全員[太字]『●●、誕生日おめでと〜ｯ!!!!』[/太字]
●●「ありがと〜！」

あれから5年＿＿＿＿＿＿。
●●も20歳になった。
あの時から時の国の住民とは会っていない。

[水平線]

ヒロ「バス停まで歩くのきっつ…」
どぬく「バス停までバス出てないかな…」
えと「どゆこと？？」

●●「あ、バス来てるバスきてる！」
たっつん「走れぇええええ!!!!!」

全員走り出す。

じゃぱぱ[太字]『すいませんまだ乗りま〜〜〜す!!!!』[/太字]

じゃぱぱの大声に耳を塞ぐ。



るな「はぁ…はぁ…」
のあ「大丈夫ですか？早く乗って休みましょう！」

なおきり「やっと座れましたね…」
全員[太字]『はぁぁあああ…』[/太字]

ふと、バス停の看板を見る。

●●「…？ここの地名ってどんな字だっけ…」
シヴァ「え？時に生まれるって字じゃ…」

看板にあった文字は『[漢字]時終[/漢字][ふりがな]ときお[/ふりがな]』。


●●「…そっか……もうあっちには行けないんだ…」
全員『…』

[水平線]


ヒロ「そんなこともあったね…」

さっきまで盛り上がっていた部屋が静かになる。
キラキラで飾られた部屋の時間だけが止まってしまったようだ。

うり「な〜んかさ、あれから俺ら、時間が止まったみたいだよな」
のあ「そう、ですね…」

ふわり、と開けていた窓から風が入ってくる。

「●●、誕生日おめでとう」
「100年後に復興した街を見に来てくれ」



全員『！』


もふ「い…今…」

アイコンタクトを取り合う。


●●「サージュ、クリック…来てくれたんだ…ｸﾞｽｯ…」
目に涙が浮かぶ。




もちろん、嬉し涙だ。





わっと部屋が沸き、リーダーが拳を高く上げる。



じゃぱぱ[大文字]『カラフルピーチ、再始動!!!!』/大文字]


[中央寄せ][大文字][太字]『おぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』[/太字][/大文字][/中央寄せ]








止まっていた時間が、動き出す＿＿＿＿。






〜Fin〜