【参加終了】転生水
さらに2時間後、義人以外が降りてきた。
勿論、愛菜はいない。
斎「はい、愛菜の処分どうする問題。」
糸井「殺すー。」
茜「糸井君が殺すなら、私も。」
理沙「私も元々賛成です。」
斎「意外に多いね。」
真霊「まあ、当たり前か・・・」
斎「取り敢えず、殺す人は向こう側。」
向こうの椅子を指差す。
斎「真霊は?どっち?」
真霊「わ、私は・・・」
少し躊躇って、口を開く。
真霊「殺さない方かな・・・」
斎「お、なんで?」
真霊「なんで・・・・」
あの人が、殺さないかもしれないから。
真霊「戦力として使えるかなって・・・!」
斎「まあ、僕と同じか。」
糸井「そんな都合よく寝返るか?」
茜「一応本気で殺し合った仲ですしね。」
理沙「ウチ殴られてるし。」
斎「まあ、だよねぇ。」
真霊「でも、やっぱ裏切られたってのは大きいと思う。」
斎「そう、そこなんだよ。」
斎がコップを机に置く。
斎「この裏切りが、僕らを良い方向に・・・」
糸井「そう言う作戦だったら?」
斎「っ!?」
糸井「お前の事だ、考えてないわけないだろ。」
斎「・・・まあ、」
考えてなかった訳じゃない。
でも、本気で殺しに行ってたのは事実だ。
いや、義人が救うのを想定して・・・?
だとしたら・・・
斎「いや、そんな訳ないか。」
真霊「何が?」
斎「いや、こっちの話だよ。」
その瞬間、
斎「あ、」
愛菜が2階から降りてきた。
全員が構える。
真霊「星の瞬きっ」
愛菜の両サイドに星を出現させ、挟む。
愛菜「っ・・・!」
斎「ごめんね、まだ信用し切れてないんだ。」
糸井「する気もねえよ!」
ピリピリした空気が漂う。
愛菜「・・・別に殺したければ殺せばいい。」
斎「ん?」
愛菜「もう、わたしに存在価値はない。」
糸井「都合良いこと言ってんじゃねえよ。」
壊途が口を開く。
糸井「全員殺意があるならもう死んでるぜ?」
茜「なのになんで生きてるか分かりますか?」
愛菜「・・・・・」
理沙「斎の申し出ですよ?」
愛菜「・・・!?」
斎「はぁ・・・」
照れくさそうに頭を掻く。
斎「普通に戦力として使いたい。それと、」
愛菜「・・・それと?」
斎「多分義人が愛菜を殺すなって言うと思う。」
真霊「っ!」
やっぱり、義人なら言うよね・・・
糸井「なんで分かるんだ?」
斎「快斗は義人の元友達だからな。」
理沙「同情してるってこと?」
斎「まあ、それしかないでしょ。」
愛菜「・・・生きてたからには、やりたい事がある。」
斎「なに?」
愛菜「[大文字][太字]桐生快斗、神月夏蓮の抹殺[/太字][/大文字]。」
全員「!?」
場が凍りつく。
茜「やっぱりダメです!今殺さないとっ・・・」
斎「待て待て、落ち着いて。」
茜をなだめる。
斎「どっちか、ていうのはダメ?」
愛菜「・・・絞れと言う事?」
斎「最悪1人なら、どっちが良い?」
愛菜「1人なら・・・」
少し考えて、口を開く。
愛菜「桐生快斗、絶対に殺したい。」
斎「決まりだね。」
コップを手に持ち、コーヒーを喉に通す。
斎「これを聞いて、まだ殺す判断の人は?」
全員、顔を見合わせる。
糸井「あいつを殺すのに協力するなら・・・」
真霊「まあ、良いんじゃない?」
理沙「・・・良いですよ。」
茜「心配だけど、斎さんに任せます。」
斎「よし、解除して良いよ。」
愛菜を挟んでいた星が消える。
斎「さ、昼ごはんでも食べようか?」
愛菜「・・・なんで、すぐ信用できるの?」
斎「えぇ?」
愛菜「仮にでも、あなた達を殺そうとした人間よ?」
斎「まあ、確かにそうだけれども!」
蛇口を捻る。
斎「仲間は多い方がいいしね。」
手を洗いながら話し続ける。
斎「黄白の、空いた枠に入っておくれ。」
真霊「氷の能力、利用させてもらうからね?」
糸井「まあ、義人がなんて言うかによるな。」
愛菜「・・・[小文字][小文字]ありがとう。[/小文字][/小文字]」
茜「何か言いました?」
愛菜「いや、別に。」
斎「さ!机に座って!」
義人はまだ起きてこない。が、
新しい追い風が、彼らには吹いていた。
快斗「ぐっ・・・!」
火の鳥で移動して、ずいぶん時間が経った。
肉体を回復しているが、キツすぎる。
夏蓮の力も借りてるが、それでも完治していない。
義人め、あんな大技を持っていたとは・・・!
