでも楽にしてあげようと思い、活動を始めました。」
   「でも・・・ある日、事件が起きました。」
晴島「事件?」
占い師「私の店には幽霊がたくさん来て、その幽霊達は成仏される。」
   「しかし、このシステムには一つ[大文字]穴[/大文字]があったんです。」
晴島「穴!?」
占い師「それは・・・[大文字]幽霊の意思で成仏を阻止できる[/大文字]という事です。」
晴島「え!?そんな・・・!」

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作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
書くとこがねぇ!
これからもよろしくお願いします!

2024/08/25 12:01

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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