【参加〆】孤城の姫と夢世界
気が付くとそこは森だった。
「みなさん,起きてください。いつの間にか寝てたみたいです。」
…あれ,体が黒
「きゃぁぁぁぁぁぁ!」
周りを見るとカラスたちがいた。
「か,カラス!」
しゃべってる?この声,メイドの如月さん?
「っちょとまってくれよ。お前もしかして瀬戸宮か?」
「じゃぁお前流幻翠!?」
もしかしてここに居るカラスって…
「このピンクのバンダナつけてるカラスは姫宮さん?」
「そうですわ。…こんな姿,醜いにも極まりありませんわ!」
本当にみんななんだ…。
けど,どうしてこんなことになっちゃったの?…もしかして。
「[太字]姫の願いを叶えない、聞かない場合は天罰が下されます。[/太字]」
これだ。私たちが姫に水を渡せなかったからだ。
「ったく!どうしてこんなことに巻き込まれないといけないんだよ!」
そういったのは星馳さんだった。
「…うう。」
私だって,こんなことに巻き込まれるんなら願い事なんてしなかったらよかった。
「明日ちゃん,ごめんね。みんなも,弱音ばっかり言わないで前見よ!」
「海鳴さん…。」
「ね!一度お城に戻って姫に謝ったら戻してもらえるかもしれないし!」
海鳴さんには今日,何度助けられただろう。感謝しかないよ。
「そうだな!」
星馳さんが立ち上がった。
「ははっ,さて,戻るか。」
私たちは小さな足で姫のいる城まで戻った。
「カーカー(門番さーん)」
「あ?なんだこのカラス。」
「アーアー(入れてくれよー)」
「やんのか?」
違うのに,今私たちはカラスだから言葉が通じないんだ。
「ガー(ごめんなさい!)」
一旦私たちは近くの森に避難した。
「どうしようか。」
ほんとに,どうしよう。
「飛んでいく?」
「そうしようか。」
これがすごく難しかった。
ーーー1時間後ーーー
「よし!コツつかめたぞ!」
一番初めに飛んだのは瀬戸宮さんだった。
「俺が話してくるよ。」
そう言って瀬戸宮さんは姫のいる部屋まで飛んで行った。
「私も飛べるようになったよ!気持ちいいわぁ。」
「離羅,わたくしも飛べるようになりましたわ!」
どんどんみんなも飛べるようになる。
「!」
とうとう私も飛べるようになった。…風が気持ちい。
その時だった。
「おーい!」
瀬戸宮さんが顔色を変えて帰ってきた。
「だ,誰もいなかったんだ。門番も,浅葱さんも。」
「どういうこと?」
「それだけじゃない。現実に帰るための門もつぶれてなくなってたんだよ。」
本当に私たち,どうなってしまうの。
「みなさん,起きてください。いつの間にか寝てたみたいです。」
…あれ,体が黒
「きゃぁぁぁぁぁぁ!」
周りを見るとカラスたちがいた。
「か,カラス!」
しゃべってる?この声,メイドの如月さん?
「っちょとまってくれよ。お前もしかして瀬戸宮か?」
「じゃぁお前流幻翠!?」
もしかしてここに居るカラスって…
「このピンクのバンダナつけてるカラスは姫宮さん?」
「そうですわ。…こんな姿,醜いにも極まりありませんわ!」
本当にみんななんだ…。
けど,どうしてこんなことになっちゃったの?…もしかして。
「[太字]姫の願いを叶えない、聞かない場合は天罰が下されます。[/太字]」
これだ。私たちが姫に水を渡せなかったからだ。
「ったく!どうしてこんなことに巻き込まれないといけないんだよ!」
そういったのは星馳さんだった。
「…うう。」
私だって,こんなことに巻き込まれるんなら願い事なんてしなかったらよかった。
「明日ちゃん,ごめんね。みんなも,弱音ばっかり言わないで前見よ!」
「海鳴さん…。」
「ね!一度お城に戻って姫に謝ったら戻してもらえるかもしれないし!」
海鳴さんには今日,何度助けられただろう。感謝しかないよ。
「そうだな!」
星馳さんが立ち上がった。
「ははっ,さて,戻るか。」
私たちは小さな足で姫のいる城まで戻った。
「カーカー(門番さーん)」
「あ?なんだこのカラス。」
「アーアー(入れてくれよー)」
「やんのか?」
違うのに,今私たちはカラスだから言葉が通じないんだ。
「ガー(ごめんなさい!)」
一旦私たちは近くの森に避難した。
「どうしようか。」
ほんとに,どうしよう。
「飛んでいく?」
「そうしようか。」
これがすごく難しかった。
ーーー1時間後ーーー
「よし!コツつかめたぞ!」
一番初めに飛んだのは瀬戸宮さんだった。
「俺が話してくるよ。」
そう言って瀬戸宮さんは姫のいる部屋まで飛んで行った。
「私も飛べるようになったよ!気持ちいいわぁ。」
「離羅,わたくしも飛べるようになりましたわ!」
どんどんみんなも飛べるようになる。
「!」
とうとう私も飛べるようになった。…風が気持ちい。
その時だった。
「おーい!」
瀬戸宮さんが顔色を変えて帰ってきた。
「だ,誰もいなかったんだ。門番も,浅葱さんも。」
「どういうこと?」
「それだけじゃない。現実に帰るための門もつぶれてなくなってたんだよ。」
本当に私たち,どうなってしまうの。
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