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私の推しが、この世界に現れた!?

#7

皆で食べたナポリタン

次の日。
「うえぇぇぇぇぇえんっ・・・。」
「おい、どうした?」
「は?な、なんで泣いてんだよ!?」
「大丈夫か〜?」
朝、コスモワールドに行ってみると、皆来ていて。
でも私は朝からどんより気分。
昨日、学校だったということを完全に忘れて、あのあとずっと家でゴロゴロしていたんだ。
夕方くらいになってから、気づいて。
毎日絶対に学校に行っていたのに!
「皆勤賞が・・・・・・。」
「カイキンショウ?」
「毎日学校に行って偉いですねっつうくだらねぇ賞だよ。」
そして今日、休んでしまったから今日こそは絶対に行くぞ!!と思ったら、まさかの土曜日。
「あ、そういえば、お前の世界どうなってんだ!?」
「ルーナの野郎がお前の護衛をしろっつってたよな。」
「お前の世界にいかねーと護衛にならねーし、いくか。」
「えぇ!?」
ちょ、ちょっと待って、部屋きれいになってるかな、大丈夫?
というか皆が私の家に来るの!?
・・・死ぬ。
「行くぞー!」
「わああぁ!!ちょっと待って!!!」
犬夜叉が早速行こうとしているのを慌てて阻止。
「私が!先に!行くから!!待ってて!」
そう行って、急いで自分の世界に戻る。
・・・だ、大丈夫。
多分大丈夫!!
良かった、そこまで散らかってない・・・。
ホッとしていると、皆が来て。
「お?部屋?井戸じゃねぇのか?」
何言ってるの犬夜叉・・・?
そう思ったけど、すぐにピンときた!
犬夜叉のコスモワールドの入口は、骨喰いの井戸なんだ!
「うん。私は部屋のクローゼット。そうだ、皆、お昼私がなにか作ろっか?」
「飯!!!!」
すぐさま反応する犬夜叉。
「なんかリクエストあったら作るよ。でも、買い物には付き合ってほしいかなぁ。荷物、少し持ってくれると助かる。」
買い物は毎回、買ったものが重くって大変なんだ。
男は力持ちだからとっても頼りがいがある。
「飯だー!飯ー!!」
「こらこら!!」
窓から早速外に出ていこうとする犬夜叉を慌てて止める。
「念の為、犬夜叉はキャップ被っといてね!悟と松田は・・・。普通に私服だし、大丈夫かな?」
犬夜叉が少し心配だけど・・・。
コスプレイヤーだって思われれば大丈夫かな?

「このね!スーパーは新鮮な野菜がたっくさんあるんだよ!」
「分からん。」
「ガーン!!!」
私がよく行く、スーパーで、今日のお昼の食材を買う。
「ソーセージと、玉ねぎと、ピーマンと・・・。あ、悟、カレー粉あそこにあるから取ってきて!黄色いやつ!」
「おう!」
「あと・・・、あ、ケチャップが切れてるんだった。松田、ケチャップ取って!」
「・・・これか?」
「うん!ありがと!」
「俺は!?」
犬夜叉が私に役割を求めている。
犬夜叉、問題起こしそうだから怖いんだよなぁ・・・。
「暴れないなら、あそこのお菓子コーナーで、ほしいお菓子買ってきていいよ!」
「菓子ー!!!!!」
すぐにビュンっと風のように行ってしまった犬夜叉。
「ガキかあいつは・・・。」
その姿を見て呆れる松田。
「うん、ガキだねぇ・・・。」

「おい・・・。何だよこの菓子の量は・・・。」
「犬夜叉がたっくさん持ってきたんだよぉ・・・。」
帰り道。
ものすごい量のお菓子が入ったビニール袋を見て、悟が言った。
お菓子も、少しだけを予想してたのに、まさかの10個以上・・・。
「私の小遣いが・・・。」
「わ、悪い・・・。でも全部食うから安心しろ!!」
「いや、別にそれはどうでもいいよ・・・。」
でも、犬夜叉のそういうところも可愛くて好きなんだよなぁ・・・。
「あの人カッコいいっ!」
「モデルさんかなぁ。」
「きゃっ、こっち見た!ヤバっ!」
通りかかる女の子たちが、悟たちを見て反応していた。
そうだよねぇ、カッコいいもんねぇ・・・。

「それじゃ、作ってくるからちょっと待っててね!」
コスモワールドで、買ってきた食材を袋から出す。
最初は、自分の世界で料理するつもりでいたけれど、私の家の机だと、めちゃくちゃ狭いことが発覚。
なので、コスモワールドで、料理は作ることになった。
コスモワールドの机もとっても広いしね。
今日作るのはカレーナポリタン。
簡単に作れて、とっても美味しいんだよ。
まずソーセージを斜めに切って、次に玉ねぎを薄切りにする。ピーマンは最初に半分に切って、また繊維を断ち切るように横に薄切りにするんだ。
そしたら次にフライパンにオリーブオイルを入れて熱する。次にさっき切った玉ねぎ、ソーセージを入れて、炒めて、次にケチャップ、カレー粉、コンソメ、塩、こしょうを入れる。そしたら水を入れて、混ぜる。
スパゲッティを半分に折って加え、よく混ぜる。
蓋をして、時間になったら蓋を取り、ピーマンを入れて、お皿に盛り付けていく。最後に、粉チーズをふりかけて、[大文字]完成[/大文字]!!
「はい!今日のメニューはカレーナポリタンでございます!」
「「「おおぉぉぉぉ!!!」」」
「うまそー!」
「ちゃんとした料理って、いつぶりだろうな・・・。」
「飯ー!!!!」
犬夜叉が即食べ始めていて、苦笑いをこぼす私。
皆美味しそうに食べてくれるから、とっても嬉しかった。
「たくさんあるから、どんどんおかわりしてね!」
「おかわり!!!」
「はやいってば。」
今日、この時間は、私にとって、悟たちとの最初の素敵な思い出になった。

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作者メッセージ

ナポリタンのメニューは多分ちゃんとかけてると思う!(心配)
ナポリタン好きな人はコメントしてねー!
食べたのとない人は絶対に食べて!美味しいから!!
あと、皆、私のお話、読んでくれて本当にありがとう。
読んでくれた人全員に感謝を。

2024/08/03 13:31

りり* ID:≫ppWz01hrCFXNw
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