【参加終了】転生水
夏蓮「ちゃちゃっと終わらすで!」
その瞬間、愛菜が背後に移動する。
愛菜「その前に私が終わらせます!」
しかし・・・
愛菜「熱っ!?」
夏蓮に攻撃しようとした瞬間、
愛菜の右手が火傷した。
夏蓮「普通に100℃超えてんねんからな!」
右手パンチを愛菜の右頬に繰り出す。
愛菜「くっ!」
そのまま後ろに吹っ飛ぶ。
幸い、氷を纏って攻撃を最小限に抑えれた。
夏蓮「もう、終わらすで・・・!」
愛菜「はぁ・・・!」
暑すぎる。これだけで体力が削れていく。
集中して。集中して。
絶対防御を繰り出す!
愛菜「氷流秘伝、[大文字][太字]奥義[/太字][/大文字]!!」
両手を下につけ、能力を発動する。
愛菜「[大文字][太字][漢字]氷の惑星[/漢字][ふりがな]アイスプラネット[/ふりがな][/太字][/大文字]!!」
愛菜の周りに、氷のボールが出現する。
そして、それは愛菜を包み込む。
夏蓮「絶対防御・・・ってやつやん。」
愛菜「ふぅ・・・」
本当は、攻撃用の技だけど、
これしか、もう守れる技がない。
後は・・・
夏蓮「火流秘伝、奥義!!」
夏蓮が右手を出し、構える。
夏蓮「壊途が、こんなのやってたっけ・・・!」
自分の空間を犠牲にして、繰り出す技。
夏蓮「[大文字][太字]火爆[/太字][/大文字]!!!」
その瞬間、轟音と共に、
火のクリスタルが爆発した。
夏蓮「・・・ええと、」
周りを見渡す。
広い草原の3分の1範囲まで、燃えている。
空間ごと爆発した影響なのだろう。
家も、跡形もなく燃えている。
快斗は、燃えただろう・・・
夏蓮「取り敢えず、戻らへんと・・・」
その瞬間、後ろから視線を感じる。
夏蓮「嘘やろ・・・!?」
振り向くと、[大文字][太字]閣武人がいる[/太字][/大文字]。
愛菜「[大文字][太字]氷牙一閃[/太字][/大文字]」
その瞬間、氷の斬撃が夏蓮を貫いた。
夏蓮「ガハッ!?」
愛菜「はぁ・・・ビックリさせないでください。」
切られた・・・はずなのに、
体が、分裂しない・・・?
自分のお腹を見ると、斬撃が、
腹部で止まったまま固まっている。
そして、それは夏蓮をどんどん覆っていく。
夏蓮「体が、凍っていく・・・!?」
愛菜「氷牙一閃は、斬撃を飛ばして斬るのではなく、」
夏蓮の元へ歩いていく。
愛菜「標的を捕らえるための技なんです。」
夏蓮「殺傷能力は・・・?」
愛菜「ああ、ありますね。」
後ろで閣武人が溶けていく。
夏蓮「あの武人、ずっとおったんか・・・」
愛菜「やぼな火じゃ、武人は溶けません。」
その瞬間、愛菜が地面を殴る。
夏蓮「・・・!?」
さっきまで燃えていた大地が、
南極みたいに・・・凍った?
まだ、エネルギーが残ってんの?
