[参加型あり]とある部隊の隊長達。
○○が蠍座部隊棟に行き、
花壇に行くと、椅子に座りお茶を飲んでいる3人がいた。
「あ、○○ちゃん!!」
リリが○○に手を振ると、
そこに○○は走っていった。
「ご、ごめんね。遅れちゃった」
「別に大丈夫だよ〜、僕らも今来たばっかだからさ!」
「もっとも、綺夏は大寝坊していたしね」
瑠璃は呆れた顔をして言うと、
「コーヒー飲む??」
と聞いてきたので、○○は「お願いします」と返す。
「というか、なんで○○は私にだけ敬語なのよ」
「なんか、、、年上感があって」
「言っとくけど私、14歳よ??綺夏もそう。リリは12歳だけど。」
その言葉に○○は「ええ!?」と言ったあと、
「私と一緒じゃん!!!」
「ああ、そうなの。なら敬語はもうなしね」
そんなことを話していると、
綺夏が何かを思い出した顔をしたあと、
こう言った。
「そういえば!![漢字]海斗[/漢字][ふりがな]牡牛座部隊隊長[/ふりがな]様
まだ目を覚まさないんだって。」
「え!?本当!?部品も交換したし直ったんでしょ」
そんなことを話している3人に○○は
恐る恐る聞いた。
「あの、、、私入ったばかりだからさ。
その、、、[隊長]って詳しく分からないんだ」
「ああ、じゃあ説明するね!」
綺夏が微笑み、説明しだす。
「隊長っていうのは、[部隊の代表]なんだ。それはわかるよね??」
「うん。」
「で、牡牛座部隊隊長の海斗様は牡牛座部隊の代表。」
「一応体は機械??みたいな感じなのかな。でもめっちゃ人みたいだよ。
あとは、、、ねぇ??」
綺夏が気まずそうにリリに目線を移すと、
リリも
「そうね、、、身長が、、、ねぇ??」
なんて濁していると、瑠璃がこう言った。
「低いのよね。めっちゃ。」
「ちょっと瑠璃!?」
「あれ多分140cmとかよ。男なのに」
リリは呆れた顔をした後、
○○の方を向きこう言った。
「でも銃の名手なんだよ。百発百中で当てる。
それに能力は速度支配、機械支配。特に速度支配は技の速度から
時間経過まで色んなものを対象に使えるからかなり強いよ。」
「まあ、全体序列は10位だけれどね」
「(かなり強そうだけど、、、10位。つまり上に9人いるってことでしょ、、、?)」
なんて○○が考えていると、
ある声が聞こえてきた。
「おいリリ、まだ仕事が出来て、、、」
その声の主は零だった。
リリが零の方を見ると、
「あ、副隊長。仕事は後でするから待ってて〜、」
と言うと、ため息をついて零は蠍座部隊棟に帰っていった。
すると、リリが口を開いた。
「私、昔自殺しようとしたんだよね。」
いじめに虐待、もう耐えられない、、、
自殺、すれば
「楽になれるかな」
ビルの屋上。
フェンスを越え、ふわりと体が浮いた頃
腕を掴まれた。
「[大文字]お前何してんだ!!![/大文字]」
変に大人びた青年だった。
「、、、なんで死なせてくれなかったの」
「逆になんで死にたいんだよ」
「、、、生きててもいいことなんてないから」
「、、、そうか。なら生きる意味を自分で作ればいい」
「[小文字]そんな簡単なことじゃ、[/小文字]」
「[太字]ああそうだな簡単な事じゃない[/太字]」
どこか悲しい顔をして、
その青年は私に言った。
「だが俺は、姉さんの記憶を戻すために今生きてる。ある組織でな」
「ある組織、、、??」
「じゃあな、もう死ぬなよ」
青年が帰ろうとした時、私は言った。
「私も君と同じ所に行かせてよ」
「だからね、副隊長には感謝してる。
でも、それと同時に恨んでる。大好き。でも大嫌い。」
「、、、」
○○は何も言えなかった。
次回 6話 牡牛 海斗という男
