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元お嬢様は黒魔導士の専属メイド

#13

ガランの実家

「えっと、ここは…?」
[太字][中央寄せ]「罰として…」[/中央寄せ][/太字]
とか言って、目隠しされて連れて来られたのは、森の奥深くの洋館。
(まさか…)
       「魔女の家!?」 「俺の実家だ」
「へぇ~、ご実家ですか!ルークさん、とご両親にも挨拶できますね」
「はぁ…さっさと行って、さっさと帰るぞ」
(あれれ、あんまり乗り気じゃない…)
大きくて重そうな扉を、ガランが魔法で開けた。
「お邪魔しま~す…」
中は、電気がついていなくて、少し薄暗い。
(なんかコワイ…!)
[太字]ぽちっ[/太字]
ガランが、壁のスイッチで電気をつけてくれた。
「ご家族はいらっしゃらないの?」
「まだらしいな」
(ガランが生まれ育った家なら、小さい頃の写真とかあるかも…!?)
「ガラン、ちょっと探検してもいいかな?」
「…どーせ、俺の部屋見るんだろ」
「ぎくっ」
ばれちゃった。ガランの部屋探索の罰でここに来てるのに…
「まぁ、いいけど。はい」
ガランが、手を差し出してくる。
(……………???)
「はやくしろ」
「いや、なんで…?」
「お前、ドレスだろ。一応」
(そういうこと…)
「ありがとう」
階段を上って、長い廊下を渡ったら、ある部屋のドアに[太字]「ガランの部屋」[/太字]という可愛いプレートがあった。
「…ガラン、これ貴方が書いたの…?」
笑いを一生懸命こらえる。
「ガキのときだよ!小学生くらい!笑うな!」
ガランは顔を真っ赤にして言い訳してる。
笑いが去ったところで、
「入ってもいい?」
「あぁ」
ベッドと、勉強机。それと、クローゼット
(シンプルでいいお部屋ね!)
[太字]「なんか、普通ね」
「多分だけど逆じゃね?」[/太字]
「なんか面白いものあると思ったのに!」
諦めずにしばらく部屋探索していると…
[太字]「あら、ガラン。帰ってたのね~!!」 
「ガラン、久し振りだな!」
「あ、ガランや~ ユビワちゃん久し振り!」
「あ、あの子がユビワちゃん!?可愛い~っ」
「ガラン、こんな可愛い子がメイドだなんて、贅沢ね~!」
「ケーキ買ってきたよ~!」[/太字]
ガランの家族祭り。7人家族とは…!
(というか、お姉様方みんな綺麗…!)
「ガランの、メイドをしています。ユビワ・クゥランタです」
「長女のキースです。よろしくお願いします」
メガネをかけた、真面目そうな雰囲気のキースさん。
「次女のラールっていいます!ユビワちゃん、ガランになにかされてない!?」
リボンのたくさんついたガーリーなラールさん。
「三女のマークで~すっ!ケーキ買ってきたけど、苦手なものとかある?」
面倒見の良さそうな、元気いっぱいのマークさん。
「二度目ましてやな。ルークよ」
二度目ましての、ルークさん。
お母様もお父様も、優しそうな人で、歓迎してくれた。
「えっと~、ショートケーキと、ガトーショコラと、タルトと~」
「今日泊まっていきなよ!私たちユビワちゃんと仲良くなりた~い♡」
「ユビワちゃん、ガランどんなかんじ?感じ悪いやろ~?」
「ユビワさん、こちらの紅茶もいかがでしょう」
(賑やかだな~)
ガラン、今までどんな感じだったんだろ…。
「もう帰るぞ」
「やったらアンタだけ帰り!ユビワちゃんは預かるで!」
「ハァ!?…ユビワ、NOと言え…。」
(ガランの小さい頃の話とか聞けるかも…?)
[太字]「お世話になります!」[/太字]
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このボタンは廃止予定です

作者メッセージ

長くなっちゃいました…!!ちょっと投稿前から間空いちゃいましたね。
さてさて、今回は、ガランの家族祭りでした!
そして次回はお泊まり会~っ!お楽しみに!

2024/10/06 17:29

みこと ID:≫kpJo3MY4lNspo
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