二次創作
私の推しが、この世界に現れた!?
それから数日後。
いつものように裏庭で皆とお昼を食べて、教室に戻ってきた。
あと2時間やったら授業は終わり。でも今日は剣道を教えに行こうと思ってる。
だから皆には先に帰ってもらったりしておこうかな?
学校にいる間も、外とかで待っててもらってるんだし。
ぼーっと窓の外を眺めていると、犬夜叉が走っているところを見つけてしまった。
おーい!!!!なにしてるの!?!?
他のクラスから見られてないかヒヤヒヤしながら犬夜叉の様子を見る。
すると犬夜叉を悟と松田が追いかけに行っていた。
なにやら言い合っているらしいけど、結局二人に引きずられて犬夜叉たちは裏庭に戻っていった。
なにしてるの、犬夜叉は・・・。
見ていると面白くて、吹き出しそうになった。
「[小文字]・・・・・・んざき[/小文字]・・・神崎!聞いてるのか!!」
「あ、は、はい!!」
犬夜叉たちの方に意識が行っていたので、先生に叱られてしまった。
放課後。
「それじゃあ、またねー。」
「一緒にいたほうがいいんじゃねーか?」
そう皆は心配そうに聞いてくるけど、
「少しの間くらい大丈夫だよー。家とかコスモワールドでゆっくりしてて」
やっぱり皆に迷惑かけられないし。
それに何事もなく平和だし。
私は悟たちと別れて武道場へ向かった。
武道場は校舎から少し離れたところにある。
もともと私の学校は敷地が広いんだ。
剣道をやってる人以外は、大体武道場近くは誰も来ない。
今日は何を教えてあげようかな・・・。
そんなことを思っていると、
[太字]ドーン![/太字]
「わっ。」
少しだけ地面が揺れた。
もしかして地震?そう思ったら、武道場の方から悲鳴が聞こえた。
「うわああぁぁっ!!!!」
急いで駆けつけると、剣道部員の鈴木さんが腰を抜かしていた。
「どうしたの!?」
「バ・・・。」
「ば?」
「ば、バケモノ・・・!!」
鈴木さんが指さしている方に目をやると、見たことのない、動物でもない、植物でもない。
鈴木さんの言うようにバケモノがいた。
妖怪のような、呪いのような、この世界では普通存在しない謎の生物。
もしかしたらこれが、ルーナの言っていた、世界のバランスが崩れるっていうやつかもしれない。
妖怪と呪いが混ざってるみたいな。
私は袋から木刀を出した。
鈴木さんが逃げるまで、少しでも時間稼ぎをしないと・・・。
[太字][大文字]ヴォォォォ!!![/大文字][/太字]
「――くっ・・・。」
なんとか攻撃を受ける。
普通の人だったら大怪我するんじゃないかな。
「逃げて!!」
私が叫ぶと、鈴木さんは、頷いて走って逃げていった。
どうしよう・・・。犬夜叉たちも帰ってしまった。
連絡手段もないから呼べないし。
倒そうと思っても倒せるわけがない。
これは木刀だから切れないんだ。
でも少しでも相手にダメージを与えられれば・・・。
もし私がここで逃げたあと、誰か他の剣道の子たちが来ちゃったら、怪我をしてしまうかもしれない。
こいつをここから離さないと・・・。
そのバケモノは腕を伸ばして攻撃してきた。
いつもは、漫画でよく見ていたけど、現実になるととてもきつい。
皆はそんな中戦ってたと思うとすごいなと思った。
「あっ・・・。」
私は、足を引っ掛けて転んでしまった。
なんとか急いで立ち上がるけど、すぐに攻撃が来たので避けきれなかった。
「――・・・っ・・・!」
ものすごい痛みが私の体を襲う。
体がふっ飛ばされ、私は地面に激突する痛みを覚悟して、きつく目をつぶったけど、
痛みはなく、誰かに包まれていたんだ。
「・・・ったく、1人で無茶しやがって・・・。」
「――悟!!」
悟は私のことを抱き抱えて、地面に着地した。
「美穂を頼む。」
「おう。」
悟は私を松田に預けて、バケモノに立ち向かった。
悟といっしょに犬夜叉も前に出る。
「へっ!こんな雑魚妖怪、秒で倒してやるぜ!!」
そう言って犬夜叉は、鉄砕牙を使わずに、
[太字]「散魂鉄爪!!!」[/太字]
バケモノを攻撃した。
わっ!実際見るとこんな感じなんだ!!
