(自称)悪女、莉犬くんを拾いました
[明朝体]「あっ、●●さん!」
何と吞気な事だろうか。羨ましい。
「相澤先生から話は聞きましたか?」
「はいっ!すみません、何から何まで」
しゅんとしている姿を見るとどうもきゅんとしてしまう。
「B組、頑張ってくださいね。それじゃ」
「うん!●●さんもがんばってねー!」
ぶんぶんと大きく手を振る彼に小さく手を振り返してみた。
中々、振り返さない私にとって驚くべき進化だと思う。
「●●さん。明日にでも紅茶の感想を聞きたいのですけれど、ぜひ我が家に」
「ああ、八百万さん。ありがとう、そうするね」
八百万さんはいい人だと思う。
悪女である!?私にも!?優しく接してくれますし!?
「あっ、いたいたー。●●、放課後暇?」
耳郎さんもいい人。
「あー、ごめんね?今日の放課後はちょっと…」
「そっか、また今度どっか遊びに行こうね!」
こうして遊びに誘ってくれるから。
ドンッ
「きゃぁっ」
最悪
「えっちょっ、どうしたの!?」
「●●さんが、急にぶつかってきて…!」
は?
殴ってやろうか。
「あ゛ぁ!?るっせーんだわ。っつーか授業はじまるぞ」
「うぅ、勝己くん酷いよぉ」
喚け、喚け。
醜いからな。
あり、もしや。フツーに私、性格悪い?
=悪女!?
「席につけ、お前ら」[/明朝体]
何と吞気な事だろうか。羨ましい。
「相澤先生から話は聞きましたか?」
「はいっ!すみません、何から何まで」
しゅんとしている姿を見るとどうもきゅんとしてしまう。
「B組、頑張ってくださいね。それじゃ」
「うん!●●さんもがんばってねー!」
ぶんぶんと大きく手を振る彼に小さく手を振り返してみた。
中々、振り返さない私にとって驚くべき進化だと思う。
「●●さん。明日にでも紅茶の感想を聞きたいのですけれど、ぜひ我が家に」
「ああ、八百万さん。ありがとう、そうするね」
八百万さんはいい人だと思う。
悪女である!?私にも!?優しく接してくれますし!?
「あっ、いたいたー。●●、放課後暇?」
耳郎さんもいい人。
「あー、ごめんね?今日の放課後はちょっと…」
「そっか、また今度どっか遊びに行こうね!」
こうして遊びに誘ってくれるから。
ドンッ
「きゃぁっ」
最悪
「えっちょっ、どうしたの!?」
「●●さんが、急にぶつかってきて…!」
は?
殴ってやろうか。
「あ゛ぁ!?るっせーんだわ。っつーか授業はじまるぞ」
「うぅ、勝己くん酷いよぉ」
喚け、喚け。
醜いからな。
あり、もしや。フツーに私、性格悪い?
=悪女!?
「席につけ、お前ら」[/明朝体]
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