快斗「はぁ、城はまだか?」
夏蓮「まだちょっと掛かるねんな。」
快斗「夏蓮、エネルギーは?」
夏蓮「ウチは大丈夫やで!」
快斗「はは、そうか。」
記憶を操作して、でもいいんだ。
一緒にいれるなら、それでいいんだ。
快斗「・・・後少しだ。」
僕と夏蓮が共に過ごす日々が・・・!
真霊「あれ?夕方じゃん。」
窓から空を覗くと、
赤く燃える太陽が沈みつつあった。
日が暮れ始め、家の反対は黒い絵の具で塗りつぶされ始めていた。
斎「義人、寝すぎだな。」
糸井「相当疲れてるんだろ。」
茜「一番頑張ってましたからね。」
理沙「夜ご飯の時に来たらいっか。」
愛菜「じゃあ、夕飯作りますね。」
座っていた愛菜が席を立つ。
糸井「え?」
真霊「毒殺・・・」
斎「大丈夫。それに約束しただろう。」
[水平線]
斎「快斗と先に戦わせてあげる。」
愛菜「感謝します。」
斎「その代わり、僕らの仲間になる事。」
愛菜「承知いたしました。」
糸井「敬語って、堅苦しいなあ。」
理沙「まあ、メイドだったしね。」
[水平線]
茜「まあ、大丈夫ですよ。」
愛菜「何かリクエストは?」
糸井「まじで適当でいいよ。」
斎「あるもので済ませちゃって。」
愛菜「了解です。」
その瞬間、
義人「あぁ〜、寝過ぎたなぁ。」
斎「お、起きたか。」
義人が1階に降りてくる。
真霊「怪我は大丈夫なの?」
義人「若干痛むけど、平気。」
そして、キッチンを見て絶句する。
義人「愛菜・・・!?」
糸井「ああ、仲間になったんだ。」
理沙「斎の説得で、このように。」
義人「なるほど、ナイスだ。」
茜「ナイス?」
義人「俺も仲間にしたかったから。」
斎「やっぱりな。もっと褒めてくれよ。」
義人「氷の能力者なんて心強いだろ!」
真霊「まあ・・・確かに。」
糸井「結果オーライ、って感じか・・・」
義人は気にしてないのか?
柏木さんの誘拐者である事を。
それに、一度は殺し合った仲だ。
多少の懸念はあるはずだ・・・
まあ、考えても仕方ないな。
糸井「俺、湯を沸かしてくる。」
斎「頼むよ。」
勿論、愛菜はいない。
斎「はい、愛菜の処分どうする問題。」
糸井「殺すー。」
茜「糸井君が殺すなら、私も。」
理沙「私も元々賛成です。」
斎「意外に多いね。」
真霊「まあ、当たり前か・・・」
斎「取り敢えず、殺す人は向こう側。」
向こうの椅子を指差す。
斎「真霊は?どっち?」
真霊「わ、私は・・・」
少し躊躇って、口を開く。
真霊「殺さない方かな・・・」
斎「お、なんで?」
真霊「なんで・・・・」
あの人が、殺さないかもしれないから。
真霊「戦力として使えるかなって・・・!」
斎「まあ、僕と同じか。」
糸井「そんな都合よく寝返るか?」
茜「一応本気で殺し合った仲ですしね。」
理沙「ウチ殴られてるし。」
斎「まあ、だよねぇ。」
真霊「でも、やっぱ裏切られたってのは大きいと思う。」
斎「そう、そこなんだよ。」
斎がコップを机に置く。
斎「この裏切りが、僕らを良い方向に・・・」
糸井「そう言う作戦だったら?」
斎「っ!?」
糸井「お前の事だ、考えてないわけないだろ。」
斎「・・・まあ、」
考えてなかった訳じゃない。
でも、本気で殺しに行ってたのは事実だ。
いや、義人が救うのを想定して・・・?
