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【参加終了】転生水

#21


黄白「葬れるかもしれません。」
茜「え、どういう事ですか?」
状況が少し飲み込めないような顔を見せる。
黄白「私は光属性なのは、知っていますよね。」
茜「うん、分かりますけど・・・」
黄白「光とは、原来、悪を浄化する役割を持ちます。」
茜「・・・・?」
黄白「彼の方を見る限り、かなり悪に近い。というより、完全な悪です。」
茜「ですよね、夏蓮ちゃんを・・・」
黄白「だから、私なら、彼を浄化し、人間に戻せるかもしれません。」
茜「人間に!?」
少し後退りをする。
茜「待って下さい、私も光使えるけど、そこまでは・・・」
黄白「茜さん、出力弱いでしょう?」
茜「あっ・・・そうですね。」
少し下を向く。
黄白「だから、私が本気を出して、彼を戻します。」
茜「本気って、もしかして黄白さん・・・」
不安な目を、黄白に向ける。
茜「死ぬ気ですか・・・?」
黄白「・・・・・」
悟られたように、ため息をつく。
黄白「大丈夫ですよ。戻ってきますから。」
綺麗な笑顔を見せた後、真顔に戻る。
その目には、殺気が込められていた。






桐生「・・・ふぅ、流石に死んだよね。」
糸井が遠くに吹っ飛んだのを見て、口を開く。
桐生「僕に勝てるわけがないんだ。誰も。」
糸井「誰が勝てないって・・・?」
桐生「!?」
後ろを振り向く。
そこには、口周りが少し血で汚れた糸井が立っていた。
糸井「背中が痛えじゃねえかよ。」
桐生「お前・・・何者なんだ・・・」
糸井「んな事はどうでもイイだろうが!!」
力を引き締めて、桐生を殴る。
その瞬間、赤と黄色の火花が散った。
桐生「ぐっ!?」
少し後ろに吹っ飛ぶ。
糸井「お、手応えありだな。」
桐生「い、今のは一体・・・」
糸井「俺にもよく分からん。エネルギーが覚醒した感じか・・・?」
  「いや、それもちょっと違う気がするな・・・」
1人で淡々と喋り続ける。
糸井「まあ、都合よく起こる気がしねえし、」
  「[太字]渾身の一撃[/太字]とでも名付けるか。」
そして、歩き出す。
桐生「ぐっ・・・」
糸井「さ、夏蓮を返してもらおうかな。」
桐生「・・・黙れ。」
糸井「あ?」
桐生「気安く、夏蓮の名前を出すんじゃねえ!!!」
桐生が立ち上がる。
糸井「何だとぉ!?」
桐生「夏蓮は僕の物だぁぁぁあああ!!」
力の籠った一撃が、糸井の腹部に襲いかかる。
だが、糸井は倒れない。
糸井「グフっ・・・僕の物って・・・」
桐生「!?」
糸井「夏蓮は誰の物でもねえよ!!」
桐生「!!!」
糸井「爆流、秘伝!!」
両手を繋ぎ、前に突き出す。
糸井「爆砲轟音!!」
その瞬間、糸井の両手から桐生に向けて、
エネルギーのレーザーが発射された。





起きろ。起きるんだ。
助けるんだ。夏蓮を。動かせ。
動け。動け。動け!!
義人「はっ!?」
斎「はっ・・・起きたぁ!」
真霊「嘘!?やったぁ・・・」
その場に座り込む。
斎「よかった。よかった・・・」
義人「俺は・・・」
斎「いいから、壊途を助けろ。お前なら・・・」
疲労が一気に来て、斎も倒れ込む。
義人「斎っ!・・・任せろ。」

作者メッセージ

どうも戸部夏実です!
義人、復活!!
此処から、夏蓮は取り戻せるのか!?

2025/07/13 18:03

戸部夏実 ID:≫ 6s/EWVZi48e6M
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