愛菜「今とても気分が悪いので、殴らせてもらっていいですか?」
快斗「ちょいちょいー!」
声が聞こえた方へ振り向くと、
左手が凍ったままの快斗が走ってきている。
快斗「愛菜、流石にやりすぎ!」
愛菜「申し訳ございません!罰は受けます・・・」
快斗「いやいや良い良い。それより、」
夏蓮の方を見る。
快斗「逃げないと踏んでたけど、脱走しちゃったね・・・」
動けない夏蓮を見て、ため息をつく。
快斗「まあ、空間犠牲にしても勝てないって分かったでしょ?」
夏蓮「なっ!?」
驚きを隠せない。
夏蓮「なんで知ってんの・・・?」
快斗「記憶を覗いたらね、火の能力者がいてね、」
愛菜をそっと抱き寄せる。
快斗「記憶の中でやってたから。」
夏蓮「記憶・・・」
快斗「ま、気にしないでよ。」
愛菜の方を見る。
快斗「申し訳ない。家、作り直してくれる?」
愛菜「承知いたしました。」
さっきの怒りはどこに行ったかも分からないほど、
愛菜は冷静に返事をした。
しかし、夏蓮に向ける視線は、
やはり殺気を纏っている。
快斗「やっぱ、エネルギーは全部取っとくべきか。」
夏蓮の頭の上に手を乗せる。
快斗「残り、貰っちゃうね?」
その瞬間、夏蓮のエネルギーが全て吸われた。
夏蓮「はぁ・・・義人達に賭けるしかないやん。」
快斗「義人・・・」
空を見上げる。
快斗「まあ、次来たら確実に殺すだけだしね。」
斎「今、なんか音しなかったか?」
就寝準備中、斎が口を開く。
茜「私も、なんか、爆発音的な?」
糸井「爆発?俺耳悪いのかな・・・」
真霊「私も聞こえなかったわ。」
義人「斎、どっちの方角だ?」
斎「多分、北上していけば・・・」
義人「じゃ、明日は朝そこに行くのがベストか。」
理沙「そこで、私の能力で何が合ったか見ましょう。」
真霊「ついでに、そこで特訓もしますか!」
糸井「よーし、じゃあ寝るぞ!」
こちらの世界、日本でいう、
759年7月24日午前10時38分。
観測不可能な落雷が目視で確認。
役員「これは・・・?」
司令官「天雷・・・」
役員「はい?」
司令官「いいから、さっさと記録しろ。」
記録書(一部抜粋)
[明朝体]759年7月24日午前10時38分。
【名もなき森】中央付近で
天雷を観測。[/明朝体]
天より堕ちる雷が、
戦跡を刻む。
その瞬間、愛菜が背後に移動する。
愛菜「その前に私が終わらせます!」
しかし・・・
愛菜「熱っ!?」
夏蓮に攻撃しようとした瞬間、
愛菜の右手が火傷した。
夏蓮「普通に100℃超えてんねんからな!」
右手パンチを愛菜の右頬に繰り出す。
愛菜「くっ!」
そのまま後ろに吹っ飛ぶ。
幸い、氷を纏って攻撃を最小限に抑えれた。
夏蓮「もう、終わらすで・・・!」
愛菜「はぁ・・・!」
暑すぎる。これだけで体力が削れていく。
集中して。集中して。
絶対防御を繰り出す!
愛菜「氷流秘伝、[大文字][太字]奥義[/太字][/大文字]!!」
両手を下につけ、能力を発動する。
愛菜「[大文字][太字][漢字]氷の惑星[/漢字][ふりがな]アイスプラネット[/ふりがな][/太字][/大文字]!!」
愛菜の周りに、氷のボールが出現する。
そして、それは愛菜を包み込む。
夏蓮「絶対防御・・・ってやつやん。」
愛菜「ふぅ・・・」
本当は、攻撃用の技だけど、
これしか、もう守れる技がない。
後は・・・
夏蓮「火流秘伝、奥義!!」
夏蓮が右手を出し、構える。
夏蓮「壊途が、こんなのやってたっけ・・・!」
自分の空間を犠牲にして、繰り出す技。
夏蓮「[大文字][太字]火爆[/太字][/大文字]!!!」
その瞬間、轟音と共に、
火のクリスタルが爆発した。
夏蓮「・・・ええと、」
周りを見渡す。
広い草原の3分の1範囲まで、燃えている。
空間ごと爆発した影響なのだろう。
家も、跡形もなく燃えている。
快斗は、燃えただろう・・・
夏蓮「取り敢えず、戻らへんと・・・」
その瞬間、後ろから視線を感じる。
夏蓮「嘘やろ・・・!?」
振り向くと、[大文字][太字]閣武人がいる[/太字][/大文字]。
愛菜「[大文字][太字]氷牙一閃[/太字][/大文字]」
その瞬間、氷の斬撃が夏蓮を貫いた。
夏蓮「ガハッ!?」
愛菜「はぁ・・・ビックリさせないでください。」
切られた・・・はずなのに、
体が、分裂しない・・・?
