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二次創作
迷ヰ犬の僕達は

#12


ヨコハマの早朝、空気が澄んでいる
そんなとき武装探偵社事務所の
扉を前にして手首の時計を見つめる
男が1人立ち尽くしていた

国木田〔10秒も早く着いてしまった〕
国木田〔俺の名前は国木田独歩
     現実を生く理想主義者に
     して、理想を追う現実主義者〕
国木田「…時間だ」

先日黒蜥蜴の襲撃により
ブッ飛んだ扉に手をかける

国木田「おはようございます」
敦「国木田さん!!助けてください!!」

顔を真っ青にして焦り
飛び出してきたのは敦だった

敦「だ…太宰さんが…あれです…」 

ふと目を奥の方へと配る

太宰「アアアアァァ!!!
    国木田くん!!大変なんだァ!!」

その先には敦なんかよりよっぽど
顔色がエグみを増している太宰の姿 

太宰「これを見たまえよ!!」
国木田「何がだ」
太宰「だからこれダヨッ!!」
国木田「俺にはお前の
     アホ面しか見えんが」
太宰「遂に辿り着いたのダッ!!
    これが死後世界!!
      黄泉比良坂!!!」
敦「国木田さん…多分これです…」

敦の両手には毒々しいキノコと
赤い表紙の完全自殺読本

太宰「やはり完全自殺読本は
     名著ダナッ!!アハハッ⤴⤴⤴!!!」
太宰「暗闇に生えたキノコを食する
    だけでこーんなにも愉快な
    自殺の道に行けるなんて!!
     ハーッハハハァ!!!!」
国木田「毒キノコでも食ったか」
敦「それがですね…致死性の
   猛毒キノコと間違えt」
太宰「遂に捕らえたっ!!!
    虹色のゾウリムシダッ!!!
    よし家で飼おう!!!」
敦「国木田さぁん!!!」
  
突然太宰にとっ捕まえられる敦
どうやら敦のことが虹色の
ゾウリムシに見えてるらしい

国木田「出勤後の書類整理だ
      終わるまで待て」
敦「ええーっ!!!?」
国木田「第一、今日なら●●も
     今事務所に居るだろう」
国木田「九州の事件へ向かうと
     話していたことを見るに
     今日は身支度諸々含めて               
      先に来ているはずだ」
敦「だから!!その●●さんg」

何か言いかけたところで敦は
太宰につかまりぐるぐる巻きにされ
モゴモゴと訴えるしかできなくなっていた

太宰「くにき~だくぅ〜ん
    君もおいでよ~黄泉の国ぃ~
    すごぉいぞぉ〜」
太宰「虹色のゾウリムシはいるしぃ〜」
太宰「酒は飲み放題だしぃ〜」

そういいながら書類整理中の
国木田の頬をぐにぐにといじる太宰
そしてついに堪忍袋の緒が切れた

太宰「美女の寝顔はぁ」
国木田「やかましいわ!!!」

突然太宰の胸ぐらを掴み
お得意の体術で床に叩き
つけると太宰は目を回し気を失った

敦「…」
敦〔こんなに相性悪い二人が
   どうしてコンビを
    組んでるんだろう…〕
国木田「実際、この唐変木の
    保護者はどこに行った!!」
敦「…!!」
敦「んー!!んーーっ!!!」
国木田「次は何だ!!!」 

ぐるぐる巻きにされていた敦を
縛っていたものを引き破いて
国木田は半ばキレ気味に聞く

敦「さっき●●さんが!!!」
敦「ほら!!あれ!!」

指を指す敦その先にはぶくぶくと
泡を吹く●●がいた

国木田「…な、なにを、え、●●!!!?」
敦「さっき太宰さんが無理やり
   キノコ食べさせたみたいで
     失神して泡吹いてます!!!」
●●『ブクブクブクブク…』
国木田「己太宰ぃ…!!まったく…
     余計なことばかり起こす…!!」
国木田「敦!!急ぎで
     与謝野先生を呼んでこい!!」
敦「与謝野さんですか!?」
国木田「此奴が人間失格を蓄え
     始めていなければ
      与謝野先生が
     なんとかしてくれる!!」
国木田「乱歩さんが来る前に!!」
敦「はっ、はいっ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●●『ぐへぇ…』
●●『かたじけないね
      与謝野ちゃ〜ん…』
与謝野「ったく…アンタもアンタで
     もっと気張らんモンかね!!」

項垂れている●●の背中に
ビターンと一発平手で喝を入れる

●●『ッッッたぁ~!!!』
●●『酷くなぁーい…?』
●●『僕頑張ってるんだよ
        太宰のお相手』
●●『ま、流石に成人男性と
      か弱いおチビじゃあ
      力負けしてさっきに至った
       わけなんだけれどね』
与謝野「それなら賢治の力を使えば
     よかったんじゃないのかい」
●●『それじゃあ太宰の骨が
      木っ端微塵じゃないか』
与謝野「力加減ってもんがあるだろう?」
●●『怪力は単純だから負荷は
      かからないっちゃあ
      かからないよ?でも力の出し
      加減がとても難しいのだ』
●●『それに考えてみて与謝野ちゃん』
●●『賢治の力を活用して対抗する
      という考えははいい推理
      だったかもしれないけれど』
●●『太宰相手に怪力は…いや
      異能力が使えないことを
        忘れないで欲しいね』
与謝野「…●●は太宰を
     気にかけ過ぎだとアタシは
           思うけどねェ」
●●『太宰も僕の後輩じゃないか
      後輩の面倒を見るのが
      先輩の仕事、違うかい?』
●●『それにまだ過程だよこれは』
●●『僕も社員もこの社も
      まだまだ発展途上!!』
●●『ここで[漢字]強異能[/漢字][ふりがな]だざい[/ふりがな]に
       死なれちゃ、困るもの』
与謝野「乱歩さんにはなんて
     説明するんだい?どうせ
     あの人が膨れるのは目に
        見えるってもんだ」
●●『めんどーなのでお口チャック』
与謝野「…それでも、結局アンタは―――」

突如として扉の向こう側から
不規則的なリズムで
ノックする音が聞こえる

[小文字]乱歩「●●〜…」[/小文字]
●●『わお』

ガチャリと扉を開けるとそこには
目をこすって眠気が覚めていない
ネクタイをくしゃくしゃと
絡ませている乱歩が居た

乱歩「もーやだ…むすぶの
    めんどくさい…
    …きょうなしじゃだめ…?」
●●『いーわけあるかい』
与謝野「…まったく、この人も才が
     あるのかないのか
      分からない人だねェ」
●●『じゃ、ありがとね
       与謝野ちゃん』
与謝野「九州土産買ってきておくれよ」
●●『えー』
与謝野「おや、そんなに体を
      解剖されたいのかい?」
●●『はい、買ってきます。』
与謝野「よろしい」
[小文字]乱歩「なんでよさのさんの
       とこにいたのさ…」
●●『ただの世間話』
乱歩「?それだけのために…?」
●●『女子だけで積もる話もあるのー』[/小文字]

遠ざかっていく2人の声を聞きながら
1人残された与謝野はつぶやいた

与謝野「…アンタはやっぱり
      嘘つきなんじゃないか…」
与謝野「…いつも自分を勘定に入れて
     ないクセにそうやって
     すぐ…正常をまた装う…」
与謝野「…取り繕う…」

作者メッセージ

こんちはーーーーーーーーー
今回会はなんかね、とりあえずね、うん
与謝野さんってかっこいいし
かわいいよねっていうことなのサ☆

2024/12/23 02:20

のん ID:≫upKx/dE9wxWbw
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