花壇に行くと、椅子に座りお茶を飲んでいる3人がいた。
「あ、○○ちゃん!!」
リリが○○に手を振ると、
そこに○○は走っていった。
「ご、ごめんね。遅れちゃった」
「別に大丈夫だよ〜、僕らも今来たばっかだからさ!」
「もっとも、綺夏は大寝坊していたしね」
瑠璃は呆れた顔をして言うと、
「コーヒー飲む??」
と聞いてきたので、○○は「お願いします」と返す。
「というか、なんで○○は私にだけ敬語なのよ」
「なんか、、、年上感があって」
「言っとくけど私、14歳よ??綺夏もそう。リリは12歳だけど。」
その言葉に○○は「ええ!?」と言ったあと、
「私と一緒じゃん!!!」
「ああ、そうなの。なら敬語はもうなしね」
そんなことを話していると、
綺夏が何かを思い出した顔をしたあと、
こう言った。
「そういえば!![漢字]海斗[/漢字][ふりがな]牡牛座部隊隊長[/ふりがな]様
まだ目を覚まさないんだって。」
「え!?本当!?部品も交換したし直ったんでしょ」
そんなことを話している3人に○○は
恐る恐る聞いた。
「あの、、、私入ったばかりだからさ。
その、、、[隊長]って詳しく分からないんだ」
「ああ、じゃあ説明するね!」
綺夏が微笑み、説明しだす。
「隊長っていうのは、[部隊の代表]なんだ。それはわかるよね??」
「うん。」
「で、牡牛座部隊隊長の海斗様は牡牛座部隊の代表。」
「一応体は機械??みたいな感じなのかな。でもめっちゃ人みたいだよ。
あとは、、、ねぇ??」
綺夏が気まずそうにリリに目線を移すと、
リリも
「そうね、、、身長が、、、ねぇ??」
なんて濁していると、瑠璃がこう言った。
「低いのよね。めっちゃ。」
「ちょっと瑠璃!?」
「あれ多分140cmとかよ。男なのに」
リリは呆れた顔をした後、
○○の方を向きこう言った。
「でも銃の名手なんだよ。百発百中で当てる。
それに能力は速度支配、機械支配。特に速度支配は技の速度から
時間経過まで色んなものを対象に使えるからかなり強いよ。」
「まあ、全体序列は10位だけれどね」
「(かなり強そうだけど、、、10位。つまり上に9人いるってことでしょ、、、?)」
なんて○○が考えていると、
ある声が聞こえてきた。
「おいリリ、まだ仕事が出来て、、、」
その声の主は零だった。
リリが零の方を見ると、
「あ、副隊長。仕事は後でするから待ってて〜、」
と言うと、ため息をついて零は蠍座部隊棟に帰っていった。
すると、リリが口を開いた。
「私、昔自殺しようとしたんだよね。」
いじめに虐待、もう耐えられない、、、
自殺、すれば
「楽になれるかな」
ビルの屋上。
フェンスを越え、ふわりと体が浮いた頃
腕を掴まれた。
「[大文字]お前何してんだ!!![/大文字]」
変に大人びた青年だった。
「、、、なんで死なせてくれなかったの」
「逆になんで死にたいんだよ」
「、、、生きててもいいことなんてないから」
「、、、そうか。なら生きる意味を自分で作ればいい」
「[小文字]そんな簡単なことじゃ、[/小文字]」
「[太字]ああそうだな簡単な事じゃない[/太字]」
どこか悲しい顔をして、
その青年は私に言った。
「だが俺は、姉さんの記憶を戻すために今生きてる。ある組織でな」
「ある組織、、、??」
「じゃあな、もう死ぬなよ」
青年が帰ろうとした時、私は言った。
「私も君と同じ所に行かせてよ」
「だからね、副隊長には感謝してる。
でも、それと同時に恨んでる。大好き。でも大嫌い。」
「、、、」
○○は何も言えなかった。
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