僕は、行き当たりばったりで学校の教師をすることになった
そうして、また新たな1日が始まろうとしていた。

「魔法の使い方は、パッと放った姿を想像することが一番うまくできるぞ。」
魔法の使い方である、そんな中。一人の生徒が質問してきた。

「嫌味ですか？それ。」
嫌味、というか難しい問題だよな。魔法が使えないのだろうか。

「ごめんな、授業なんだ。」
下手に刺激すぎるのも良くない。

「いえ、こんなクソ簡単な内容。1年で習いましたよ。」
あ、そっちか。地味に恥ずかしい

「だったら、模擬戦闘と行こうじゃないか。」
あたりの様子が一気に盛り上がる。

〜外にて〜
「えー、では3人組を作って１組ずつ私に挑みに来てください。コツを教えますよ。」
舐めプ、というわけでもないが自分の力を試すのにもちょうどよかった。
クラスはジャスト30人。10組連戦となると少し厳しいか。

「よし、大分減ったな。」
5組ぐらい、対応したところで魔法量がとてつもなく多い3人が1組として僕のところに向かってくる。

「君達、名前は？」
せっかくなら聞いておくか。

「ワーヌです。」
前世で言う、陰キャと言うか。メガネかけて髪がもっさもさだな。

「水城　奈緒。」
え！？日本人！？としか思えなかった。

「コノハです、よろしく。」
可愛い子、と思ってしまうほどに超絶に可愛いのであった

「ワーヌくん、水城さん、コノハさん。対戦よろしくね。」
こうして、全力を尽くして戦える相手が来たことによって心の中の自分は少しワクワクしているのであった。