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皆はバック走行する一輪車に気を付けてね!

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世界一の天才になった一般人

#2

2話

ハルト「え?じゃあ字間違ってますよ」
店主「まじ?」
ハルト「紙とペンあります?」
店主「持ってくるよ」
かきかき...
[太字][大文字][薬屋][/大文字][/太字]
ハルト「こうですよ」
店主「お、おいお前これってもしかして...漢字か?」
ハルト「そうですけどなにか?」
店主「あってるのか?」
ハルト「このくらい誰でもかけるでしょ...」
店主「[大文字]お前!速く城に行ってこの紙を見せてくるんだ![/大文字]」
ハルト「え?は?」
店主「いいからいけ!」
ハルト「え?はい...」
なんで漢字書いただけで城に行かなきゃならないんだ?
城にて...
門番「おっと要件を言ってから通りな」
ハルト「あっえっと...薬屋の店主にこれを城にいって見せろって...」
門番「!?!?!?」
門番「こっこれは漢字か!?」
ハルト「そうですけど」
門番「王!王様を呼べ!!!」


王「貴様が字を書ける人間か?」
ハルト「逆に他の人は書けないのですか?」
王「当たり前だろうこの町で漢字を書けるのは2人だけだ」
どうなってんだこの町...
王「で、貴様が書いた漢字を見せてみろ」
[薬屋]
王「ほう...くすりやが書けるのか...ならばどうだ、[つるぎ]を漢字で書けるか?」
[小文字]無関係な人A「つるぎだってよ」
無関係な人B「お前ひらがなで書けるか」
無関係な人A「どうだろう...わからんな。」[/小文字]
ハルト「はい」
[剣]
王「やるな。貴様を漢字を書ける民として認めよう。」
ハルト「...ありがとうございます...?」
王「どうしようかな...めでたいことなんだけどどう祝えばいいのかわからん」
王「よし!門番、あの例の石を持ってこい!」
門番「えっ!?あの光る石をですか!?」
王「そうだ!」
門番「わかりまし」
???「ちょっと待てよ」
王「おぉ、田中ではないか。紹介しよう、二人目の漢字を書ける者だ。」
田中「俺はそいつを認めませんよ」
王「なぜだ、こやつは[剣]が書けておる。漢字が書けるではないか」
田中「じゃあそこの、お前は自分の名前を書けるのか?」
ハルト「かけますよ」
[佐藤 陽斗]
田中「さ...何と読むのだこれは」
ハルト「さとう はるとです」
田中「ふんっ、あってるのかも分らん字を出されて俺が納得するとでも?」
田中「算術で戦おう」
王「やめたまえ。算術ができるのはお前だけだろう」
ハルト「[大文字]えっ!?[/大文字]算術ができないのに店があるんですか!?」
王「そうだよ。物を買うときは店主の勘で値段が決まっている。」
ハルト「えぇ...」
田中「[太字]話を聞けい![/太字]貴様に問題だ、10-3はなんだ。」
周り「[大文字]引き算だと!?[/大文字]」
王「難しい問題を出すな...そんな試験方法だったら誰も突破できんだろう」
ハルト「7。」
周り「...あってるのか?」
王「...田中、答えは何なのだ?」
田中「7...です」
周り&王「[大文字]なんだと!?[/大文字]」
田中「まだだ!130-50は!?」
周り「[大文字]3けただって!?[/大文字]」
王「[大文字]あんなの一か月かかっても解けるはずがない![/大文字]」
ハルト「80。」
田中「正解...だと...」
周り&王「[大文字]な、なんなのだあいつは!?あの問題、田中でさえも解くのに3日かかったはず!それをたったの数秒で![/大文字]」
ハルト「...じゃあ僕から...3×5は?」
周り&王「[大文字]なんだと!あいつ今、掛け算を!?[/大文字]」
田中「それは俺がまだ、解けていない問題...」
ハルト「いや15ですよふざけてるんですか」
一同「[大文字]解けているのか!?[/大文字]」
田中「おい門番![確かめ]をしろ!」
門番「はっ!」
門番「えっと...3つの石の塊が5個で...1,2,3...[大文字]15です![/大文字]」
一同「!?」
田中「あ...[小文字]ぁ...[/小文字](泣)」
王「あのガキが...ここの誰よりも賢い...」
[打消し]つづ>[/打消し]
つづく

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作者メッセージ

2話完成...ていうか、1話の文字数多すぎたから分けただけなんだけども...
皆さんは130-50解けるでしょうか?僕は一瞬ハルト「90。」と書いてしまいました。すぐ気づきましたが、驚きましたね...俺は田中以下じゃないか。

2024/08/18 04:15

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