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時間と12人の勇者たち

#25

覚悟と思い出

●●side
●●「グスッ…ヒック…スンッ…グスッ」
もう人間なんていらない、いらない。
サージュやクリックがあんな思いをするなら、この世界だっていらない。
どうして…なんでこうなるの…
私は、みんなで平和に過ごしたいだけなのに…
『どうだ…?これが人間というものだ。時間たちをこんなに乱雑に扱っている。』
●●「[小文字]…人間なんていらない[/小文字]」
『そうか。ちなみにこれは未来の映像だ。過去であるこの時間で、決着をつけねばならん。』
シュウィーン
壁の一箇所が開いた。
中にはいろいろな機械と液晶画面のような薄いパネルが浮いている。
液晶画面にはみんなが映っている。
『ほう…エラの子孫がひとりいるな…』
…?サージュはテールの子孫じゃなかったっけ?
『テールに子孫はいない。それに未来予知の力を持っている。時間が立つとともに間違って伝わったんだろう。』
急に心を読まれ、びっくりした。
『まぁいい。さあ、自分で決着をつけろ。このボタンを押せば世界は滅亡する。』
そういって、ふわりと消えた。
●●「…」
もう終わるんだ…良かった。これでサージュ達はあんな目に遭わなくて済む…
ボタンに手が伸びていく。
これで…良いんだよね…
ぎゅっと目をつぶり、ボタンをおそうとしたその時。
バサバサッ
●●「!」
私の後ろで、何かが落ちた音がする。
振り返ると、きれいな若草色の本が落ちていた。
●●「なんだこれ…?」
そう思いながら本を開く。
中はアルバムのようになっていて、私が小学生の頃の写真が載っていた。
●●「…懐かしい、な」
これは…入学式…?めっちゃ緊張している。
どんどんページをめくっていくと、私がカラフルピーチに加入した頃の写真があった。あの時は…確か…
[水平線]〜3年前〜
じゃぱぱ「カラフルピーチに新メンバーが加入しました〜!!」
からぴち『いぇ〜い!』
なおきり「自己紹介お願いします!」
●●「青緑色担当、●●です!よろしくお願いしま〜す!」
シヴァ「座右の銘とかあるの?」
●●「座右の銘、か…強いて言うなら”七転び八起き”かな…?」
たっつん「おぉ!めっちゃええやん!」
●●「諦めが悪いのが長所であり短所かな〜!」
えと「うちにめっちゃ必要な人材じゃん!」
ヒロ「えとさん…面接じゃないから!w」
[水平線]●●side
涙が頬を伝う。
でもページをめくる手は止めない。
止めたらダメな気がしたから。一生後悔すると思ったから。
ペラッ
ペラッ
ペラッ
無音の空間に本をめくる音だけが響く。
ページに涙がどんどん落ちていく。
●●「グスッ…」
最後のページには、あの写真が。
それを見た瞬間、ボロボロと大粒の涙がこぼれてきた。
必死に涙を拭い、その写真を見る。
あぁ…そっか…
私が一番欲しかったものはこれか…
向こうのほうに眩い光が現れる。
バサッ
本を落としたことにも気づかずに、光に向かって走る。
●●「みんな…ごめん、絶対戻るから。」
そう言い、光に迷うことなく飛び込む。
みんな、待ってて!
最後のページには、みんなで撮った丘の上の写真が挟まっていた。

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作者メッセージ

夢主ちゃん頑張れ〜!

2024/10/09 10:37

すい ID:≫9pzU0bZ.dRYFw
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