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【参加型】地獄の番人

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皐「閻魔様、俺と”[漢字]血猫[/漢字][ふりがな]けっびょう[/ふりがな]”から頼みがあるんすけど」
椿と皐が訪れたのは、地獄の中でも最高位の”[漢字]閻魔大王[/漢字][ふりがな]えんまだいおう[/ふりがな]”が居座る地獄の門だ。
二人が訪れたのはある問題が起きたからだ。
皐「閻魔様、”天国”へ行く許可をくれ」
閻「………何故だ、番人であるお前が”天国”へ行くなど」
皐「”天国”の連中に俺の”鳴り鈴”が奪われたんだ。あれがないとマトモに仕事ができねぇ」
椿「閻魔様、これは本当の事じゃ。地獄にいる子鬼達から情報を聞いた。”入獄許可がない天使がおる”と」
椿が書類を見せると、閻魔は太い眉を潜めた。
閻「……今回は特例だ、だが、もう一人番人を連れて行け。”天使”に見つかると厄介だ」
閻魔はそう言いながら、三つ赤色の宝石がついた首飾りを渡した。
皐「こりゃあ……”[漢字]獄隠[/漢字][ふりがな]ごくいん[/ふりがな]”じゃないすか」
椿「”地獄”の者の姿と気配を隠す、あれか?初めて見たわい」
閻「いいか、絶対に見つかるんじゃないぞ」

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2024/08/13 17:28

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