自分のお腹を見ると、斬撃が、
腹部で止まったまま固まっている。
そして、それは夏蓮をどんどん覆っていく。
夏蓮「体が、凍っていく・・・!?」
愛菜「氷牙一閃は、斬撃を飛ばして斬るのではなく、」
夏蓮の元へ歩いていく。
愛菜「標的を捕らえるための技なんです。」
夏蓮「殺傷能力は・・・?」
愛菜「ああ、ありますね。」
後ろで閣武人が溶けていく。
夏蓮「あの武人、ずっとおったんか・・・」
愛菜「やぼな火じゃ、武人は溶けません。」
その瞬間、愛菜が地面を殴る。
夏蓮「・・・!?」
さっきまで燃えていた大地が、
南極みたいに・・・凍った?
まだ、エネルギーが残ってんの?
愛菜「今とても気分が悪いので、殴らせてもらっていいですか?」
快斗「ちょいちょいー!」
声が聞こえた方へ振り向くと、
左手が凍ったままの快斗が走ってきている。
快斗「愛菜、流石にやりすぎ!」
愛菜「申し訳ございません!罰は受けます・・・」
快斗「いやいや良い良い。それより、」
夏蓮の方を見る。
快斗「逃げないと踏んでたけど、脱走しちゃったね・・・」
動けない夏蓮を見て、ため息をつく。
快斗「まあ、空間犠牲にしても勝てないって分かったでしょ?」
夏蓮「なっ!?」
驚きを隠せない。
夏蓮「なんで知ってんの・・・?」
快斗「記憶を覗いたらね、火の能力者がいてね、」
愛菜をそっと抱き寄せる。
快斗「記憶の中でやってたから。」
夏蓮「記憶・・・」
快斗「ま、気にしないでよ。」
愛菜の方を見る。
快斗「申し訳ない。家、作り直してくれる?」
愛菜「承知いたしました。」
さっきの怒りはどこに行ったかも分からないほど、
愛菜は冷静に返事をした。
しかし、夏蓮に向ける視線は、
やはり殺気を纏っている。
快斗「やっぱ、エネルギーは全部取っとくべきか。」
夏蓮の頭の上に手を乗せる。
快斗「残り、貰っちゃうね?」
その瞬間、夏蓮のエネルギーが全て吸われた。
夏蓮「はぁ・・・義人達に賭けるしかないやん。」
快斗「義人・・・」
空を見上げる。
快斗「まあ、次来たら確実に殺すだけだしね。」
斎「今、なんか音しなかったか?」
就寝準備中、斎が口を開く。
茜「私も、なんか、爆発音的な?」
糸井「爆発?俺耳悪いのかな・・・」
真霊「私も聞こえなかったわ。」
義人「斎、どっちの方角だ?」
斎「多分、北上していけば・・・」
義人「じゃ、明日は朝そこに行くのがベストか。」
理沙「そこで、私の能力で何が合ったか見ましょう。」
真霊「ついでに、そこで特訓もしますか!」
糸井「よーし、じゃあ寝るぞ!」
こちらの世界、日本でいう、
759年7月24日午前10時38分。
観測不可能な落雷が目視で確認。
役員「これは・・・?」
司令官「天雷・・・」
役員「はい?」
司令官「いいから、さっさと記録しろ。」
記録書(一部抜粋)
[明朝体]759年7月24日午前10時38分。
【名もなき森】中央付近で
天雷を観測。[/明朝体]
天より堕ちる雷が、
戦跡を刻む。