〜前回のあらすじ〜
ジャイブさんに突如として言われた
「深い憎しみを君に植え付けないとね」
という言葉で混乱し、洗脳までされて国を滅ぼそうとするアウガス。
その後王様に親友達の居場所を聞き出し、向かう事となった・・・

〜親友たちの隠れ家〜
「おいクズ共？こんなとこにいやがったのか。」

「お前！なんでここにいるぅ！」
なんというかさ、こいつらは勇者じゃないのか？

「お前らさ、勇者じゃないのか？住民より真っ先に隠れたらしいね。」

「勇者だって諦めは大切なのですよ、でゅふ。」

「誰だぁ？テメェ。」

「私の名前はオタ・クーン、あなたの親友だった者です、デュフ」

「ほぉ、名乗るほど余裕があるってか？」
オタ・クーンって名前、元がオタクか（）

「えぇ、余裕はありますよ、天下無双がありますからね、でゅふ。」

「あのドメロスとやらは違うのか、だったら住民を助けろよ。」

「でゅふ、あんなやつら助ける価値がないのだよ。」

「なんでそんな事言えるんだ？まあ、いい。戦ってから決めようじゃないか」

「でゅふ、馬鹿なやつです」
親友よ、どうか聞きたい。お前達はそれでいいのか？仲良くしたいのに・・・

「いいか？10秒以内なら動かずに待っといとやるよ。」

「舐めプですか？でゅふ。」
その瞬間、オタ・クーンが光って周りが一瞬で焼け野原になった

「ああ、その程度か。なら、これからは攻撃させてもらおうかな。」

「く、なんだこの圧力はぁ！でゅふぅ？？？」

オタ・クーンを殴った瞬間オタ・クーンは空で光になった。

「さぁ、ドメロス。君は魔王軍に連れて行くよ。」

「は・・・！？」

「まぁ、理由があるのさ。」