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声の届かぬ世界で

#6


次の日・・・
伊藤(今日は7時に学校に着いたぞ。しかも・・・)
  ([大文字]職員室に入っちゃいましたー☆[/大文字])
そして、伊藤は金庫の前に着く。
伊藤(よし・・・パスワード入れるぞ・・・!)
1、、9、、1、、9、、!
ガチっ。
ひとのけはいがした。。
伊藤(やばい!早く開けないと・・・!?)
金庫が開かない。
パスワードが間違ってる?
ガチャ!
先生「いやぁ、張り切っちゃって早くきちゃったな。」
伊藤(!!)
顔が一瞬見えた。生徒指導の[漢字]角味太郎[/漢字][ふりがな]かどみたろう[/ふりがな]先生だ。
バレるとめっっっちゃ怒られるぅ・・!
ゆっくり、バレずに姿勢を低く・・・・!
角味「よし、俺トイレ!」
そして、角味は出て行った。
伊藤(いまだぁぁぁぁぁ!)
その時、一瞬だけ見えた。
吹奏楽部の連絡票に、[大文字]3[/大文字]と書いてあったのが・・・



伊藤(◯939・・・なんだ、この数字は・・・。)
休み時間、伊藤は考えていた。
周りの音が聞こえないので、考え事は集中できる。
伊藤(お兄ちゃんが言ってた通り行くなら、何かの年代って事になるのか。)
  (いや、そうなると1939年しかないな・・・・それは無いか。)
  (そもそも、一文字の部活ってなんなんだ?)
そう考えていると、鶴沢がやって来た。
鶴沢『やっほー。なんか分かった?』
伊藤『まだ全然。一桁目が分かんないんだ。』
鶴沢『確かに。一文字の部活ってなんだろうね。』
伊藤『そこが問題なんだよ。そんなん無いじゃん。』
鶴沢『無いよね〜。1番の課題だね〜。』
伊藤『また考える事にするよ。』
そして、時間がたった。
伊藤『じゃあ、また明日!』
鶴沢『じゃあね!』
そして、今日は運動場には行かずに家に帰る。
伊藤「ただいま〜・・・」
家にはまだ誰もいない。珍しい事に父は外出中だ。
伊藤(なんか・・・眠いな。)
学校で色々考えすぎていた。頭がうまく回らない。
伊藤(眠・・・・い。)
そして、少し深い眠りについた。


廻「・・・!」
伊藤「ん・・・・?」
廻「・・・・よ!」
伊藤「なんだ・・・なんて言ってるんだ・・・?」
廻「・・・えないでよ!母さん!道子!」
伊藤「母さん?道子?誰だ・・・?」
廻「逝かないでよ・・消えないでよ!みんなぁぁぁぁ!!!」
伊藤「はっ!!!」
勢いよく目覚める。
伊藤「はぁ・・はぁ・・今のは・・・?」
廻君・・・何が起こったんだろう・・・。

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作者メッセージ

どうも戸部夏実です。
本当にご迷惑をおかけしました。
ごべーーーーん!!!

2024/09/18 20:18

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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