【参加終了】転生水
今、うちにエネルギーは無い。訳じゃ無い。
ミリ単位やけど、残っとる。
うちに付いてるのは、鎖だけ。
これぐらいなら、少量の火で消せる!
夏蓮「よし・・・!」
ゆっくり、1分ほどかけて、鎖を溶かす。
夏蓮「快斗は今・・・風呂のはず。」
ゆっくりと扉を開ける。
下から、扉を閉める音がした。
この3階は、下の会話が筒抜けになっている。
古い家なので、音が響きやすいのだ。
今、快斗は風呂を入れに行った。
でも、外にはあのメイドが居る。
夏蓮「知らん人と喋るの苦手やし・・・」
後ろを見る。
窓はない。あるのは木製の壁だけ。
動けなかったお陰で、エネルギーの回復が早い。
前までは色々動いてたから、疲れてそれ所じゃ無かったけど。
今は、エネルギーを溜めるのに大体集中できる。
それに、回復速度も早い気がする。
てか、この世界に来てまだ2日ぐらいしか経ってへんの?
おかしいやん。時系列おかしいやん。
戸部「それはほんますまん。」
夏蓮「時系列は作者が何とかしないと。」
戸部「マジで見てませんでした。」
夏蓮「はあ、まあええわ。」
後ろの木製の壁に、手を添える。
ゆっくりと、時間をかけて、火を通す。
小柄な人間が1人通れるぐらいの穴を作る。
燃やして、脱出するんや。
下から人が来る気配は無い。
そうして、燃やして5分経った。
壁の一部が焼き焦げて、隙間ができた。
夏蓮「いける!」
その隙間を通り、外に出る。
時刻は午後8時30分ごろ。
空には満点の星空。
初めてこの世界に来た時と同じ夜空だ。
夏蓮「さて、どうしよか・・・」
辺りを見渡しても、街っぽいものはない。
どこか近くへ行けば、家の一つぐらいあるだろうか。
たしか、北の方角の見方があったはず・・・
その瞬間、左に気配を感じる。
目をやると、そこには、
殺気に満ちているメイドが居る。
夏蓮「おっと・・・やるしかない?」
愛菜「氷流、つらら落とし!!」
容赦ない攻撃をくらわせる。
夏蓮「火流、火傘舞!!」
火の傘を頭上に開く。
愛菜「炎・・・ではなく火ですか。」
夏蓮「せや。氷は溶かせるで?」
愛菜「私の氷は、そう簡単には溶かせませんよ?」
夏蓮「隙ありっ!」
その瞬間、愛菜の後ろに回り込む。
愛菜「!?」
夏蓮「この状況、快斗にバレるのも良くないし・・・!」
一か八か、やってみるしかないやろ!!
夏蓮「[大文字][太字][漢字]世界開放[/漢字][ふりがな]フィールドかいほう[/ふりがな]!![/太字][/大文字]」
愛菜「っ・・・!!」
その瞬間、火のクリスタルが出現し、
その中に2人が吸い込まれて行った。
愛菜「・・・此処は?」
暑い。周りが燃えている。
でも、炎というほど大きくはない。
文字通りの火のようなものだ。
夏蓮「これが、快斗もやってた、世界開放・・・」
愛菜「こんな技、一体どこで・・・」
夏蓮「いや、アドリブやよ。」
右手を前に出す。
夏蓮「あんたを黙らせるには丁度いいわな!!」
火のレーザーを放つ。
愛菜「氷壁!」
壁を作り、左へ移動する。
愛菜「氷流、氷山角!」
愛菜の足元から夏蓮へ向かって、
小さな氷山が生え急ぐ。
夏蓮「嘘やん!」
上へジャンプし、両手を構える。
夏蓮「火流、火爆華!!」
両手の火の華が爆発し、火花が散る。
愛菜「閣武人!!」
氷の武人が出現する。
そして、刀を構える。
愛菜「氷桜の舞!!」
氷の花びらを撒き散らす。
お互いが相殺し合う。
夏蓮「やっぱ強いな、あんた・・・」
愛菜「まあ、桐生さんのメイドですから。」
夏蓮「ああ、そうですかっ!」
火の龍が出現し、愛菜に突進する。
愛菜「氷流、氷龍!」
愛菜も負けじと氷の龍を出す。
またもや、技が相殺し合う。
愛菜「このままじゃ、埒があきません。」
夏蓮「それはどうやろ?」
愛菜「はい?」
夏蓮「周り見てみ?」
周りを見渡すと、
火が少し強くなっている。
愛菜「これは・・・」
夏蓮「うちの火が、炎になってきてるんや。」
愛菜「そんな馬鹿な・・・」
夏蓮「奥義だして、ちゃちゃっと終わらすで!!
