- 閲覧前にご確認ください -

個人的な意見が出ちゃうかも…

文字サイズ変更

【参加終了】無くした記憶と宝探しの旅

#59

息が止まる

誠「……ん」
 ぼんやりと意識が覚醒していく。まだ目を開けていない視界は黒というより茶色で、明るい何かに照らされているようだった。
 体を少し動かすと、関節や床に触れている肋のあたりが痛む。冷たくて硬い不慣れな床と独特な匂いが、寝ぼけていた自分を目覚めさせた。

誠「……っ、まぶし…」
 目を開けると、眩しさのあまり目がきゅっと細まった。瞼がしょぼしょぼして、脳みその理解が追いつかない。
 ここ、どこ。
 一瞬だけ映ったのは箱型のテレビ。光源はそこからきていて、部屋は何かから切り離されたように薄暗かった。不気味なほどの静寂に耳鳴りがする。

 バクバクと高鳴る心臓を抑えようと服の上からその場所を握り締め、目をこすりながら体を起こした。目を開けると、真正面にある画面いっぱいの砂嵐に動きが見られた。

『……こと…!さ……誠さん!目が覚めましたか!』
誠「……あんた、ガイドの…!」
 テレビに映ったのは、アッシュゴールドの癖毛が特徴的ないつかあったガイドの子だ。だがその子にはあの浮世離れした冷静さはなく、光のない目に焦りが滲み出ていた。

誠「ねぇここってど──」
『詳しい話は後です!落ち着いて聞いてください、メモーリアが亡くなりました。メモーリアが実現しようとした、ご友人たちを元の世界に戻す計画がすべて無かったことに…!』
誠「……え…?だって、メモーリアは神様だから…」
『貴方のご両親が今日の夜メモーリアを再び召喚して、貴方の記憶をもう一度消すよう頼みました。メモーリアが断るとご両親が逆上し、喉奥からナニカを放出して卒倒。その後──』
誠「やめて!!!!!」
 息が、止まったような気がした。
 背筋に悪寒が走って体と顎がガチガチと震えだす。最後まで聞かなくてもなんとなく想像がついた。
 お父さんと、お母さんが?

誠「な、んで…」
『……すみません。言うべきではないところまで…』
 きもちわるい。頭痛と吐き気がして、肺が狭まるような感覚がした。
 もうわかんない。わかんないよ。助けて。
 助けを求めてばかりの自分に嫌気がさす。どうして自分は何もできないんだろう。何もしようとしないんだろう。

 みんなは、自分の命を懸けてあたしをここまで連れてきてくれたのに。あたしは何も返せないの?

作者メッセージ

いやー、何ヶ月ぶり?遡って数えたら7ヶ月ぶりくらいの更新でした。
すいませんって謝るのももう何回目だろ。すいません。
ちょっとツッコミたいことあるんですけど…あの、なんで閲覧数6000突破してるんですか…?私閲覧数5000ちょっとの状態で7ヶ月放置したんですけど…

感謝でしかない。まじでありがとう。待って泣きそう。
少しずつだけど頑張ります。

2026/07/28 18:10

すい ID:≫ 0.LEY4vV85UM2
続きを執筆
小説を編集

パスワードをおぼえている場合はご自分で小説を削除してください。(削除方法
自分で削除するのは面倒くさい、忍びない、自分の責任にしたくない、などの理由で削除を依頼するのは絶対におやめください。

→本当に小説のパスワードを忘れてしまった
▼小説の削除を依頼する

小説削除依頼フォーム

お名前 ※必須
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
削除の理由 ※必須

なぜこの小説の削除を依頼したいですか

ご自分で投稿した小説ですか? ※必須

この小説は、あなたが投稿した小説で間違いありませんか?

削除後に復旧はできません※必須

削除したあとに復旧はできません。クレームも受け付けません。

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL
/ 60

コメント
[69]

小説通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

※できるだけ具体的に記入してください。
特に盗作投稿については、どういった部分が元作品と類似しているかを具体的にお伝え下さい。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
小説のタイトル
小説のURL