推しが隣の席に来た?!
#1
転校生。 1
「今日は転校生がいまーす」
そんな先生の言葉に桜丘学園高等部にあるひとつの教室はざわっとなった。
私は神崎 香帆。桜丘学園高等部の1-A。女子。
そんな私は今大好きなアイドル…推しがいるのだ。それは『カラフルプリンス』略してカラプリという三人組アイドルグループのうちの一人の[漢字]篠宮零[/漢字][ふりがな]しのみやれい[/ふりがな]。メンカラはブルーでクール系男子。高身長でめちゃめちゃ[大文字]かっこいい[/大文字]のだ。
「…類です。」今日はスタプリの新曲発売!
「席は…」 数量限定で特典あるから急がないと!
「神崎さんの隣で。」早く授業終わらないかな…
「[小文字]はひっ[/小文字]」
自分の名前が聞こえて急いで返事したらくすくすっと笑い声が聞こえた。私は少し恥ずかしくなり下を向いた。
「日野森さんの事よろしくね。」
ひ、日野森さん?あっ転校生くんか!その”日野森さん”が隣を通った時、
「よろしくね。」
と言ったが返事はなかった。メガネをしていて顔はよくみえない…けど
顔立ちかっこいいなぁ…あれ?見たことあるような……気のせいか、
~~~
数週間後
日野森さんもそろそろクラスに馴染んで…
ないね。(即答)
「日野森さん好きなことは?」(モブ)
「趣味ってあるの?」(モブ)
全部質問は「…」で返す。めっちゃ無口…
隣の席でほぼ毎日繰り広げられていたがそろそろみんなも飽きてきたみたいで日野森さんはずっと一人だ。
でも私は諦めないぞぉ…!
「日野森さんって運動神経いいよね〜習い事とかやってるの?ダンスとか水泳とか!」
「日野森勉強もできてうらやまし〜〜塾行ってるの?」
「日野森さんってアイドルとかって興味ある?カラプリとか!」
『カラプリ』という言葉に反応した気がした(気のせいかもだけど)からわたしはカラプリについて語った。
「カラプリっていうのはカラフルプリンスの略で元気担当メンカラレッドの勇気くん、優しい担当、メンカライエローの大智くん、でなんといっても特に私が推してるのはクール担当メンカラブルーのの篠宮雫くん!」
「零…」
「零くんはね!高身長でイケメンでスタイル抜群っていう最高材料!運動神経もいいし、勉強もできる天才!ダンスのキレがすごいんだよねぇ〜〜!私もあんなふうに踊りたい!って何回おもったんだろ。めっちゃモテそうだよな〜〜〜…」
「うっせ。やめろ。」
「ハッ…つい語ってしまいましt…」
日野森さんの方をみたら日野森さんはそっぽを向いて顔を赤くしていた。
「あれっ顔が赤く…熱ですか?」
「まあ…ああ…そんな感じだな…」
「お大事にしてくださいね…」
私は日野森さんの顔をじーっとみた。
「…雫…くん…?」
その顔は零くんにそっくりで、つい声をあげてしまった。
「はっす、すみません!ついそっくりで…」
「…」
「それにしてもそっくり。長年(三年)推してきた私が間違えるほど。本物じゃない?なんてねははっ…」
そう思ってたら声に出してたみたいで、
「[下線]本物[/下線]…だよ。俺は零だよ。これ以上隠しても仕方がないし。というか個人的に嘘が嫌い…というか…ただ…あの…他人に言うなよ。」
「あっそうですよね。人違いですよn…ってえ?」
「うぇえええ?!モガッ」
「だっ黙れつってんだろ…」
日野森さ…いや、零くんは私の口を塞いだ。
「おえんああい…(ごめんなさい)」
「」
そんな先生の言葉に桜丘学園高等部にあるひとつの教室はざわっとなった。
私は神崎 香帆。桜丘学園高等部の1-A。女子。
そんな私は今大好きなアイドル…推しがいるのだ。それは『カラフルプリンス』略してカラプリという三人組アイドルグループのうちの一人の[漢字]篠宮零[/漢字][ふりがな]しのみやれい[/ふりがな]。メンカラはブルーでクール系男子。高身長でめちゃめちゃ[大文字]かっこいい[/大文字]のだ。
「…類です。」今日はスタプリの新曲発売!
「席は…」 数量限定で特典あるから急がないと!
「神崎さんの隣で。」早く授業終わらないかな…
「[小文字]はひっ[/小文字]」
自分の名前が聞こえて急いで返事したらくすくすっと笑い声が聞こえた。私は少し恥ずかしくなり下を向いた。
「日野森さんの事よろしくね。」
ひ、日野森さん?あっ転校生くんか!その”日野森さん”が隣を通った時、
「よろしくね。」
と言ったが返事はなかった。メガネをしていて顔はよくみえない…けど
顔立ちかっこいいなぁ…あれ?見たことあるような……気のせいか、
~~~
数週間後
日野森さんもそろそろクラスに馴染んで…
ないね。(即答)
「日野森さん好きなことは?」(モブ)
「趣味ってあるの?」(モブ)
全部質問は「…」で返す。めっちゃ無口…
隣の席でほぼ毎日繰り広げられていたがそろそろみんなも飽きてきたみたいで日野森さんはずっと一人だ。
でも私は諦めないぞぉ…!
「日野森さんって運動神経いいよね〜習い事とかやってるの?ダンスとか水泳とか!」
「日野森勉強もできてうらやまし〜〜塾行ってるの?」
「日野森さんってアイドルとかって興味ある?カラプリとか!」
『カラプリ』という言葉に反応した気がした(気のせいかもだけど)からわたしはカラプリについて語った。
「カラプリっていうのはカラフルプリンスの略で元気担当メンカラレッドの勇気くん、優しい担当、メンカライエローの大智くん、でなんといっても特に私が推してるのはクール担当メンカラブルーのの篠宮雫くん!」
「零…」
「零くんはね!高身長でイケメンでスタイル抜群っていう最高材料!運動神経もいいし、勉強もできる天才!ダンスのキレがすごいんだよねぇ〜〜!私もあんなふうに踊りたい!って何回おもったんだろ。めっちゃモテそうだよな〜〜〜…」
「うっせ。やめろ。」
「ハッ…つい語ってしまいましt…」
日野森さんの方をみたら日野森さんはそっぽを向いて顔を赤くしていた。
「あれっ顔が赤く…熱ですか?」
「まあ…ああ…そんな感じだな…」
「お大事にしてくださいね…」
私は日野森さんの顔をじーっとみた。
「…雫…くん…?」
その顔は零くんにそっくりで、つい声をあげてしまった。
「はっす、すみません!ついそっくりで…」
「…」
「それにしてもそっくり。長年(三年)推してきた私が間違えるほど。本物じゃない?なんてねははっ…」
そう思ってたら声に出してたみたいで、
「[下線]本物[/下線]…だよ。俺は零だよ。これ以上隠しても仕方がないし。というか個人的に嘘が嫌い…というか…ただ…あの…他人に言うなよ。」
「あっそうですよね。人違いですよn…ってえ?」
「うぇえええ?!モガッ」
「だっ黙れつってんだろ…」
日野森さ…いや、零くんは私の口を塞いだ。
「おえんああい…(ごめんなさい)」
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