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皆はバック走行する一輪車に気を付けてね!

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世界一の天才になった一般人

#5

5話

王「ハルトよ、この町をずっと進むと、他の町がある。その町はここよりずいぶんと発達していてな、魔法なんてものも使えるようになるらしい。」
ハルト「魔法。」
王「剣をやるから旅に出てはどうだろうか。勇者になればお金がたくさんだぞ」
ハルト「あ、ありがとうございます」
[小文字](...まさかの石製)[/小文字]
ハルト「!あぁ紐がほどけてる...」
一同「こいつ今ちょうちょ結びをしたぞ!?やっぱ神だこいつ!!!!!」
ハルト「もうやだ」



ー道中ー
旅人「おいそこのガキ」
ハルト「なんですか」
旅人「お前あのアホ町から出てきたみてえだな」
ハルト「そうですけど」
旅人「お金を賭けて勝負しねえか」
ハルト「僕お金ないです」
旅人「じゃあその剣だ。売りゃあ多少の金になる」
ハルト「...いいですよ」
旅人「[大文字]死ねええええ![/大文字]」
ハルト「おわっあぶね」
(服が切れた!こいつの剣磨かれてるんだ!)
(ただ所詮は磨製石器が限界の脳...フェイントをかければ)
ハルト「[明朝体]ふっなんださっきからその攻撃は左に避ければ当たらないじゃないか[/明朝体]」
旅人「言ったら意味がないだろう!馬鹿が!」
スッ...
旅人(!?こいつ右に!騙された!)
ハルト「てぇい♪」ガァン!
旅人「ヴッ」
ハルト「安心して切ってないから」
旅人「...クソが」
100G手に入れた!

ー隣町ー
おぉー...街灯がある!橋も!金属も!
逆にこの町に足りてないものは何だろうか!
そうだ魔法屋とやらを探さなきゃな...


[まほうや]
ひらがな...はかけてるだけマシか
ハルト「こんにちは」
店主「こんにちは」
ハルト「魔法が覚えれるって聞いてきたんですけど」
店主「あぁ覚えられるよ。君が何を覚えられるかみてあげよう」
ハルト「ありがとうございます!」
店主「うーん...火...水...雷も...土...風も?えっえっえっ君使えない魔法がほとんどないよ」
ハルト「え?」
店主「だいたい覚えられる。全部覚えるかい?」
ハルト「え?あ、はい」
店主「むん!」
ハルト「おぉ!...ぉ?」
店主「へへっジョークジョーク」
ハルト「なんなんですか」
店主「無償で覚えさせるわけがなかろう。1魔法20G」
ハルト「じゃあ5個覚えます。」
店主「まいどあり。じゃ魔法リスト渡すから、これの最後の2ページ以外は覚えれるよ」
ハルト(量多!?30ページ以上あるじゃん...)
ハルト「じゃあ...火魔法Ⅰ、水魔法Ⅰ、爆発魔法Ⅰ、移動魔法Ⅰ...あとひとつ...」
店主「迷うなら適当な奴覚えるといいよ」
ハルト「うーんじゃあ即死魔法。」
店主「OK」
ーーーーーーーーーー
店主「試しにわかりやすいの使ってみなよ」
ハルト「どうやって使うんですか?」
店主「頭の中で唱えて、体中に力を入れるんだ」
ハルト[太字]『爆発魔法Ⅰ』[/太字]



店主「...」
ハルト「[小文字]ごめんなさい[/小文字]」
店主「なんで爆発魔法打ったの?」
ハルト「[小文字]...ごめんなさい[/小文字]」
店主「俺の店は?」
ハルト「ごめんなさい弁償します」
続く

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作者メッセージ

5話終了
とうとう田中ともおさらばですね...
次話からは冒険...ではなく魔法屋の弁償ですね。絶対ぼったくってきそう。

2024/08/18 07:23

作者.png ID:≫12CmoaJaxWtMw
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