【参加型】不良少女、友達ができた。
___翌日___
『よしっ、今日こそ昨日の奴とやってやる』
自分の部屋で準備をしながらそう言う詩。
いつもの黒のハイネックにジーンズの短パン。上から上着を着る。
『髪はー……いっか』
寝癖がついたままの白髪で部屋を出る。すると、後ろから声をかけられた。
「お嬢様、またケンカをしに行くのですか?」
詩専属メイドの[漢字]九十九[/漢字][ふりがな]つくも[/ふりがな]だ。
九十九は長い黒髪を揺らしながら、
「お嬢様は少し血気盛んすぎます。奥様もご心配しておりますよ」
『……またそれか』
詩は九十九の声を無視して、玄関に向かう。
「お嬢様!」
『うるせェ、私がしたくてしてるんだよ。誰だよ?私に好きなことしろって言ったの。心配している母さんだろ』
そう言われて俯く九十九。詩は細く息を吐き、
『分かってるよ、心配させてんのは。でも、これが私だ』
詩はそれだけ言うと、『行ってくる』とだけ言い家を出た。
『よしっ、今日こそ昨日の奴とやってやる』
自分の部屋で準備をしながらそう言う詩。
いつもの黒のハイネックにジーンズの短パン。上から上着を着る。
『髪はー……いっか』
寝癖がついたままの白髪で部屋を出る。すると、後ろから声をかけられた。
「お嬢様、またケンカをしに行くのですか?」
詩専属メイドの[漢字]九十九[/漢字][ふりがな]つくも[/ふりがな]だ。
九十九は長い黒髪を揺らしながら、
「お嬢様は少し血気盛んすぎます。奥様もご心配しておりますよ」
『……またそれか』
詩は九十九の声を無視して、玄関に向かう。
「お嬢様!」
『うるせェ、私がしたくてしてるんだよ。誰だよ?私に好きなことしろって言ったの。心配している母さんだろ』
そう言われて俯く九十九。詩は細く息を吐き、
『分かってるよ、心配させてんのは。でも、これが私だ』
詩はそれだけ言うと、『行ってくる』とだけ言い家を出た。
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