二次創作
転生したら好きなゲームの主人公になったんだけど?!
「…うぅ、頭痛い…」
…えと、なにしてたんだっけ?てか寒ッッ?!え、雪?視界悪すぎ…それにこの景色、まるでUNDERTALEの…
「……」
そうじゃんここUNDERTALEの世界じゃん?!?!そうだ、パッピとのバトル開始しようと思ったらサンズが現れて地面にごっつんこさせられて気を失って、そしたら○○に会って…
(…結局○○って何者なんだろ??)
「おい」
スッと背筋が冷えた。それは、寒さのせいじゃない。だって…その声の主が、"彼"だったから。
「…サンズ」
「よぉ、さっきぶりだな」
冗談めかして言うサンズの目は、体の体温を奪っていく雪の冷たさとは比にならなかった。
「…どうやって、戻ってきたんだ?[小文字][小文字]…"あいつ"の力を借りて二度と戻れないようにしたはずなのに…なぜだ?[/小文字][/小文字]」
サンズが小さく呟いた言葉も自分は聞き逃さなかった。[小文字][小文字][打消し]だって推しの声だからね☆[/打消し][/小文字][/小文字]
("あいつ"って誰だ…?"セーブ&ロード"の力を知っているキャラクターと言えば、フラウィとかキャr…○○とか…でもサンズに協力しそうではないなぁ…となるとほかには…)
「…まさか」
「?」
「[大文字][大文字]"ガスター"?!?!?![/大文字][/大文字]」
「ッ…!」
…っは!!いかん、思わず大声を出してしまった…でもでも、サンズに協力してくれそうな(おそらく)"セーブ&ロード"を知っている人物ってガスターしかいないでしょ!!
「アンタ…何者だ?なぜあいつのことを知っている?…やっぱお前、ただのプレイヤーじゃねぇな…」
「いや、普通にネットでガスターの考察情報出回ってるよ??」
「は??」
「え??」
「…」
「……」
サンズはフッと目をそらした。ため息までついてる…尊い。殺す気か??
「やっぱりお前は信用できない。…悪いが、ここで消えてもらう」
ちょっとそんな悪役っぽい台詞まで…え?消えてもらう…??
「ちょちょ、ちょっと待ってよ?!」
しかし彼は本気のようで、一瞬にして大量のブラスターが現れた。かっこいい…と思ってしまったのは、自分が限界オタクだからだろうか。
「…じゃあな。もう二度と会うことはないと思うぜ」
「こんなのあんまりだよ、サンズ!!自分は、ただ…」
[中央寄せ]——この世界で、笑っていたいだけなのに。[/中央寄せ]
「…そこまでだよ、サンズ」
サンズの身体が不自然に固まった。彼の目線は自分のすぐ後ろに注がれている。きっと、さっきの声の主を見ているのだろう。なぜなら、先ほどの声は自分のすぐ後ろから聞こえたのだから。
「な、んで…」
サンズはこれが精いっぱいという感じの声を出した。振り返らなくてもわかる、後ろの人物が笑う気配。
「…ガスター、さん?」
後ろを見るのが怖いから、名前だけ確認してみた。なぜかって?だって…後ろの人物からは、この世の者ならざぬ妖しげな雰囲気が伝わってきたからだ。
「どうやら私のことを知っているみたいだね」
「そりゃ知ってますよ。…自分が元いた世界では、様々な考察が飛び交ってますから」
自然と敬語になる。それほど後ろの彼…ガスターの放つ気配は恐ろしく…どこか心を揺さぶるものだった。
「さて…本題を話そうか」
ガスターの声が真剣なものに変わる。自分は一つ深呼吸をすると、ゆっくりと振りむいた。雪色の視界の中に、黒い服に身を包んだ白い顔の彼の姿が浮かび上がる。
(この人が、ガスター…)
ガスターは、イメージ通りの怪しげな笑みを浮かべながら、ただ一言こう告げた。
「——取引をしよう、[漢字]元プレイヤー[/漢字][ふりがな]●●[/ふりがな]君」
続く…
…えと、なにしてたんだっけ?てか寒ッッ?!え、雪?視界悪すぎ…それにこの景色、まるでUNDERTALEの…
「……」
そうじゃんここUNDERTALEの世界じゃん?!?!そうだ、パッピとのバトル開始しようと思ったらサンズが現れて地面にごっつんこさせられて気を失って、そしたら○○に会って…
(…結局○○って何者なんだろ??)
