I love you forever
「ねぇ、お母様。どうしても魔王討伐しなくちゃいけないの?」
これは、私が魔王討伐するまでのお話。
「何度言えば分かるの杏樹!魔王はいてはいけないの!」
「ごめんなさい。」
私のお母様とお父様はどちらも剣士。過去に魔王討伐したけど失敗したパーティーの一員。どうして死ぬと分かっているのに行かなきゃ行けないんだろう。
「杏樹、おいで。」
お姉ちゃんだ。…私の癒しはお姉ちゃんだけ。
「どうしたの?」
「…明日は魔王討伐でしょ?最後かも知れないから、好きな星をみよ?」
「最後に会うのが魔王だなんて、やだなぁ。」
お姉ちゃんと外に行き、空を眺める。
「今日も北斗七星が綺麗だね。」
「あれはおおぐま座だっけ?」
「そう、あのこぐま座とおおぐま座、いい親子だよね。」
あんな親子になりたかったな。 …もしも私が誰かと結婚して子供ができたらあんな感じになりたいな。
「もう遅いよ。寝よう?」
「お姉ちゃんの部屋で寝ていい?」
「もちろん。」
明日、私の命日が決まる。
これは、私が魔王討伐するまでのお話。
「何度言えば分かるの杏樹!魔王はいてはいけないの!」
「ごめんなさい。」
私のお母様とお父様はどちらも剣士。過去に魔王討伐したけど失敗したパーティーの一員。どうして死ぬと分かっているのに行かなきゃ行けないんだろう。
「杏樹、おいで。」
お姉ちゃんだ。…私の癒しはお姉ちゃんだけ。
「どうしたの?」
「…明日は魔王討伐でしょ?最後かも知れないから、好きな星をみよ?」
「最後に会うのが魔王だなんて、やだなぁ。」
お姉ちゃんと外に行き、空を眺める。
「今日も北斗七星が綺麗だね。」
「あれはおおぐま座だっけ?」
「そう、あのこぐま座とおおぐま座、いい親子だよね。」
あんな親子になりたかったな。 …もしも私が誰かと結婚して子供ができたらあんな感じになりたいな。
「もう遅いよ。寝よう?」
「お姉ちゃんの部屋で寝ていい?」
「もちろん。」
明日、私の命日が決まる。
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