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【参加型】六ツ美河高等学校2年生の恋愛事情

#4

一話

りゆるside
妹と家から学校への道を半分くらいまで歩いた時、同じ高校の制服を着た人を2人見かけた。

その人のうちの1人、女子の方は今、猫に向かって騒ぎ立てている。
猫に向かって騒ぎ立てている?

??「にゃーお!にゃー!!」

と騒ぎ立てる女子生徒を温かい目…あた、た、かい目…うん。そういうことにしよう。温かい目で見守る男子生徒。

??「穂鳥やめて誰か来たら俺も変な人だと思われちゃう」

穂鳥「[漢字]陽彩[/漢字][ふりがな]ひいろ[/ふりがな]は変な人じゃないからいいじゃん。猫ちゃんと仲良くしたいだけなのに」

穂鳥、と呼ばれた女子生徒が、陽彩と呼ばれた男子生徒の方を向いて頬を膨らませる。

りゆる「え、あの人何してんの…」

言いかけたところで、双子の妹のはんなが飛び出した。

はんな「穂鳥~っ!」

穂鳥「ひゃあああぁぁっ!何っ!?、、あ、はんな!?」

陽彩「穂鳥うるさい近所迷惑」

陽彩が続けてそういう。

あ…そういえば「穂鳥」ってよく聞く名前だな。

あっ!

りゆる「お前が桐宮 穂鳥?...いつも妹と仲良くしてくれてありがとな!」

穂鳥「……誰?」

陽彩「失礼だな」

はんな「私のお兄ちゃんだよ~!」

穂鳥「へぇ~、学校でも目立ってた気がする…確か雪月華りゆ…雪月華!?!?はんな、聞いてないけど!?」

陽彩「遅いぞ穂鳥」

次々とツッコんでいく陽彩。

穂鳥「まあいいや、一緒に学校行こー、猫逃げちゃったし」

陽彩「まあいいのか」

猫は、穂鳥の「ひゃあああぁぁ!」で逃げた。

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2024/08/05 12:20

翡翠 ID:≫4pMLygatNXo7c
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