だとしたら・・・
斎「いや、そんな訳ないか。」
真霊「何が?」
斎「いや、こっちの話だよ。」
その瞬間、
斎「あ、」
愛菜が2階から降りてきた。
全員が構える。
真霊「星の瞬きっ」
愛菜の両サイドに星を出現させ、挟む。
愛菜「っ・・・!」
斎「ごめんね、まだ信用し切れてないんだ。」
糸井「する気もねえよ!」
ピリピリした空気が漂う。
愛菜「・・・別に殺したければ殺せばいい。」
斎「ん?」
愛菜「もう、わたしに存在価値はない。」
糸井「都合良いこと言ってんじゃねえよ。」
壊途が口を開く。
糸井「全員殺意があるならもう死んでるぜ?」
茜「なのになんで生きてるか分かりますか?」
愛菜「・・・・・」
理沙「斎の申し出ですよ?」
愛菜「・・・!?」
斎「はぁ・・・」
照れくさそうに頭を掻く。
斎「普通に戦力として使いたい。それと、」
愛菜「・・・それと?」
斎「多分義人が愛菜を殺すなって言うと思う。」
真霊「っ!」
やっぱり、義人なら言うよね・・・
糸井「なんで分かるんだ?」
斎「快斗は義人の元友達だからな。」
理沙「同情してるってこと?」
斎「まあ、それしかないでしょ。」
愛菜「・・・生きてたからには、やりたい事がある。」
斎「なに?」
愛菜「[大文字][太字]桐生快斗、神月夏蓮の抹殺[/太字][/大文字]。」
全員「!?」
場が凍りつく。
茜「やっぱりダメです!今殺さないとっ・・・」
斎「待て待て、落ち着いて。」
茜をなだめる。
斎「どっちか、ていうのはダメ?」
愛菜「・・・絞れと言う事?」
斎「最悪1人なら、どっちが良い?」
愛菜「1人なら・・・」
少し考えて、口を開く。
愛菜「桐生快斗、絶対に殺したい。」
斎「決まりだね。」
コップを手に持ち、コーヒーを喉に通す。
斎「これを聞いて、まだ殺す判断の人は?」
全員、顔を見合わせる。
糸井「あいつを殺すのに協力するなら・・・」
真霊「まあ、良いんじゃない?」
理沙「・・・良いですよ。」
茜「心配だけど、斎さんに任せます。」
斎「よし、解除して良いよ。」
愛菜を挟んでいた星が消える。
斎「さ、昼ごはんでも食べようか?」
愛菜「・・・なんで、すぐ信用できるの?」
斎「えぇ?」
愛菜「仮にでも、あなた達を殺そうとした人間よ?」
斎「まあ、確かにそうだけれども!」
蛇口を捻る。
斎「仲間は多い方がいいしね。」
手を洗いながら話し続ける。
斎「黄白の、空いた枠に入っておくれ。」
真霊「氷の能力、利用させてもらうからね?」
糸井「まあ、義人がなんて言うかによるな。」
愛菜「・・・[小文字][小文字]ありがとう。[/小文字][/小文字]」
茜「何か言いました?」
愛菜「いや、別に。」
斎「さ!机に座って!」
義人はまだ起きてこない。が、
新しい追い風が、彼らには吹いていた。
快斗「ぐっ・・・!」
火の鳥で移動して、ずいぶん時間が経った。
肉体を回復しているが、キツすぎる。
夏蓮の力も借りてるが、それでも完治していない。
義人め、あんな大技を持っていたとは・・・!
快斗「はぁ、城はまだか?」
夏蓮「まだちょっと掛かるねんな。」
快斗「夏蓮、エネルギーは?」
夏蓮「ウチは大丈夫やで!」
快斗「はは、そうか。」
記憶を操作して、でもいいんだ。
一緒にいれるなら、それでいいんだ。
快斗「・・・後少しだ。」
僕と夏蓮が共に過ごす日々が・・・!
真霊「あれ?夕方じゃん。」
窓から空を覗くと、
赤く燃える太陽が沈みつつあった。
日が暮れ始め、家の反対は黒い絵の具で塗りつぶされ始めていた。
斎「義人、寝すぎだな。」
糸井「相当疲れてるんだろ。」
茜「一番頑張ってましたからね。」
理沙「夜ご飯の時に来たらいっか。」
愛菜「じゃあ、夕飯作りますね。」
座っていた愛菜が席を立つ。
糸井「え?」
真霊「毒殺・・・」
斎「大丈夫。それに約束しただろう。」
[水平線]
斎「快斗と先に戦わせてあげる。」
愛菜「感謝します。」
斎「その代わり、僕らの仲間になる事。」
愛菜「承知いたしました。」
糸井「敬語って、堅苦しいなあ。」
理沙「まあ、メイドだったしね。」
[水平線]
茜「まあ、大丈夫ですよ。」
愛菜「何かリクエストは?」
糸井「まじで適当でいいよ。」
斎「あるもので済ませちゃって。」
愛菜「了解です。」
その瞬間、
義人「あぁ〜、寝過ぎたなぁ。」
斎「お、起きたか。」
義人が1階に降りてくる。
真霊「怪我は大丈夫なの?」
義人「若干痛むけど、平気。」
そして、キッチンを見て絶句する。
義人「愛菜・・・!?」
糸井「ああ、仲間になったんだ。」
理沙「斎の説得で、このように。」
義人「なるほど、ナイスだ。」
茜「ナイス?」
義人「俺も仲間にしたかったから。」
斎「やっぱりな。もっと褒めてくれよ。」
義人「氷の能力者なんて心強いだろ!」
真霊「まあ・・・確かに。」
糸井「結果オーライ、って感じか・・・」
義人は気にしてないのか?
柏木さんの誘拐者である事を。
それに、一度は殺し合った仲だ。
多少の懸念はあるはずだ・・・
まあ、考えても仕方ないな。
糸井「俺、湯を沸かしてくる。」
斎「頼むよ。」