●●「あ、あのっ」
そう声をかけるとゆっくり彼女は振り向いた。
うん。やっぱり可愛い。めちゃ美人。
???「ん？」
●●「声をかけてしまってすみません💦少し寂しそうにしていたので」
???「良いよ。気にしないで。[小文字]ちょっと寂しかったのは本当だし…[/小文字]」
ﾆｺｯ
●●「ちょっとお話ししませんか？[小文字]あれ？これじゃナンパみたいだな？[/小文字]」
ｸｽｸｽ
???「いいの⁉︎ちょうど話し相手が欲しかったの！」
●●「あ、そう言えば私の名前●●って言います！よろしくね！」
???「私はサージュ・マリア。サージュでいいよ。あと敬語は無し！」
●●「わかった。ﾆｺｯ これでもう友達だね！」
サージュ「とも…だち？」
●●「そう。友達！」
ﾆｺｯ
サージュ「じゃあ友達としてこの話聞いてくれる？」
●●「うん！」
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サージュ「わたしの家はね、神の子孫と言われる由緒正しい家系なの。」
●●「神様？」
サージュ「そう。時の三神って知ってる？」
●●「知ってる知ってる！あの銅像の人だよね？」
サージュ「その中の1人、テールの子孫と言われているの。」
●●「すごいね！でもそれがどうしたの？」
サージュ「我が家は代々予言能力に長けているの。うちの血を引く人が死ぬ時、百発百中の予言をするんだよね」
●●「つまり、サージュにも予言能力が備わっているの？」
サージュ「そういうこと。でも本題はそこじゃなくて…」
●●「…」
サージュ「この前、義父が亡くなったの。」
●●「え⁉︎と言うことは…」
サージュ「予言の内容が“近い時に何か悪いものが襲ってきてこの世界が滅びそうになる”という内容だった。」
●●「嘘…」
サージュ「でも別の世界から来た12人の勇者によってその“何か”が倒されるみたいなんだよね」
●●「ん？」
サージュ「それでもう何が起きるのか心p…」
●●『ちょっと待って！』
サージュ「ど、どうしたの？」
●●「私、別の世界から来たんだけど友達を12人連れて来たんだよね」
サージュ「え⁉︎」
●●「もしかしたら役に立てるかも！」
サージュ「ちょっと落ち着いて。」
　　　　「また今度、空いてる時にそのお友達を連れてこの住所に来て」
●●「え⁉︎あ、わかった」
サージュ「ごめん。ちょっと調べなきゃいけないことがあるから」
そう言ってサージュは帰って行った。
●●「何だったんだろう…」
手元の紙には綺麗な字である住所が書いてあった。
●●「明日みんなに相談してみるか…」
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