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I love you forever

#6

魔王降臨

「この先にある[漢字]門[/漢字][ふりがな]ゲート[/ふりがな]をくぐれば魔王城よ。」
「魔素が濃いな。」
今私たちがいる森を抜けた先にある門が魔王城につながる門らしい。ふつうの人間はこの森を通ることすらできない。
「この門…禍々しいな。」
「気絶しないように耐えてね。」

[大文字]ゴゴゴゴゴゴゴ[/大文字]

空気が重く感じる。

「…さん,…じゅ,さん。杏樹さん!」
あれ,私気絶してた?
「よかった。空気に耐えれなくなって倒れたみたいね。」
「ふふ…空気に耐えれなくなり気を失うとは。」
後から声がした。
「申し遅れました。私,ディミリアスと申します。」
ディミリアスと言った角が生えた魔族はまた,不気味な笑みを浮かべた。
「魔王様に会いたいのですか?」
「もちろん。わいたちは魔王に復讐しに来たんやから!」
「ふははは…魔王様が何をしたというのです。」

[太字]断光破![/太字]

私は魔族めがけて刃を振りかざした。
「殺るしかないようですね…。[漢字]邪悪な毒の雨[/漢字][ふりがな]コロージョン[/ふりがな]。」
「毒だ!私のもとへ集まれ![漢字]強化盾[/漢字][ふりがな]ポイントガード[/ふりがな]!!」
マーガレットさんの魔法で私たちは毒の雨に当たらずに済んだ。
「まぁ,そう簡単には死にませんか。[漢字]我之元へ[/漢字][ふりがな]ブラッドクロス。[/ふりがな]」
「ここはわいに任せろ!」
「ありがとうございます!」
ビオラさんは私とマーガレットさんの背中を押し,先に進ませた。

ありがとう。この戦いが終わったときにまた会おう。

「ビオラさん…。」
「さぁ,もうすぐ魔王に会えるわ。」
魔王城の中は薄暗かった。ビオラさんの魔法が無かったら前も見えなかっただろう。
「ここ,広いね。」
数分歩くと広い場所に出た。その奥にいたのは…
「魔王。」
「…遅かったな。勇者と魔術師。エルフはどうした?」
どうして私たちが3人だってことを知っていたのか。それはわからない。
「魔王,あなたの墓場はきっとここになるでしょう。…[漢字]雷門[/漢字][ふりがな]ヘブンスサンダー[/ふりがな]!」
マーガレットさんが魔王に向かって雷を打った。
「最強の魔術師というのは…そんなものだったのだな。失望したよ。」
たしかにマーガレットさんの雷門は魔王に直撃したはず。
効いていないの…?魔王,恐るべし。
「もう少し…そうだな。強い技などはないのか?」

[大文字]断光破!!![/大文字]

私は少し威力を上げた断光破で魔王に襲いかかった。
だが…
「断光破…初めて聞いた。だが弱いな。ありがとう,楽しかったよ。」
そのとき,マーガレットさんが私に囁いた
「[小文字]ありがとう[/小文字]」

[大文字]白色破壊光線[/大文字]

「!?」
辺りは光に包まれた。

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2024/09/04 13:03

七星太陽 ID:≫18COkzTDuajLA
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