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小学生が書いています。暖かい目で見守ってください。
続くか分かりません。

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元お嬢様は黒魔導士の専属メイド

#2

メイド

お兄さんに連れて来られたのは、森の中にある、屋敷だった。
「わぁ、大きいですね」
「おまえんとこよりは小さいだろう」
「いや~、あそこ大きすぎるんですよね。最近覚えたくらいですもん」
中に入っても、人は誰もいない。
「メイドさんとか、いないんですか?」
「あぁ、俺は黒魔導士なんだ」
黒魔導士…みんなが恐れる、クゥランタ家よりも強い力を持っているとされている、黒魔導士。
いわばクゥランタ家と黒魔導士は敵同士なんだ。
「だから、お前にメイドを頼みたい。」
なるほど、住み込みメイドか。
「あ、てかお嬢様って家事できんのか?」
「舐めないでください。できますよっ!」
「そうか。よろしくな」
想像してたお願いよりも、なんか…。平和?
「そういえば、お兄さん。名前なんていうんですか」
「俺は、ガラン・スッキャタラレーラ」
「ガラン、さん?」
「ガランでいい。」
「じゃあ、私もユビワとお呼びください。」
ぺこりとお辞儀すると、ガランはよろしくだけ言った。
と、長き沈黙の後ー…
ぐぅぅぅぅう…。
ガランが、真っ赤な顔を手で覆っている。
さっきのお腹の音は、ガランだ。
「何か作りますね。」
「…あぁ」
ガランが案内してくれた、新品同様のピカピカキッチン。
(たぶん、絶対未使用だ…。)
冷蔵庫を開けると…。
「すっからかん!!」
特になにも入っていない。
(多分、さっきくれたパンは、ガランのお昼ご飯だったのね…。)
棚をさぐっていたら、トマトジュースと、パスタがあった。
他にも厚切りベーコンなどを取り出して、具材を炒める。
「~~♪~~♪」
鼻歌を歌いながら、パスタをお皿に盛り付ける。
「ガラン、お待たせ!トマトパスタができました!」
「…」
無言でソファに座って、フォークを準備。
(子どもか!)
「いただきます」
ガランがパスタを口に運ぶ。
誰かに食べてもらうのは久々だから、ちょっと緊張。
「どうですか?」
「…悪くない。」
褒めてるのか分からない微妙なコメントをしながらも、凄い勢いでパスタを頬張る。
あっという間に、お皿が綺麗になった。
「ごちそうさまでした」
「じゃあ、洗い物してきますね」
お皿とフォークを持って、キッチンに行こうとしたら、ガランが話し出す。
「お前本当に料理できるんだな」
疑ってたみたいだ。
「まぁ、最初にそれもやらされますしね」
「そうか。美味かった。」
「ありがとうございます。夕飯は買い出し行きますね。」
「あぁ 楽しみにしてる」
なんか、以外と上手くやっていけそうだ。
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作者メッセージ

2話目、すぐに更新しました。
書くの楽しいです!
3話目もお楽しみに!

2024/09/17 19:09

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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