漫画で見ていたものを実際に見ると、とってもカッコいい。
というか、鉄砕牙を使わずにやるってことは、そこまで強くないのかな・・・。
[大文字][太字]ヴォォォォォオオ!![/太字][/大文字]
バケモノが大きく叫ぶと、後ろの方からまたたくさん出てきたんだ。
「なっ・・・!」
なんで、こんなに・・・。
というかどれだけいるの?多すぎるよ・・・!
「チッ・・・。めんどくせぇな・・・。」
そう犬夜叉が言ったと思ったら、悟が前に出た。
[明朝体][太字]「術式順転 出力最大」[/太字][/明朝体]
!!これって・・・!!!
[太字][明朝体]「蒼!」[/明朝体][/太字]
私が、漫画を読んでいるとき、とってもカッコいいと思った、あの技だった。
術式順転、蒼。
悟の技の1つ。
一瞬にして、バケモノがいなくなってしまった。
「すごい・・・!」
「マジか・・・。」
松田もびっくりしている。
そりゃそうだよね。
松田もこんなの、初めて見たんだろうな。
「美穂!大丈夫か!!」
「うん。皆が助けてくれたおかげ。」
「俺なんもしてねーけど・・・。」
「そんなことないよ!」
そう松田は言うけど、怪我した私を支えてくれてたし、バケモノから守ろうとしてくれてた。
なんにもしてなくなんてない。
・・・あと、少し気になることがある。
「皆、先に帰ったんだよね?なんで私がピンチだってわかったの?」
「こいつだと思うぜ。」
「え?」
犬夜叉が見せたのは、あのコスモワールドを行き来するために配られたアクセサリーだった。
「さっき帰ってたら・・・。」
数分前・・・。
「ったくよー、朝から護衛してるってのに、何にもなく今日も終わりかよ・・・。」
「平和だから逆にいいんじゃねー?」
そう松田が言う。
まぁ、平和が何よりだが・・・。
[太字]ズシッ・・・。[/太字]
ん・・・?
急に何かが重くなったような気がした。
あのネックレスか・・・?
そう思って取り出してみた。
「は?なんか濁ってね?」
そう五条が言う。
あのきれいに輝いていたはずの宝石が、段々と濁ってきていた。
「っていうか、俺のやつも・・・。」
「え、まさか俺のも?」
松田と五条のやつも濁っている。
なんで急に・・・。
「美穂・・・?」
そう五条がつぶやいた。
「は?」
「いや、普通意味なく宝石がこんなに濁るかよ。」
「そりゃそうだけどよ・・・。」
「念の為だ。念の為。学校に戻るぞ!」
「おう!」
「はぁ・・・。」
そう言いながら、俺達は学校に戻った。
「つーわけ。」
「なるほど・・・。でも実際どうなのかわからないよね。今日帰ったら、ルーナに聞いてみよ。」
そう言って、皆でコスモワールドに言って聞いてみたら・・・。
[明朝体]「あれ?言ってませんでしたっけ?美穂さんに危険が迫ると、石が濁るんですよね!ごめんなさい!伝え忘れてました♪」[/明朝体]
舌をペロッと出して笑うルーナ。
いやいやいや、忘れるなよ。
少しムカッとなったけど、ルーナの話を聞いた。
[明朝体]「えーっとですね。この宝石は宇宙を表しています。この石は、とてもきれいに輝いていますが、美穂さんに危険が迫って、石自身が危険を察知した場合、輝きを失い、ただの重い石になります。」[/明朝体]
コスモワールドを行き来するだけのものだと思ってたけど、いつもつけてたから良かった。
「俺達が異変に気づいてなかったら、美穂が大怪我してたかもしれねーんだぞ!!」
犬夜叉が、ルーナに向かって怒鳴った。
「い、犬夜叉・・・。」
[明朝体]「うぅ・・・。で、でも、今回は大丈夫だったからいいじゃないですかっ!引き続き護衛の方よろしくお願いします!それでは私はこれで〜・・・。」[/明朝体]
「お、おい!」
ルーナは逃げるようにして消えてしまった。
早く着替えて勉強しないと。
そう思って、自分の世界に戻ろうとしたら、松田に止められた。
「え、どうしたの?」
「お前さ、自分が怪我したこと忘れてんのか?」
そう言うと私の服の袖をまくった。
思った以上にかすり傷がすごくてびっくり。
わー、すごいことになってた・・・。
いつの間に持ってきたのか知らないけど、松田は救急箱(?)を持ってきて、丁寧に手当てしてくれた。
ちょっぴり恥ずかしかったけど、松田はそんなことないよね。
「ごめんね。ありがとう。」
そうお礼をいうと、
「別に・・・。」
とそっぽむいてしまった。
いつものように裏庭で皆とお昼を食べて、教室に戻ってきた。
あと2時間やったら授業は終わり。でも今日は剣道を教えに行こうと思ってる。
だから皆には先に帰ってもらったりしておこうかな?
