文字サイズ変更

【参加型】不良少女、友達ができた。

#4

#3

「群れになって年下いじめんじゃねぇよ、つまんねぇわ」
古びた工場跡の中で一人の少年がそう言った。
青髪に、髪と同じ色の右目。だが、左目は右目よりも色素が薄い。
整った顔立ちの少年は胸倉を掴んでいた男から手を離すと、前髪をかき上げた。
「ほら、これだろ?こいつらに盗られたやつ。大切なもんだったら奪われんなよ」
少年は返り血を浴びた顔で、尻餅をついていた中学生にネックレスを渡す。
「あ、ありがとうございます!もうどうなることかと……」
「気にすんなよ、やってることが気に食わなかっただけだし」
優しく笑った少年に、中学生は何度も頭を下げながら立ち去っていった。
そこに_____
『オマエ、強いんだな』
一人の少女が目の前にやってきた。
「はぁ?誰だてめぇ」
『氷室詩、私とケンカしろ』
「………やだね」
強気な笑みを浮かべた詩に、少年は舌を出した。
「てめぇみたいな意味わかんねぇ奴とやるわけねぇだろ、バカが」
『………オマエ、名前は』
詩に名を聞かれた少年は形の良い目を細め、
「…………教える義理はねぇけど教えてやる。[漢字]古宮海亜[/漢字][ふりがな]ふるみやかいあ[/ふりがな]だ」
少年____海亜は堂々とした振る舞いでそう答えた。

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

海琉さんの『古宮海亜』くんを出させて頂きました!
かっこいい容姿ですけど、甘いもの好きっていうギャプがすごいんですよ‼

2024/08/06 19:06

ID:≫apE8Ebt/Yxa52
続きを執筆
小説を編集
/ 10

コメント
[21]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL