照side
黒鵜「美莉愛御仁、大丈夫ですか？」
美莉愛「み、美莉愛これくらいで負けてたらはられ様に仕えることできるわけないんだから！」
いやまじで大丈夫？でっかいたんこぶできてますけど…
灯火「ところではられ様、とは誰でしょうか？」
それずっと気になってた！
美莉愛「もうすぐ分かるから大丈夫！ほらついたよ！」

ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ

扉が開くと同時に美莉愛がひざまずく。
美莉愛「はられ様！お連れしました！」
???「ありがとう、ってたんこぶ…またやったんですか？」
照「…！」
美莉愛「面目ない…」
はられ様、と呼ばれたその女の子は黒髪に赤メッシュでお面のせいで顔が見えないがどこか惹かれるような雰囲気を持っていた。
はられ「こんばんは。[漢字]九条[/漢字][ふりがな]くじょう[/ふりがな]はられです。先程は美莉愛が失礼しました。」
誠「あ、ども。誠です。」
灯火「灯火です。」
凪「凪でーす!!」
黒鵜「黒鵜です。はられ御仁、よろしくお願いします。」
あの子に目が惹きつけられる。心臓が脈打つようなこの感じ…なんだろう？?
照「…」
凪「照くーん！ちゃんと挨拶しなきゃだめだよっと」
ﾄﾞｺﾞｯ
照「ギャッ!!」
いたた…急にどつかないでよ。
照「て、照…です…ｲﾃﾃ…」
はられ「だ、大丈夫ですか？」
[水平線]誠side
美莉愛「はられ様っ！お面外すの忘れてますっ！」
はられ「あ、ちょっとまっていま外すわ」
敬語だったからわかんなかったけどこう見るとあたしより年下かな？
ｶﾗﾝ
お゙っ…顔面偏差値高すぎだろ…ばか可愛い…
え？推しにめっちゃ似てる！もう崇めたろ！
はられ「え、と、皆さんなんとお呼びすれば？」
誠「呼び捨てで構わんよ〜」
灯火「私も呼び捨てで…あだ名は嫌ですけどね」
じゃあ凪やばいじゃん
凪「(ガン無視)僕も凪、とかって呼んでいいよ！」
照「僕も呼び捨てが嬉しい…」
黒鵜「何でも大丈夫です」
みんな呼び捨て志望じゃん
はられ「じゃあ皆さん呼び捨てで…あ、私のことははられと呼んで下さい。たぶん皆さんより年下ですから。」
誠「いくつ？」
はられ「11です」
おお✨年下だ！
誠「あたし12歳なんだ〜よろしく！」
はられ「よろしくお願いします。ところで…」

[中央寄せ][大文字]皆さんはどうしてこんな山奥に？[/大文字][/中央寄せ]