学校にいる間も、外とかで待っててもらってるんだし。
ぼーっと窓の外を眺めていると、犬夜叉が走っているところを見つけてしまった。
おーい!!!!なにしてるの!?!?
他のクラスから見られてないかヒヤヒヤしながら犬夜叉の様子を見る。
すると犬夜叉を悟と松田が追いかけに行っていた。
なにやら言い合っているらしいけど、結局二人に引きずられて犬夜叉たちは裏庭に戻っていった。
なにしてるの、犬夜叉は・・・。
見ていると面白くて、吹き出しそうになった。
「[小文字]・・・・・・んざき[/小文字]・・・神崎!聞いてるのか!!」
「あ、は、はい!!」
犬夜叉たちの方に意識が行っていたので、先生に叱られてしまった。
放課後。
「それじゃあ、またねー。」
「一緒にいたほうがいいんじゃねーか?」
そう皆は心配そうに聞いてくるけど、
「少しの間くらい大丈夫だよー。家とかコスモワールドでゆっくりしてて」
やっぱり皆に迷惑かけられないし。
それに何事もなく平和だし。
私は悟たちと別れて武道場へ向かった。
武道場は校舎から少し離れたところにある。
もともと私の学校は敷地が広いんだ。
剣道をやってる人以外は、大体武道場近くは誰も来ない。
今日は何を教えてあげようかな・・・。
そんなことを思っていると、
[太字]ドーン![/太字]
「わっ。」
少しだけ地面が揺れた。
もしかして地震?そう思ったら、武道場の方から悲鳴が聞こえた。
「うわああぁぁっ!!!!」
急いで駆けつけると、剣道部員の鈴木さんが腰を抜かしていた。
「どうしたの!?」
「バ・・・。」
「ば?」
「ば、バケモノ・・・!!」
鈴木さんが指さしている方に目をやると、見たことのない、動物でもない、植物でもない。
鈴木さんの言うようにバケモノがいた。
妖怪のような、呪いのような、この世界では普通存在しない謎の生物。
もしかしたらこれが、ルーナの言っていた、世界のバランスが崩れるっていうやつかもしれない。
妖怪と呪いが混ざってるみたいな。
私は袋から木刀を出した。
鈴木さんが逃げるまで、少しでも時間稼ぎをしないと・・・。
[太字][大文字]ヴォォォォ!!![/大文字][/太字]
「――くっ・・・。」
なんとか攻撃を受ける。
普通の人だったら大怪我するんじゃないかな。
「逃げて!!」
私が叫ぶと、鈴木さんは、頷いて走って逃げていった。
どうしよう・・・。犬夜叉たちも帰ってしまった。
連絡手段もないから呼べないし。
倒そうと思っても倒せるわけがない。
これは木刀だから切れないんだ。
でも少しでも相手にダメージを与えられれば・・・。
もし私がここで逃げたあと、誰か他の剣道の子たちが来ちゃったら、怪我をしてしまうかもしれない。
こいつをここから離さないと・・・。
そのバケモノは腕を伸ばして攻撃してきた。
いつもは、漫画でよく見ていたけど、現実になるととてもきつい。
皆はそんな中戦ってたと思うとすごいなと思った。
「あっ・・・。」
私は、足を引っ掛けて転んでしまった。
なんとか急いで立ち上がるけど、すぐに攻撃が来たので避けきれなかった。
「――・・・っ・・・!」
ものすごい痛みが私の体を襲う。
体がふっ飛ばされ、私は地面に激突する痛みを覚悟して、きつく目をつぶったけど、
痛みはなく、誰かに包まれていたんだ。
「・・・ったく、1人で無茶しやがって・・・。」
「――悟!!」
悟は私のことを抱き抱えて、地面に着地した。
「美穂を頼む。」
「おう。」
悟は私を松田に預けて、バケモノに立ち向かった。
悟といっしょに犬夜叉も前に出る。
「へっ!こんな雑魚妖怪、秒で倒してやるぜ!!」
そう言って犬夜叉は、鉄砕牙を使わずに、
[太字]「散魂鉄爪!!!」[/太字]
バケモノを攻撃した。
わっ!実際見るとこんな感じなんだ!!
