＿＿＿＿＿そのまま海琉とステージを進んでいった。
途中、なんかめっちゃデカいスライムとかスタルマンとかに襲われたけど、大体は海琉との連携でどうにか出来た。
『やっとゴールか……』
海「長かったね〜他の人たちも無事だといいんだけど」
目の前のゴールに向かって歩く。その途端、足元から不自然な音が聞こえた。
＿＿＿＿カチッ＿＿＿＿
『ん？』
足元を見た瞬間、横から針が飛んでくる。
海「ッ！フレムッ！」
海琉の声を聞いて、飛びかけていた意識が戻ってくる。そして同時に詠唱を唱えた。
『【フレイムヘイズ】”[漢字]焔の完全立体[/漢字][ふりがな]パーフェクト・フレイムキューブ[/ふりがな]”！』
焔のバリアがオレと海琉の周りに出現する。お陰で針は俺達の元まで到達せず、焔によって燃え尽きた。
海「まさかの不意打ちだね、びっくりした」
『心臓止まるかと思ったわ』
受験生殺す気かよ。