【参加型】不良少女、友達ができた。
詩が来たのは昨日、海亜と出会った工場跡だ。
錆びた南京錠があるがただの飾りのようだ。
詩は南京錠を外し中に入る。
そこら辺に古びた道具などがあり、足場はほんの少しだった。
道具を避けながら昨日の場所に向かう。
『オイ、昨日のー…名前なんだっけ…?』
海「古宮海亜だ、バカが」
後ろから声をかけられる。振り向くと昨日の少年__海亜がいた。
『いつの間に後ろに……』
海「今さっきここに来たんだよ……で、俺になんの用だ」
『昨日言ったろ、私とケンカしろ』
海「…………イヤだね」
詩の言葉に心底嫌そうな顔をする。
『なんでだよ?』
海「だって……面倒くさいじゃん」
『はあ?』
海「俺は意味のないケンカはしないの、分かった?」
『なんか、喋り方変わってねェか?』
海「素がこれだからな、ケンカする時だけ変わるんだよ」
海亜は笑いながら、工場の奥に足を進める。その様子に少し怪しみながら詩は着いて行く。
海「えーっと…どこにあったけなぁ?」
海亜は「あった」と言いながら詩に何かを投げてくる。
『何だコレ?』
渡されたのはまだ新品のチョコだった。
海「やるよ、まだ開けてねぇから大丈夫だ」
『…いらねェよ』
海「もったいねー」
海亜はイチゴオレを飲みながらそう言う。
そして、顔をしかめる詩を見て、
海「詩だっけ?俺は確かにケンカは好きだけど、お前みたいじゃないよ」
『は?どういうことだよ』
海「ただストレス発散したいだけなら、他のことやったらどうだ?」
『お前に何が分かる』
錆びた南京錠があるがただの飾りのようだ。
詩は南京錠を外し中に入る。
そこら辺に古びた道具などがあり、足場はほんの少しだった。
道具を避けながら昨日の場所に向かう。
『オイ、昨日のー…名前なんだっけ…?』
海「古宮海亜だ、バカが」
後ろから声をかけられる。振り向くと昨日の少年__海亜がいた。
『いつの間に後ろに……』
海「今さっきここに来たんだよ……で、俺になんの用だ」
『昨日言ったろ、私とケンカしろ』
海「…………イヤだね」
詩の言葉に心底嫌そうな顔をする。
『なんでだよ?』
海「だって……面倒くさいじゃん」
『はあ?』
海「俺は意味のないケンカはしないの、分かった?」
『なんか、喋り方変わってねェか?』
海「素がこれだからな、ケンカする時だけ変わるんだよ」
海亜は笑いながら、工場の奥に足を進める。その様子に少し怪しみながら詩は着いて行く。
海「えーっと…どこにあったけなぁ?」
海亜は「あった」と言いながら詩に何かを投げてくる。
『何だコレ?』
渡されたのはまだ新品のチョコだった。
海「やるよ、まだ開けてねぇから大丈夫だ」
『…いらねェよ』
海「もったいねー」
海亜はイチゴオレを飲みながらそう言う。
そして、顔をしかめる詩を見て、
海「詩だっけ?俺は確かにケンカは好きだけど、お前みたいじゃないよ」
『は?どういうことだよ』
海「ただストレス発散したいだけなら、他のことやったらどうだ?」
『お前に何が分かる』
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