漫画で見ていたものを実際に見ると、とってもカッコいい。
というか、鉄砕牙を使わずにやるってことは、そこまで強くないのかな・・・。
[大文字][太字]ヴォォォォォオオ!![/太字][/大文字]
バケモノが大きく叫ぶと、後ろの方からまたたくさん出てきたんだ。
「なっ・・・!」
なんで、こんなに・・・。
というかどれだけいるの?多すぎるよ・・・!
「チッ・・・。めんどくせぇな・・・。」
そう犬夜叉が言ったと思ったら、悟が前に出た。
[明朝体][太字]「術式順転 出力最大」[/太字][/明朝体]
!!これって・・・!!!
[太字][明朝体]「蒼!」[/明朝体][/太字]
私が、漫画を読んでいるとき、とってもカッコいいと思った、あの技だった。
術式順転、蒼。
悟の技の1つ。
一瞬にして、バケモノがいなくなってしまった。
「すごい・・・!」
「マジか・・・。」
松田もびっくりしている。
そりゃそうだよね。
松田もこんなの、初めて見たんだろうな。
「美穂!大丈夫か!!」
「うん。皆が助けてくれたおかげ。」
「俺なんもしてねーけど・・・。」
「そんなことないよ!」
そう松田は言うけど、怪我した私を支えてくれてたし、バケモノから守ろうとしてくれてた。
なんにもしてなくなんてない。
・・・あと、少し気になることがある。
「皆、先に帰ったんだよね?なんで私がピンチだってわかったの?」
「こいつだと思うぜ。」
「え?」
犬夜叉が見せたのは、あのコスモワールドを行き来するために配られたアクセサリーだった。
「さっき帰ってたら・・・。」
数分前・・・。
「ったくよー、朝から護衛してるってのに、何にもなく今日も終わりかよ・・・。」
「平和だから逆にいいんじゃねー?」
そう松田が言う。
まぁ、平和が何よりだが・・・。
[太字]ズシッ・・・。[/太字]
ん・・・?
急に何かが重くなったような気がした。
あのネックレスか・・・?
そう思って取り出してみた。
「は?なんか濁ってね?」
そう五条が言う。
あのきれいに輝いていたはずの宝石が、段々と濁ってきていた。
「っていうか、俺のやつも・・・。」
「え、まさか俺のも?」
松田と五条のやつも濁っている。
なんで急に・・・。
「美穂・・・?」
そう五条がつぶやいた。
「は?」
「いや、普通意味なく宝石がこんなに濁るかよ。」
「そりゃそうだけどよ・・・。」
「念の為だ。念の為。学校に戻るぞ!」
「おう!」
「はぁ・・・。」
そう言いながら、俺達は学校に戻った。
「つーわけ。」
「なるほど・・・。でも実際どうなのかわからないよね。今日帰ったら、ルーナに聞いてみよ。」
そう言って、皆でコスモワールドに言って聞いてみたら・・・。
[明朝体]「あれ?言ってませんでしたっけ?美穂さんに危険が迫ると、石が濁るんですよね!ごめんなさい!伝え忘れてました♪」[/明朝体]
舌をペロッと出して笑うルーナ。
いやいやいや、忘れるなよ。
少しムカッとなったけど、ルーナの話を聞いた。
[明朝体]「えーっとですね。この宝石は宇宙を表しています。この石は、とてもきれいに輝いていますが、美穂さんに危険が迫って、石自身が危険を察知した場合、輝きを失い、ただの重い石になります。」[/明朝体]
コスモワールドを行き来するだけのものだと思ってたけど、いつもつけてたから良かった。
「俺達が異変に気づいてなかったら、美穂が大怪我してたかもしれねーんだぞ!!」
犬夜叉が、ルーナに向かって怒鳴った。
「い、犬夜叉・・・。」
[明朝体]「うぅ・・・。で、でも、今回は大丈夫だったからいいじゃないですかっ!引き続き護衛の方よろしくお願いします!それでは私はこれで〜・・・。」[/明朝体]
「お、おい!」
ルーナは逃げるようにして消えてしまった。
早く着替えて勉強しないと。
そう思って、自分の世界に戻ろうとしたら、松田に止められた。
「え、どうしたの?」
「お前さ、自分が怪我したこと忘れてんのか?」
そう言うと私の服の袖をまくった。
思った以上にかすり傷がすごくてびっくり。
わー、すごいことになってた・・・。
いつの間に持ってきたのか知らないけど、松田は救急箱(?)を持ってきて、丁寧に手当てしてくれた。
ちょっぴり恥ずかしかったけど、松田はそんなことないよね。
「ごめんね。ありがとう。」
そうお礼をいうと、
「別に・・・。」
とそっぽむいてしまった。
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