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声の届かぬ世界で

#5


伊藤「あと3桁・・・か。」
1人で呟いてみた。
伊藤(問題はあそこなんだよな・・・)
  (一文字の部活ってあったか?)
  (何かありそう・・・まあ、寝よう。)
そして、深い眠りについた。
廻「・・・・るの?・・・え。」
ん?この声は・・・廻君?
廻「どうしてこんな事するの?ねえ。」
なんの話だ・・・目の前が見えない・・・・
廻「家族に会いたいよ・・・!」
家族・・・誰の事d・・・・うっ、意識が・・・・!
伊藤「はあぁ!!!」
勢いよく目覚める。しかし、目覚めはとっても悪い。
伊藤「廻君・・・あの子は一体・・」
そんなこんなで、学校へ行く準備をした。
伊藤「行って来ます。」
俊亮「・・・・・」
やっぱり、今日も・・・・・
俊亮「[大文字]気をつけろよ[/大文字]」
伊藤「?」
父が、何か言った。
なんて言ったんだろう・・・分かんないな。
まあ、今はパスワードを解くことに集中しよう。



伊藤「おはよう。鶴沢さん。」
鶴沢『おはよう!何か分かった?』
伊藤「パスワード1桁分かったよ。」
鶴沢『本当に?頑張ってね!』
伊藤「うん。任せてよ!」
あと3つ。1日1個ペースなら3日で終わる。
早く、みんなの声を聞きたい。
[大文字]あの人の声を。[/大文字]


放課後・・・
伊藤「さて、グラウンドに来たぞ。」
  「前はたまたまサッカー部の動作で分かったけど、今回はどうかな・・・。」
10分ほど、グラウンドを凝視していた。
伊藤(変わった動きは無し・・・か。)
  (あ、室内部活も見にいくか・・・)
その時
コロン・・・
伊藤「あ、ボールだ。」
ん?あ、先輩がこっちに手を振ってる。
投げてあげy・・・・!?
その時、拾ったボールには書いてあった。
[大文字]9[/大文字]と。



その日の夜・・・
伊藤(◯9◯9・・・分からない。)
  (一体、なんの数字なんだ?)
  (4桁だから、何かの年代って事だと思うけど・・・。)
春馬『どうした?希一。』
伊藤「あ、お兄ちゃん。」
春馬『なにを悩んでんだ?』
伊藤「ねえ、2桁目と4桁目に9が入る数字で思い当たる年代ってない?」
春馬「2と4・・年代・・・9か。」
伊藤(頼む、知っててくれ!!)
春馬『あ、思い出した。』
伊藤「え!なに!」
春馬『[大文字]アイルランド独立戦争[/大文字]』
  『これだけ覚えてるんだよ。』
伊藤「!!!」
アイルランド独立戦争・・・確か年代は、
[大文字]1919年[/大文字]

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作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
では、皆さんもご一緒に。
英語は、くs

2024/08/30 22:56

戸部夏実 ID:≫.psyZPMB6Zfrw
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