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【参加終了】転生水

#31


義人「・・・なんだろう」
黄白が死んだのを確認してから、1時間ほど経った。
戸部「なんか、もう、なんだろうな・・・」
斎「分かるよ。上手く説明出来ないよね。」
義人「もう、呆れたっていうか・・・」
真霊「幼稚園児に付き合ってあげてるみたいね。」
冷静に、真霊が反応する。
だが、瞳には殺意が込められてる。
糸井「早く、あいつを探さねえと。」
義人「だが、今行っても勝てるか?って話だ・・・」
茜「能力を封じられる・・・ですか。」
真霊「無能力のせいで、物理攻撃以外殆ど効かない。」
糸井「あ、なら手がかりがあるぜ。」
糸井が思い出したように答える。
理沙「あ、渾身の一撃・・・!」
糸井「ああ、たまたまだがな。」
義人「なんだ?それ・・・」
糸井「正直分からん。だが、エネルギーのレベルが一段上がるんだ。」
茜「赤と黄色の火花が散ってました。」
真霊「能力によって火花の色が変わるのかしら?」
義人「なぁ、その時どうやって出したんだ?」
糸井「え、渾身の一撃か?えーっとなぁ・・・」
少し悩みながら、思い出す。
糸井「あ!わかったぞ!」
理沙「ほんとですか!?」
糸井「桐生を殴る瞬間、怒りが爆発しちゃって・・・」
義人「しちゃって・・・?」
糸井「めっっちゃ集中したんだよね。」
茜「集・・・中・・・?」
糸井「その、考える事をやめて、その、えーと・・・」
真霊「殴る、それだけに集中して・・・?」
核心をついたような顔をする。
糸井「そう!それだよぉ!」
斎「殴る事だけに集中・・・そうか!」
糸井「お!もっと分かりやすく説明して!」
斎「現実で言う、[太字]ゾーンの手前[/太字]、だな。」
義人「ゾーンの手前?」
斎「ゾーンは周りが遅く見えるけど、見えなかったんだろ?」
糸井「あ、ああ。遅くはねぇ。」
斎「全ての集中力を、【殴る】という一点に集中させるんだ。」
真霊「なるほど・・・!」
義人「なんて有益な情報なんだ・・・」
茜「じゃあ、みんなこれを覚えれば・・・!」
義人「少なくとも、桐生にちゃんと攻撃できる!」
理沙「遠距離攻撃も、一点に集中すれば・・・!」
斎「ちゃんと通るって事だな・・・」
義人「よし・・・よし。」
ふと、黄白を見る。
傷を復元し、汚れを取った、綺麗な死体。
ふと、涙が溢れる。
義人「絶対、仇をとるからな・・・!」
黄白を見て、喋りかける。
返事が返ってこない事は、もう知ってるのに。
まだ生きてるかのように、話しかけてしまう。
真霊「黄白ちゃん・・・待っててね。」
黄白との本当の別れを終え、異貌人達は歩き出した。











桐生「はぁ・・・」
自分の家に着く。
いつも思う、この家は質素だ。
まあ、この世界に来てもう7年。慣れたものだ。
桐生「帰った。」
??「お帰りなさいませ。桐生様。」
桐生「ああ、紅茶を出せ。」
漫画でよくある、メイド服を着た女。
俺はまだ、この女の名前を知らない。
??「紅茶です。」
桐生「ありがとう・・・」
口に運ぶ。そして、ふと思う。
桐生「なっ・・・なぜ俺の好きな紅茶を・・・?」
??「たまたまですよ。」
綺麗な笑顔を見せる。
この女は、誰なんだ。

作者メッセージ

どうも戸部夏実ですぅ。
今月、合唱コンクールなんですね。
僕、花粉症なんですね。
もう、分かるよね?
戦犯なんだよね。

2025/10/03 21:09

戸部夏実 ID:≫ 6s/EWVZi48e6M
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