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皆はバック走行する一輪車に気を付けてね!

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世界一の天才になった一般人

#1

1話

僕の名前は[太字]佐藤ハルト[/太字]。自分でも自覚している無個性な人間。
苗字名前は日本で一番多いし、成績はオール3、身長は167cm。
瘦せ型でもなければ肥満でもなく、ほとんどのステータスが平均的な僕。
学校が終わり今下校中だ。
[大文字]???「そこの君!危なーい!!!!!」
[/大文字]目の前から来たのはバック走行している自転...一輪車だ!
ハルト「えっどゆk」



神様「ハルト...目を覚ますのだ...」
zzz
神様「目を...覚ますのだ...」
zzz...
神様「目を...」
zzz...
神様「もういいよ行け」

目を覚ますと、見知らぬ街にいた。3人くらいのチンピラに囲まれている。
チンピラA「おいそこのガキ」
チンピラB「立てよ」
チンピラC「立てねえのか?あ?」
どうしよう...立ったほうがいいのだろうか...
チンピラA「おい立てよ!」
ハルト「あっはい!」
立ってしまった...何されるの僕...
チンピラB「なんだよけがはねえのか」
チンピラC「へっ気持ち悪かったんだろこの先に薬屋があるぜ」
チンピラA「じゃあな」
あの見た目でいい人なことある!?上裸なのに!?
違う、そんなことよりここはどこだ。
神様「...[小文字](説明の手間省いたからなぁ...)[/小文字]」
確か俺は...バック走行した一輪車にひかれたはず...
神様「君の脳内に説明を刷り込むよ」
ハルト「えっ誰...なるほど俺は転生したんだな」
とりあえず町を探検しよう。
さっきいい人がこの先に薬屋があるとか言ってたな...行ってみるか
[>すいや]
...薬屋ってどこだ?まさかこれじゃないだろうな。
[>すいや]だもんな。薬屋じゃない。
チンピラA「おっさっきのガキじゃねえか」
チンピラB「それが薬屋だぜ」
ハルト「あっ...ありがとうございます」
こういう名前の店なのかな...
ハルト「こんにちはー...」
店主「おーこんにちは。どうしたんだ具合でも悪いのかい」
ハルト「あーいや、ちょっとこの町のことを知りたくて...」
店主「すまないな。俺ぁあんま道がわかんなくてな。聞きたいなら城に行ってみるのがいい。あそこならどこからでも見えるから迷わずに行けるだろう」
ハルト「ありがとうございます。あ、あとどうしても気になったんですけど、このお店ってなんで[>すいや]って名前なんですか?」
店主「だいなりすいや?お前字が読めねえのか。ありゃくすりやって書いてんだよ」

...何言ってんだこいつ
[打消し]つづ>[/打消し]
つづく

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

一話終了
誰か読んでくれんのかね?これ。
みんなも自分が天才になりたいからって、
バック走行してきた一輪車にぶつからないようにね。

2024/08/18 04:04

作者.png ID:≫12CmoaJaxWtMw
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