耳鳴りがするほどの音と共に、ホープは叫んだ。
ホープ「ぐおおおおおお！！！」
その場に倒れる。
茜「・・・まじすか。」
糸井「絶対喧嘩売らんとこ。」
夏蓮「せやな。」
斎「怖がりすぎじゃない！？」
真霊「いや、これ見て怖がらない方が無理あるよ？」
理沙「心臓止まるかﾄｵﾓｯﾀ･･･。」
斎「でも、まだ死んでない様だね。」
全員がホープの方を向く。
ゆっくりと、腹部を再生させながらその場に立つ。
黄白「不死身ですか・・・？」
夏蓮「何したら勝てるん？」
ホープ「ふん・・・お前らの様な下等生物と一緒にするな。」
義人「なんだと？」
後ろに義人が現れる。
全員「え！？」
義人「雷拳！！」
再生したての腹部に、強烈な一撃を入れ込む。
ホープ「グフッ！？」
義人「よし！全員で攻撃を浴びせるんだ！」
黄白「浴びせるって・・・止めどなくですか？」
義人「そうだ。再生が追いつかないぐらいまでグチャグチャにしろ！」
糸井「なるほど。単純で分かりやすい！！」
真っ先に糸井が飛び出る。
糸井「破道！！」
両手を突き出し、ホープに向ける。
ホープ「ぐっ・・・闇ノ砦！！」
ホープの周りに、砦が築き上げる。
義人「くそ！落雷！！」
ホープの頭上に雷を落とす。
ホープ「甘い！闇剣！！」
砦を貫通して、義人の右太ももを切る。
義人「痛った！？」
理沙「斬撃音感！！」
音符型の斬撃が、砦を粉々に切る。
ホープ「なに！？最高高度の技だぞ！？」
理沙「ちょっとは役に立たないと・・・！」
真霊「斎！合わせて！」
斎「はいよぉ！」
2人が左右の手を出し合う。
真霊&斎｢｢[大文字][太字][漢字]聖星青[/漢字][ふりがな]ブルーホーリースター[/ふりがな][/太字][/大文字]｣｣
静かに囁く様に奏でた技は、もの凄い勢いでホープに向かった。
ホープ「くっ！闇鏡っ・・・」
技は間にあうことなく、奥に吹っ飛ばされて行った。
夏蓮「今がチャンスや！！」
一歩前に出る。
夏蓮「[大文字][太字][漢字]炎影砲[/漢字][ふりがな]シャドウファイアーキャノン[/ふりがな]！！[/太字][/大文字]
闇の炎が、大砲の一撃の様に吹っ飛んでいった。
ホープ「ぐふっがはぁ！！？？」
情報が整理しきれない様子で、もがき苦しんでいる。
糸井「茜！今だ！！」
茜「はい、行きます！」
茜のエネルギー量が、限界を超えた。
斎「なっ！？なんだこのエネルギー量・・・！」
黄白「本当に10代ですか・・・！？」
茜「闇流秘伝！[大文字][太字][漢字]深闇撃[/漢字][ふりがな]アビスハイ[/ふりがな]‼︎‼︎[/太字][/大文字]」
もの凄く濃い闇エネルギーを纏った一撃が、ホープに直撃した。