元お嬢様は黒魔導士の専属メイド
前々回のあらすじ。
「5人」という数字がガランとシャル―さんの会話から聞こえた。
(それはなんなのか…!)
私、ユビワ探偵は気になった。ので…
「ユビワ探偵団、始動!」
ガランはお仕事に出掛けてる。
(でも、仕事内容とか教えてくれないのよねぇ…)
「やっぱり、秘密ばっかりだわ!!」
ガランの部屋に入って、いろいろ探る。
「やっぱり、今までお付き合いした女性の数かしら…?」
でも、この前恋愛経験ないって言ってたわね…。(※6話参照。)
[太字]ぴーんぽーん[/太字]
「来客だわ」
捜査は一時中断。
玄関に出ると、初期のガランと似た真っ黒の服を着たお姉さんが立っていた。
(…え、誰?)
「ここってガランの家じゃなかったっけなぁ…?」
「どちら様でしょうか…?」
2人とも何も分かっていない。
(やっぱり、彼女様!?)
「貴女は…」
「はっ!!えっと、私はガランのメイドのユビワと申します!ガランに用でしたら、今は出掛けていますので、リビングでお待ちになってはいかがでしょうか?」
「わぁ、礼儀正しい子やねぇ。じゃあ、お言葉に甘えて」
リビングに案内して、紅茶とスコーンをテーブルに置く。
「ところで、ガランはメイドにそんな格好をさせとるん?」
(ガランの性癖という誤解が生まれている…!!)
「あ、いや…これは~…」
[太字]ガチャ[/太字]
ガランが帰ってきたようだ。
「靴…おい、ユビワ?誰か来てんのか…?」
「あ、ガランや。久々やなぁ」
「ハァ!?」
ガランの顔が真っ青になる。
[大文字]「姉貴!なんで来てんだ!!」[/大文字]
(姉貴…?)
「お、お姉さまだったの!?」
ーーー……。
「自己紹介してませんでしたね。うちはガランの姉の、ルーク・スッキャタラレーラ言います。」
「アポ無しで来んなよ、姉貴…」
「いやぁ…アンタ、お嬢様メイドにしたいうから、来てやったんやで?」
どうやら、街全体での発表を聞いて、来てくださったそうだ。
(確かに、ガランに似てるわ…。)
「まぁ、だいぶ元気そうで安心したわ。」
「それだけかよ…」
「キースたちも心配しとるから、また家に顔出しや。ユビワちゃんも一緒にな。」
「…はよ帰れ。」
「はいはい…、ほな。あ、そうや。」
「なんだよ」
「ガラン、アンタ、メイドやからって好みの服無理やり着せたらアカンで。」
「…は?」
それだけ言って、ルークさんは出て行った。
「ガラン…もしかして、5人兄妹とかですか?」
「…あぁ、そうだな」
「なんで言わなかったんですか…?」
「俺末っ子なんだけどよ…姉貴全員アレなんだよ。」
(なんか、苦労してるのね…。)
私は一人っ子だから分からないわ。
「あと、お前また探偵ごっこしてたな?」
「うっ…だってガラン、秘密ばっかだもの!」
「…罰として…。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「5人」という数字がガランとシャル―さんの会話から聞こえた。
(それはなんなのか…!)
私、ユビワ探偵は気になった。ので…
「ユビワ探偵団、始動!」
ガランはお仕事に出掛けてる。
(でも、仕事内容とか教えてくれないのよねぇ…)
「やっぱり、秘密ばっかりだわ!!」
ガランの部屋に入って、いろいろ探る。
「やっぱり、今までお付き合いした女性の数かしら…?」
でも、この前恋愛経験ないって言ってたわね…。(※6話参照。)
[太字]ぴーんぽーん[/太字]
「来客だわ」
捜査は一時中断。
玄関に出ると、初期のガランと似た真っ黒の服を着たお姉さんが立っていた。
(…え、誰?)
「ここってガランの家じゃなかったっけなぁ…?」
「どちら様でしょうか…?」
2人とも何も分かっていない。
(やっぱり、彼女様!?)
「貴女は…」
「はっ!!えっと、私はガランのメイドのユビワと申します!ガランに用でしたら、今は出掛けていますので、リビングでお待ちになってはいかがでしょうか?」
「わぁ、礼儀正しい子やねぇ。じゃあ、お言葉に甘えて」
リビングに案内して、紅茶とスコーンをテーブルに置く。
「ところで、ガランはメイドにそんな格好をさせとるん?」
(ガランの性癖という誤解が生まれている…!!)
「あ、いや…これは~…」
[太字]ガチャ[/太字]
ガランが帰ってきたようだ。
「靴…おい、ユビワ?誰か来てんのか…?」
「あ、ガランや。久々やなぁ」
「ハァ!?」
ガランの顔が真っ青になる。
[大文字]「姉貴!なんで来てんだ!!」[/大文字]
(姉貴…?)
「お、お姉さまだったの!?」
ーーー……。
「自己紹介してませんでしたね。うちはガランの姉の、ルーク・スッキャタラレーラ言います。」
「アポ無しで来んなよ、姉貴…」
「いやぁ…アンタ、お嬢様メイドにしたいうから、来てやったんやで?」
どうやら、街全体での発表を聞いて、来てくださったそうだ。
(確かに、ガランに似てるわ…。)
「まぁ、だいぶ元気そうで安心したわ。」
「それだけかよ…」
「キースたちも心配しとるから、また家に顔出しや。ユビワちゃんも一緒にな。」
「…はよ帰れ。」
「はいはい…、ほな。あ、そうや。」
「なんだよ」
「ガラン、アンタ、メイドやからって好みの服無理やり着せたらアカンで。」
「…は?」
それだけ言って、ルークさんは出て行った。
「ガラン…もしかして、5人兄妹とかですか?」
「…あぁ、そうだな」
「なんで言わなかったんですか…?」
「俺末っ子なんだけどよ…姉貴全員アレなんだよ。」
(なんか、苦労してるのね…。)
私は一人っ子だから分からないわ。
「あと、お前また探偵ごっこしてたな?」
「うっ…だってガラン、秘密ばっかだもの!」
「…罰として…。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このボタンは廃止予定です