ミリ単位やけど、残っとる。
うちに付いてるのは、鎖だけ。
これぐらいなら、少量の火で消せる!
夏蓮「よし・・・!」
ゆっくり、1分ほどかけて、鎖を溶かす。
夏蓮「快斗は今・・・風呂のはず。」
ゆっくりと扉を開ける。
下から、扉を閉める音がした。
この3階は、下の会話が筒抜けになっている。
古い家なので、音が響きやすいのだ。
今、快斗は風呂を入れに行った。
でも、外にはあのメイドが居る。
夏蓮「知らん人と喋るの苦手やし・・・」
後ろを見る。
窓はない。あるのは木製の壁だけ。
動けなかったお陰で、エネルギーの回復が早い。
前までは色々動いてたから、疲れてそれ所じゃ無かったけど。
今は、エネルギーを溜めるのに大体集中できる。
それに、回復速度も早い気がする。
てか、この世界に来てまだ2日ぐらいしか経ってへんの?
おかしいやん。時系列おかしいやん。
戸部「それはほんますまん。」
夏蓮「時系列は作者が何とかしないと。」
戸部「マジで見てませんでした。」
夏蓮「はあ、まあええわ。」
後ろの木製の壁に、手を添える。
ゆっくりと、時間をかけて、火を通す。
小柄な人間が1人通れるぐらいの穴を作る。
燃やして、脱出するんや。
下から人が来る気配は無い。
そうして、燃やして5分経った。
壁の一部が焼き焦げて、隙間ができた。
夏蓮「いける!」
その隙間を通り、外に出る。
時刻は午後8時30分ごろ。
空には満点の星空。
初めてこの世界に来た時と同じ夜空だ。
夏蓮「さて、どうしよか・・・」
辺りを見渡しても、街っぽいものはない。
どこか近くへ行けば、家の一つぐらいあるだろうか。
たしか、北の方角の見方があったはず・・・
その瞬間、左に気配を感じる。
目をやると、そこには、
殺気に満ちているメイドが居る。
夏蓮「おっと・・・やるしかない?」
愛菜「氷流、つらら落とし!!」
容赦ない攻撃をくらわせる。
夏蓮「火流、火傘舞!!」
火の傘を頭上に開く。
愛菜「炎・・・ではなく火ですか。」
夏蓮「せや。氷は溶かせるで?」
愛菜「私の氷は、そう簡単には溶かせませんよ?」
夏蓮「隙ありっ!」
その瞬間、愛菜の後ろに回り込む。
愛菜「!?」
夏蓮「この状況、快斗にバレるのも良くないし・・・!」
一か八か、やってみるしかないやろ!!
夏蓮「[大文字][太字][漢字]世界開放[/漢字][ふりがな]フィールドかいほう[/ふりがな]!![/太字][/大文字]」
愛菜「っ・・・!!」
その瞬間、火のクリスタルが出現し、
その中に2人が吸い込まれて行った。
愛菜「・・・此処は?」
暑い。周りが燃えている。
でも、炎というほど大きくはない。
文字通りの火のようなものだ。
夏蓮「これが、快斗もやってた、世界開放・・・」
愛菜「こんな技、一体どこで・・・」
夏蓮「いや、アドリブやよ。」
右手を前に出す。
夏蓮「あんたを黙らせるには丁度いいわな!!」
火のレーザーを放つ。
愛菜「氷壁!」
壁を作り、左へ移動する。
愛菜「氷流、氷山角!」
愛菜の足元から夏蓮へ向かって、
小さな氷山が生え急ぐ。
夏蓮「嘘やん!」
上へジャンプし、両手を構える。
夏蓮「火流、火爆華!!」
両手の火の華が爆発し、火花が散る。
愛菜「閣武人!!」
氷の武人が出現する。
そして、刀を構える。
愛菜「氷桜の舞!!」
氷の花びらを撒き散らす。
お互いが相殺し合う。
夏蓮「やっぱ強いな、あんた・・・」
愛菜「まあ、桐生さんのメイドですから。」
夏蓮「ああ、そうですかっ!」
火の龍が出現し、愛菜に突進する。
愛菜「氷流、氷龍!」
愛菜も負けじと氷の龍を出す。
またもや、技が相殺し合う。
愛菜「このままじゃ、埒があきません。」
夏蓮「それはどうやろ?」
愛菜「はい?」
夏蓮「周り見てみ?」
周りを見渡すと、
火が少し強くなっている。
愛菜「これは・・・」
夏蓮「うちの火が、炎になってきてるんや。」
愛菜「そんな馬鹿な・・・」
夏蓮「奥義だして、ちゃちゃっと終わらすで!!