とあるパン屋さんにて
その日の夜・・・・
晴島「40000円・・・」
テレビを付けながら札束を見ていた。
晴島(この事、誰かに相談した方が・・・良いのでは?)
(そうだ、ここにパン屋を出す前の建物を調べよう。)
晴島は急いでパソコンを触った。
晴島「ストリートビューで見て・・・あった!」
2年以上前のこの背景を見る。
予想通り、そこは怪しげな店だった。
看板には「あなたの運勢、占います」と書いてある。
高校生の頃聞いたことがある。必ず当たる占い師がいると・・・
きっと、表向きは占い師、そして本当の仕事は幽霊相談所なのだろう。
多分、ここの人は霊感でも持っていたのか?
晴島「さて、ここにいた人は今どこにいる・・・?」
検索エンジンで、看板の店名を入れる。
場所は、東京都足立区。
晴島「明日休んで、電車で行こう。」
次の日・・・
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
晴島(電車かぁ、久しぶりだな・・・)
そして、足立区に到着。
晴島「さ、マップで探すとするか。」
歩くこと30分。その店を見つけた。
晴島(前の店と同じ形・・・はいりたくねぇえええ!!!)
でも、勇気を出して店に入る。
ガチャ。
占い師「いらっしゃいませぇ。」
晴島「あ、どうも・・・」
占い師「こちら、お座りください。」
見たところ30代前半の女性。僕より年上か。
晴島「あの、聞きたいことがあるんですけど・・・」
占い師「あら、何ですか?」
晴島「[大文字]幽霊相談所について教えてくれますか?[/大文字]」
占い師「!?」
晴島「貴方は2年以上前、目黒区で幽霊相談所を開いていた。」
「その後、何らかの理由でこの場所に移動した。」
「僕は,今そこでパン屋を開いています。」
占い師は口を黙ったまま。
晴島「そこには、一日に1人、幽霊が相談をしに来ます。」
占い師「!!」
晴島「教えてください。あそこには何があるんですか?」
晴島は問い詰めた。
占い師「・・・疲れたんです。」
晴島「え?」
占い師「私には、昔から少し特別な力がありました。」
「見えないものが見えたり、誰かの未来が見えたり、頭の中が見えたり・・・」
「そんな中、成仏しきれていない幽霊がたくさんいることに気づきました。」
晴島「地縛霊とか、浮遊霊みたいなものですね。」
占い師「その人達を、少しでも楽にしてあげようと思い、活動を始めました。」
「でも・・・ある日、事件が起きました。」
晴島「事件?」
占い師「私の店には幽霊がたくさん来て、その幽霊達は成仏される。」
「しかし、このシステムには一つ[大文字]穴[/大文字]があったんです。」
晴島「穴!?」
占い師「それは・・・[大文字]幽霊の意思で成仏を阻止できる[/大文字]という事です。」
晴島「え!?そんな・・・!」
晴島「40000円・・・」
テレビを付けながら札束を見ていた。
晴島(この事、誰かに相談した方が・・・良いのでは?)
(そうだ、ここにパン屋を出す前の建物を調べよう。)
晴島は急いでパソコンを触った。
晴島「ストリートビューで見て・・・あった!」
2年以上前のこの背景を見る。
予想通り、そこは怪しげな店だった。
看板には「あなたの運勢、占います」と書いてある。
高校生の頃聞いたことがある。必ず当たる占い師がいると・・・
きっと、表向きは占い師、そして本当の仕事は幽霊相談所なのだろう。
多分、ここの人は霊感でも持っていたのか?
晴島「さて、ここにいた人は今どこにいる・・・?」
検索エンジンで、看板の店名を入れる。
場所は、東京都足立区。
晴島「明日休んで、電車で行こう。」
次の日・・・
ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・
晴島(電車かぁ、久しぶりだな・・・)
そして、足立区に到着。
晴島「さ、マップで探すとするか。」
歩くこと30分。その店を見つけた。
晴島(前の店と同じ形・・・はいりたくねぇえええ!!!)
でも、勇気を出して店に入る。
ガチャ。
占い師「いらっしゃいませぇ。」
晴島「あ、どうも・・・」
占い師「こちら、お座りください。」
見たところ30代前半の女性。僕より年上か。
晴島「あの、聞きたいことがあるんですけど・・・」
占い師「あら、何ですか?」
晴島「[大文字]幽霊相談所について教えてくれますか?[/大文字]」
占い師「!?」
晴島「貴方は2年以上前、目黒区で幽霊相談所を開いていた。」
「その後、何らかの理由でこの場所に移動した。」
「僕は,今そこでパン屋を開いています。」
占い師は口を黙ったまま。
晴島「そこには、一日に1人、幽霊が相談をしに来ます。」
占い師「!!」
晴島「教えてください。あそこには何があるんですか?」
晴島は問い詰めた。
占い師「・・・疲れたんです。」
晴島「え?」
占い師「私には、昔から少し特別な力がありました。」
「見えないものが見えたり、誰かの未来が見えたり、頭の中が見えたり・・・」
「そんな中、成仏しきれていない幽霊がたくさんいることに気づきました。」
晴島「地縛霊とか、浮遊霊みたいなものですね。」
占い師「その人達を、少しでも楽にしてあげようと思い、活動を始めました。」
「でも・・・ある日、事件が起きました。」
晴島「事件?」
占い師「私の店には幽霊がたくさん来て、その幽霊達は成仏される。」
「しかし、このシステムには一つ[大文字]穴[/大文字]があったんです。」
晴島「穴!?」
占い師「それは・・・[大文字]幽霊の意思で成仏を阻止できる[/大文字]という事です。」
晴島「え!?そんな・・・!」