「おい」
スッと背筋が冷えた。それは、寒さのせいじゃない。だって…その声の主が、"彼"だったから。
「…サンズ」
「よぉ、さっきぶりだな」
冗談めかして言うサンズの目は、体の体温を奪っていく雪の冷たさとは比にならなかった。
「…どうやって、戻ってきたんだ?[小文字][小文字]…"あいつ"の力を借りて二度と戻れないようにしたはずなのに…なぜだ?[/小文字][/小文字]」
サンズが小さく呟いた言葉も自分は聞き逃さなかった。[小文字][小文字][打消し]だって推しの声だからね☆[/打消し][/小文字][/小文字]
("あいつ"って誰だ…?"セーブ&ロード"の力を知っているキャラクターと言えば、フラウィとかキャr…○○とか…でもサンズに協力しそうではないなぁ…となるとほかには…)
「…まさか」
「?」
「[大文字][大文字]"ガスター"?!?!?![/大文字][/大文字]」
「ッ…!」
…っは!!いかん、思わず大声を出してしまった…でもでも、サンズに協力してくれそうな(おそらく)"セーブ&ロード"を知っている人物ってガスターしかいないでしょ!!
「アンタ…何者だ?なぜあいつのことを知っている?…やっぱお前、ただのプレイヤーじゃねぇな…」
「いや、普通にネットでガスターの考察情報出回ってるよ??」
「は??」
「え??」
「…」
「……」
サンズはフッと目をそらした。ため息までついてる…尊い。殺す気か??
「やっぱりお前は信用できない。…悪いが、ここで消えてもらう」
ちょっとそんな悪役っぽい台詞まで…え?消えてもらう…??
「ちょちょ、ちょっと待ってよ?!」
しかし彼は本気のようで、一瞬にして大量のブラスターが現れた。かっこいい…と思ってしまったのは、自分が限界オタクだからだろうか。
「…じゃあな。もう二度と会うことはないと思うぜ」
「こんなのあんまりだよ、サンズ!!自分は、ただ…」
[中央寄せ]——この世界で、笑っていたいだけなのに。[/中央寄せ]
「…そこまでだよ、サンズ」
サンズの身体が不自然に固まった。彼の目線は自分のすぐ後ろに注がれている。きっと、さっきの声の主を見ているのだろう。なぜなら、先ほどの声は自分のすぐ後ろから聞こえたのだから。
「な、んで…」
サンズはこれが精いっぱいという感じの声を出した。振り返らなくてもわかる、後ろの人物が笑う気配。
「…ガスター、さん?」
後ろを見るのが怖いから、名前だけ確認してみた。なぜかって?だって…後ろの人物からは、この世の者ならざぬ妖しげな雰囲気が伝わってきたからだ。
「どうやら私のことを知っているみたいだね」
「そりゃ知ってますよ。…自分が元いた世界では、様々な考察が飛び交ってますから」
自然と敬語になる。それほど後ろの彼…ガスターの放つ気配は恐ろしく…どこか心を揺さぶるものだった。
「さて…本題を話そうか」
ガスターの声が真剣なものに変わる。自分は一つ深呼吸をすると、ゆっくりと振りむいた。雪色の視界の中に、黒い服に身を包んだ白い顔の彼の姿が浮かび上がる。
(この人が、ガスター…)
ガスターは、イメージ通りの怪しげな笑みを浮かべながら、ただ一言こう告げた。
「——取引をしよう、[漢字]元プレイヤー[/漢字][ふりがな]●●[/ふりがな]君」
続く…