ネズミの正体
#1
ついてくるネズミ
[太字][明朝体]ある暑い夏の日のことだった。[/明朝体][/太字]
あ~、何もすることがない…と思っていたら、一匹のネズミが自分にずっとついてくる。軽く手で触っても、逃げたりはせずに、ずっとついてくるだけだった。自分は、ネズミを[漢字]放[/漢字][ふりがな]ほう[/ふりがな]っておいて家に帰った。
さすがに、家には入ってくるまいと思っていたが、やはり入ってきてしまった。自分は、もういっそのこと、ペットにしてやろうと決めた。ゲームをするときも、食事のときも、寝るときも...ずっと一緒にいた。
次の日になると、ネズミが自分のことを起こしてくれる優しいネズミになった。買い物のときは、「暑いけど、ちょっと待っといてな」と言って急いで買い物をした。次の日も、その次の日も、毎日一人暮らしだった自分にはとても楽しい日々だった。
そんなある今は亡くなっている母の誕生日に、ネズミが、ケーキの絵の描かれた本をくわえて持ってきた。「なんだっけ?この本?」と思いながら本を開いてみると、毎年の母の誕生日の記録が載っていた。
[大文字][太字]続く!(^^)![/太字][/大文字]
あ~、何もすることがない…と思っていたら、一匹のネズミが自分にずっとついてくる。軽く手で触っても、逃げたりはせずに、ずっとついてくるだけだった。自分は、ネズミを[漢字]放[/漢字][ふりがな]ほう[/ふりがな]っておいて家に帰った。
さすがに、家には入ってくるまいと思っていたが、やはり入ってきてしまった。自分は、もういっそのこと、ペットにしてやろうと決めた。ゲームをするときも、食事のときも、寝るときも...ずっと一緒にいた。
次の日になると、ネズミが自分のことを起こしてくれる優しいネズミになった。買い物のときは、「暑いけど、ちょっと待っといてな」と言って急いで買い物をした。次の日も、その次の日も、毎日一人暮らしだった自分にはとても楽しい日々だった。
そんなある今は亡くなっている母の誕生日に、ネズミが、ケーキの絵の描かれた本をくわえて持ってきた。「なんだっけ?この本?」と思いながら本を開いてみると、毎年の母の誕生日の記録が載っていた。
[大文字][太字]続く!(^^)![/太字][/大文字]
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