声の届かぬ世界で
伊藤が眠りについて1時間が経過した。
伊藤が夢を見始めた。
??「ねえ、君は誰?」
伊藤「うぅん・・え?これは・・誰?」
??「だから、君は誰?」
伊藤「ええと、僕は伊藤希一だよ。」
廻「分かった。僕は[漢字]廻[/漢字][ふりがな]めぐる[/ふりがな]。よろしく。」
伊藤「宜しく。廻君。」
廻「早速なんだけど、お願いを聞いてくれないかな?」
伊藤「お願い?なに?」
廻「君の学校で、錆びた時計を見つけてほしいんだ。」
伊藤「錆びた時計を?」
廻「そう。もし見つけてくれたら・・・・・」
「君の聴力を元に戻しあげるよ。」
伊藤「!?」
聴力を・・・戻す?
伊藤「・・・分かった。探すよ。」
廻「ありがとう!じゃあ、また明日。」
そうして、目が覚めた。
伊藤「はあ、はあ、・・・錆びた時計・・・か。」
時刻は午前5時。今から準備をすれば・・・
伊藤「先に学校で探そう。」
そうして、準備を整え、家を出た。
伊藤(周りの音が聞こえないから、声をかけられても分からない・・・)
(でも、探さないと!)
そうして、午前6時10分に学校に着いた。
伊藤(物音を立てずに、門をくぐって・・・・!)
(よし、成功!)
そして、職員室前まできた。
伊藤(僕の予想では、職員室の中の、[大文字]あそこ[/大文字]にあると思うなぁ。)
あそこ・・・職員室の中にある、金庫だ。
学校探検で、一度見たことがあるのだ。
中身は、校長先生以外知らない。
伊藤(でも、パスワードがあったな。じゃあ、まずパスワードを探そう。)
金庫のパスワードは4桁。つまり、数字を四つ見つけなければならない。
伊藤(よし、みんなが来るまでに見つけるぞ!)
そして、1時間半がたった。
伊藤「一つもない・・・・」
いろんなところを探したが、数字らしきところはひとつもなかった。
伊藤「教室の鍵を取りに行こう・・・」
そうして、朝のホームルームが終わって、休憩時間が来た。
伊藤「鶴沢さん!鶴沢さん!」
鶴沢「なになに、どうしたn・・あ、ちょっと待って。手話だったね。」
鶴沢『どうしたの?』
伊藤「夢に出てきたよ。廻君。」
鶴沢『やっぱり?何をお願いされた?』
伊藤「錆びた時計を探してって言われたよ」
鶴沢『錆びた時計?学校にそんな物あるの?』
伊藤「僕は、職員室の金庫にあると予想してるんだ。」
鶴沢『金庫・・・可能性は無くはないわね。』
伊藤「でしょ?」
鶴沢『分かった。私が聞いといてあげる。転校生の立場を利用するわ。』
伊藤「ありがとう!助かるよ」
これで、金庫にあれば・・・・・・!
伊藤が夢を見始めた。
??「ねえ、君は誰?」
伊藤「うぅん・・え?これは・・誰?」
??「だから、君は誰?」
伊藤「ええと、僕は伊藤希一だよ。」
廻「分かった。僕は[漢字]廻[/漢字][ふりがな]めぐる[/ふりがな]。よろしく。」
伊藤「宜しく。廻君。」
廻「早速なんだけど、お願いを聞いてくれないかな?」
伊藤「お願い?なに?」
廻「君の学校で、錆びた時計を見つけてほしいんだ。」
伊藤「錆びた時計を?」
廻「そう。もし見つけてくれたら・・・・・」
「君の聴力を元に戻しあげるよ。」
伊藤「!?」
聴力を・・・戻す?
伊藤「・・・分かった。探すよ。」
廻「ありがとう!じゃあ、また明日。」
そうして、目が覚めた。
伊藤「はあ、はあ、・・・錆びた時計・・・か。」
時刻は午前5時。今から準備をすれば・・・
伊藤「先に学校で探そう。」
そうして、準備を整え、家を出た。
伊藤(周りの音が聞こえないから、声をかけられても分からない・・・)
(でも、探さないと!)
そうして、午前6時10分に学校に着いた。
伊藤(物音を立てずに、門をくぐって・・・・!)
(よし、成功!)
そして、職員室前まできた。
伊藤(僕の予想では、職員室の中の、[大文字]あそこ[/大文字]にあると思うなぁ。)
あそこ・・・職員室の中にある、金庫だ。
学校探検で、一度見たことがあるのだ。
中身は、校長先生以外知らない。
伊藤(でも、パスワードがあったな。じゃあ、まずパスワードを探そう。)
金庫のパスワードは4桁。つまり、数字を四つ見つけなければならない。
伊藤(よし、みんなが来るまでに見つけるぞ!)
そして、1時間半がたった。
伊藤「一つもない・・・・」
いろんなところを探したが、数字らしきところはひとつもなかった。
伊藤「教室の鍵を取りに行こう・・・」
そうして、朝のホームルームが終わって、休憩時間が来た。
伊藤「鶴沢さん!鶴沢さん!」
鶴沢「なになに、どうしたn・・あ、ちょっと待って。手話だったね。」
鶴沢『どうしたの?』
伊藤「夢に出てきたよ。廻君。」
鶴沢『やっぱり?何をお願いされた?』
伊藤「錆びた時計を探してって言われたよ」
鶴沢『錆びた時計?学校にそんな物あるの?』
伊藤「僕は、職員室の金庫にあると予想してるんだ。」
鶴沢『金庫・・・可能性は無くはないわね。』
伊藤「でしょ?」
鶴沢『分かった。私が聞いといてあげる。転校生の立場を利用するわ。』
伊藤「ありがとう!助かるよ」
これで、金庫にあれば・・・・・・!
このボタンは廃止予定です