過去への入り口、明日への扉
静かで涼しい図書館。ここは、よく、落ち着くから行っている場所、だと書いてあった。
私はここでいつも記憶障害関連の本を読むそうだ。
そして、忘れないうちにメモをする
『え....えぴ.....えぴそーど.........あった.........』
《エピソード記憶障害について》
私は、本を手に取り席に座った
本をパラパラと捲ると同時にメモを取る
〜エピソード記憶障害〜
・体験した出来事に関する記憶を忘れること
・脳外傷の可能性
『のうそんしょう.......』
私は、【脳外傷】が気になり、脳外傷についての本を探した。
脳外傷の本は、すぐ側にあり、手に取った。
《脳外傷について》
『強く打つことで、記憶障害になりやすい............』
私は、頭を打ったから記憶障害になったのだろうか?でも、打った記憶は.........
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[下線]また、頭を打った記憶を忘れてる場合がある。[/下線]
『頭を打ったことを、忘れてる......?』
もしかして、私もその1人.......
私は記憶を思い出そうとする。でも
『い"っ......』
頭が痛くなり、出来なかった。そう、いつも記憶を思い出そうとすると頭が痛くなる。
だから、極力思い出さないようにはしてるが、本当は思い出したい。
いつも違和感が、モヤモヤが消えない。心の奥底で何かが叫んでいるような
『家に帰って確認しよ......』
思い出せないのなら聞けばいい。
私が記憶を無くした理由を
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