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【参加型】不良少女、友達ができた。

#5

#4

ケンカしに行った筈なのに何故か追い返された詩はポケットに手を突っ込んで家に帰っていた。
『なんだよ、アイツ………!確かに強そうではあるが………』
舌打ちをしながら歩いていると、いつか豪邸が見えてきた。
豪邸の中に当たり前に入っていく詩。
入った瞬間、大勢のメイドが詩を出迎えた。
「「「お帰りなさいませ、お嬢様」」」
『………いちいち出迎えなくていいから、親父は?』
「旦那様だったら書斎におります」
『ん』
詩はそのまま中央にある階段を上がる。そして、廊下を曲がり、ドアを開けた。
「…………またケンカしてきたのか」
『なんか悪ィかよ、私の勝手だろーが』
詩を出迎えたのはヒゲをはやした男性だ。詩の父の[漢字]寿春[/漢字][ふりがな]すばる[/ふりがな]だ。
彼はある会社の社長で、詩は社長令嬢というわけだが、
「もし娘が不良だと世間に知られたら、私の恥だ」
『世間様の目なんかどうでもいいだろ、バっカみてェ』
反抗的な娘を横目に、寿春は溜息をつき、
「外では私の娘だということを言うなよ」
『言うわけねェだろ、私が恥ずかしい』
詩は寿春を睨み、書斎を出ていった。

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作者メッセージ

今回は詩の家についての話でした。
多分本編に深く関わることはないと思います。

2024/08/06 20:28

ID:≫apE8Ebt/Yxa52
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