かわいいもの!!
「うぇ…ッ」
今日はなんだか気持ち悪かった。
病院で支給された薬をどれだけ飲んでもどんどん気持ち悪くなるだけ。
誰かに少しだけ頼りたかった。
「鳴、、っ!」
『もしもし、?どうしたの』
「気持ち゛、悪い゛」
『え、──……ちょっと待っててね』
電話を切らずにそのままでいてくれる当たり、鳴の優しさがあふれてる気がする。
『鍵開いてる?』
「開け、た」
『りょーかい』
鳴が走ってる足音が良く聞こえる。
だって、スピーカーだもん。
あんま良く聞こえなかったからさ。
「ねえ、鳴、」
『んー?』
「私ね」
伝えようかな。
「あと4日しか生きられないんだ」
カランと地面にぶつかる音がした。
「鳴、ーー、?」
『寝ててね』
「うん」
そのあとは不思議とぐっすりと眠れたのをよく覚えている。
「おじゃましまーす…」
すやすやと床で眠る桜。
「風邪ひくのに…」
桜はよく風邪を拗らせがちだ。
消えそうなほど儚い桜。
「──…全部、嘘だよね?」
今日はなんだか気持ち悪かった。
病院で支給された薬をどれだけ飲んでもどんどん気持ち悪くなるだけ。
誰かに少しだけ頼りたかった。
「鳴、、っ!」
『もしもし、?どうしたの』
「気持ち゛、悪い゛」
『え、──……ちょっと待っててね』
電話を切らずにそのままでいてくれる当たり、鳴の優しさがあふれてる気がする。
『鍵開いてる?』
「開け、た」
『りょーかい』
鳴が走ってる足音が良く聞こえる。
だって、スピーカーだもん。
あんま良く聞こえなかったからさ。
「ねえ、鳴、」
『んー?』
「私ね」
伝えようかな。
「あと4日しか生きられないんだ」
カランと地面にぶつかる音がした。
「鳴、ーー、?」
『寝ててね』
「うん」
そのあとは不思議とぐっすりと眠れたのをよく覚えている。
「おじゃましまーす…」
すやすやと床で眠る桜。
「風邪ひくのに…」
桜はよく風邪を拗らせがちだ。
消えそうなほど儚い桜。
「──…全部、嘘だよね?」
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