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【参加終了】無くした記憶と宝探しの旅

#30

鬼道國の森


義人side

旅に出てからもうすぐ一ヶ月になる。
月華國の中間地点である森の中。

灯火「ええと…クマですね、あれ。」

遠くの茂みから見える黒の巨体。
150cmはあるだろう。

黒鵜「倒します?」

おいおいちょっと待て。
義人「僕とまこちゃん死ぬよ?」

クマはこちらに気がついたようだ。

照「ひぇ…」
誠「イヤ、キミニキガイヲアタエヨウトシテイルワケジャナインダ。ナカヨクシヨウ!ウン!」
すごいカタコト…

美莉愛「はられ様達に近づかないでください!食べるなら私を!」

はられ「…クマ、こっち見てるだけですよ?」
灯火「じゃあ退散しましょうか、ゆっくり、背中をクマに見せないようにして。」

誠「わ、わかった…」

[水平線]

凪side

誠「…ってこともあったよねぇ〜」

現在位置、鬼道國…の森の中。
もうすぐ目的の港に着く。

記憶を取り戻したら、ここでのことも忘れてしまうのかな。

灯火「怖いこと言わないでくださいよ…」
はられ「ここも森の中なんですから…」

みんな無理やり笑っているが、出発の時よりも活気がない。

義人「う…」
黒鵜「大丈夫ですか!?」

義人が急にしゃがみ込んだ。
義人「はぁッ…はぁッ…黒鵜…ごめんなさい、ごめんなさい…逃げてごめんなさい…」

頭を抱え、唸る。

照「よ、義人さん!ど、どうしたんですか!?」
凪「逃げる…黒鵜…謝罪……フラッシュバック?」

親友を目の前で亡くし、自分は逃げ帰った。
その因縁の場所に近づいてきたのだから無理もない。

凪「義人くん、落ち着いて。深呼吸、深呼吸。」
誠「凪、手伝えることない?」
凪「背中撫でてあげるくらいしかわかんない!」

義人「ごほッ…ん、うん…もう大丈夫、ありがとう。」
いつの間にか回復した義人。
灯火「大丈夫ですか?」
義人「大丈夫!…もっと辛い場所に行くんだから、こんぐらいでびびってらんないっつの!」

自分を勇気づけるように立ち上がり、先頭に立って歩き出す。

誠[小文字]「…また、何もできなかった。」[/小文字]



[水平線]

作者メッセージ

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆←これめっちゃかわいい

2024/12/24 06:33

すい ID:≫9pzU0bZ.dRYFw
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