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[参加型あり]とある部隊の隊長達。

#6

5話 隊長補佐とのお茶会

○○が蠍座部隊棟に行き、
花壇に行くと、椅子に座りお茶を飲んでいる3人がいた。

「あ、○○ちゃん!!」

リリが○○に手を振ると、
そこに○○は走っていった。

「ご、ごめんね。遅れちゃった」
「別に大丈夫だよ〜、僕らも今来たばっかだからさ!」
「もっとも、綺夏は大寝坊していたしね」

瑠璃は呆れた顔をして言うと、
「コーヒー飲む??」
と聞いてきたので、○○は「お願いします」と返す。

「というか、なんで○○は私にだけ敬語なのよ」
「なんか、、、年上感があって」

「言っとくけど私、14歳よ??綺夏もそう。リリは12歳だけど。」

その言葉に○○は「ええ!?」と言ったあと、

「私と一緒じゃん!!!」
「ああ、そうなの。なら敬語はもうなしね」

そんなことを話していると、
綺夏が何かを思い出した顔をしたあと、
こう言った。

「そういえば!![漢字]海斗[/漢字][ふりがな]牡牛座部隊隊長[/ふりがな]様
まだ目を覚まさないんだって。」
「え!?本当!?部品も交換したし直ったんでしょ」

そんなことを話している3人に○○は
恐る恐る聞いた。

「あの、、、私入ったばかりだからさ。
その、、、[隊長]って詳しく分からないんだ」

「ああ、じゃあ説明するね!」

綺夏が微笑み、説明しだす。

「隊長っていうのは、[部隊の代表]なんだ。それはわかるよね??」
「うん。」
「で、牡牛座部隊隊長の海斗様は牡牛座部隊の代表。」

「一応体は機械??みたいな感じなのかな。でもめっちゃ人みたいだよ。
あとは、、、ねぇ??」

綺夏が気まずそうにリリに目線を移すと、
リリも

「そうね、、、身長が、、、ねぇ??」

なんて濁していると、瑠璃がこう言った。

「低いのよね。めっちゃ。」
「ちょっと瑠璃!?」
「あれ多分140cmとかよ。男なのに」

リリは呆れた顔をした後、
○○の方を向きこう言った。

「でも銃の名手なんだよ。百発百中で当てる。
それに能力は速度支配、機械支配。特に速度支配は技の速度から
時間経過まで色んなものを対象に使えるからかなり強いよ。」
「まあ、全体序列は10位だけれどね」

「(かなり強そうだけど、、、10位。つまり上に9人いるってことでしょ、、、?)」

なんて○○が考えていると、
ある声が聞こえてきた。

「おいリリ、まだ仕事が出来て、、、」

その声の主は零だった。
リリが零の方を見ると、

「あ、副隊長。仕事は後でするから待ってて〜、」

と言うと、ため息をついて零は蠍座部隊棟に帰っていった。
すると、リリが口を開いた。

「私、昔自殺しようとしたんだよね。」










いじめに虐待、もう耐えられない、、、
自殺、すれば

「楽になれるかな」

ビルの屋上。
フェンスを越え、ふわりと体が浮いた頃

腕を掴まれた。

「[大文字]お前何してんだ!!![/大文字]」


変に大人びた青年だった。

「、、、なんで死なせてくれなかったの」
「逆になんで死にたいんだよ」
「、、、生きててもいいことなんてないから」
「、、、そうか。なら生きる意味を自分で作ればいい」

「[小文字]そんな簡単なことじゃ、[/小文字]」
「[太字]ああそうだな簡単な事じゃない[/太字]」

どこか悲しい顔をして、
その青年は私に言った。

「だが俺は、姉さんの記憶を戻すために今生きてる。ある組織でな」

「ある組織、、、??」

「じゃあな、もう死ぬなよ」

青年が帰ろうとした時、私は言った。

「私も君と同じ所に行かせてよ」










「だからね、副隊長には感謝してる。
でも、それと同時に恨んでる。大好き。でも大嫌い。」

「、、、」




○○は何も言えなかった。





次回 6話 牡牛 海斗という男

このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

リリちゃんの過去編、、、こんな感じでいいですか、、、??Iω◦`):
敵、隊長補佐、まだまだお待ちしております

2024/07/28 17:08

シュン ID:≫ipDTgyz/n9SMA
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