桐生「西洋の魔女・・・！！」
黄白「あら、知っているのですか？」
桐生「ふっ、知ってるもなにも・・・」
本当に西洋の魔女なのか？だとしたら・・・







7年前・・・
桐生「誰だ？あんた。」
黄白「貴方が、連続殺人事件の犯人ですね？」
桐生「へぇ、見られてたのか。」
黄白「イギリスに来てまで殺人ですか？」
ここは、イギリスのシャーウッドの森。
最近、この森で連続殺人事件が続いている。
その担当を任されたのが、私、見習い巫女の黄白です。
巫女の修行に来てるのに、事件担当なんて・・・
桐生「みんな、肉が硬いんだ。」
黄白「外人は、確かに筋肉の発達が高いですわね。」
桐生「でも、僕は女性を切るのが大好きなんだ。」
黄白「・・・・」
桐生「君は、どんな切れ味なんだい？」
黄白「・・・これは、殺すしかないですね。」
桐生「クク、殺せるかな・・・・！！」





桐生「はぁっ・・・はぁっ・・・！」
強い、この女、強すぎる。
黄白「女だからって舐めてました？」
桐生「はぁっ・・・ぐっ・・・！」
黄白「こう見えて、空手優勝者ですし。」
桐生「はぁ！？」
黄白「合気道も知ってますし、まあ勝ち筋はないですわよ？」
桐生「はぁ・・・クソ！」
黄白「あ、待ちなさい！！」
逃げろ逃げろ、逃げろ！
こいつには勝てない。無理だ。
今は逃げて、次に復讐してやる！
次は、絶対あいつに・・・！！






桐生「はぁ、水・・・」
どのくらい走った？もう20分は走り続けてる。
水が、足りない。きつい。
桐生「はぁ・・・あ、これは・・・」
良かった、泉だ。
しかも、変わった色をしている。
[大文字][太字]藍色の水だ。初めて見た。[/太字][/大文字]
桐生「はぁ、飲むぞ・・・」
手に汲み、口に運ぶ。
その瞬間、急に眠くなり出した。
桐生「あれ？これ、毒か・・・」
その後、桐生の姿を見た者は居なかった。









黄白「思えば、懐かしいですね・・・」
桐生「ふっ、まさかここまで成長しているとはな。」
黄白「巫女修行のおかげですわ。」
黄白が構える。
黄白「だから、貴方を殺すことができる。」
その瞬間、桐生の後ろに回り込む。
桐生「早っ・・・」
黄白「光源砲！！」
光のレーザーが、桐生を襲う。
桐生「ぐあぁぁぁぁぁぁ！？」
もろに食らってしまい、動きが止まる。
黄白「はぁ・・・倒せたでしょうか。」
桐生「いや、まだだ・・・！」
黄白「！？」
まだ、生きている？
浄化攻撃をゼロ距離で食らっているのに！？
桐生「無象秘伝・・・奥義！！」
黄白「！？」
黄白（これは・・・避けたり逃げるのは諦めた方がいいわね。)
桐生「なんだ、諦めたのか、生きることを・・・！」
黄白「ええ、諦めたわよ。」
その瞬間、黄白も構える。
黄白「死ぬと言うことをね！！」
その瞬間、黄白のエネルギーの、
リミッターが解除される。
黄白「光流秘伝・・・[大文字][太字]王義！！[/太字][/大文字]」