二次創作
転生したら好きなゲームの主人公になったんだけど?!
今日の●●はガチモードだからねわかったかい[漢字]プレイヤー[/漢字][ふりがな]読者[/ふりがな]の諸君?笑
あ、ガチモードなのはマジでだよ?なんでかって?わからない?だって今日は...
「パピルスとの、バトルなんだから...!」
「...遂に、ここまで来たなぁ」
今自分がいるのは、パピルスとのバトルが発生するエリア。...要するに、霧が濃くて前がほとんど見えないあの場所だ。
(パピルス、もう来てる...)
うっすらと彼の後ろ姿が見える。今、自分が声をかければバトルがスタートするのだろう。うわぁ、キンチョーしてきた()
(...よし、いくぞ!)
息を大きく吸い、パピルス、と声をかけようとした、その時。
[中央寄せ]身体が、地面に叩きつけられた。[/中央寄せ]
「...え?」
反転する視界。頭を強く打ちつけ、ぐらりと世界が揺れる。まるで前世でタヒんだときみたいに、意識がスっと遠のいていくのがわかる。
(どうして...)
薄れゆく意識の中、彼の姿だけははっきりと見えた。
[中央寄せ]サンズ...[/中央寄せ]
「...ハッ?!」
「良かった、目が覚めたんですね!」
まず視界に映ったのは、見知らぬ白い天井。そして、知らない看護師みたいな女性。
「えっと、ここは?」
「ここは病院です。実は、あなたは頭を強く打ちつけて1週間目が覚めなかったんですよ」
(病院...?目が覚めなかった...?)
「とりあえず先生を呼んできますね」
そう言って看護師さんはそそくさと出ていってしまった。1人になった途端、虚無感が胸を締めつける。
「...そっか」
[中央寄せ]...今までのは全部、夢だったんだ[/中央寄せ]
(UNDERTALEの世界に来れて、嬉しかったのに。大好きな推しに会えて、嬉しかったのに。それも全部...夢だったんだ)
「...あぁ〜もう!最悪だよ...」
ため息をつき、現実を確かめるように病室を見渡す。ふと、自分の服が畳まれて置いてあるのに気がついた。
(病院だから、患者服に着せ替えられたのか)
興味が失せ、目を逸らそうとした、その時。
「(...ん?)
見覚えのない何かが見えた気がして、もう一度よく見てみる。
「...え」
[中央寄せ]そこにあったのは...[漢字]トリエル[/漢字][ふりがな]ママ[/ふりがな]の、ケータイだった。[/中央寄せ]
(夢じゃ、なかったんだ...!)
速まる鼓動の中、もう一度あの世界に行きたいという想いが強くなっていくのを、はっきりと感じていた。
続く...
あ、ガチモードなのはマジでだよ?なんでかって?わからない?だって今日は...
「パピルスとの、バトルなんだから...!」
「...遂に、ここまで来たなぁ」
今自分がいるのは、パピルスとのバトルが発生するエリア。...要するに、霧が濃くて前がほとんど見えないあの場所だ。
(パピルス、もう来てる...)
うっすらと彼の後ろ姿が見える。今、自分が声をかければバトルがスタートするのだろう。うわぁ、キンチョーしてきた()
(...よし、いくぞ!)
息を大きく吸い、パピルス、と声をかけようとした、その時。
[中央寄せ]身体が、地面に叩きつけられた。[/中央寄せ]
「...え?」
反転する視界。頭を強く打ちつけ、ぐらりと世界が揺れる。まるで前世でタヒんだときみたいに、意識がスっと遠のいていくのがわかる。
(どうして...)
薄れゆく意識の中、彼の姿だけははっきりと見えた。
[中央寄せ]サンズ...[/中央寄せ]
「...ハッ?!」
「良かった、目が覚めたんですね!」
まず視界に映ったのは、見知らぬ白い天井。そして、知らない看護師みたいな女性。
「えっと、ここは?」
「ここは病院です。実は、あなたは頭を強く打ちつけて1週間目が覚めなかったんですよ」
(病院...?目が覚めなかった...?)
「とりあえず先生を呼んできますね」
そう言って看護師さんはそそくさと出ていってしまった。1人になった途端、虚無感が胸を締めつける。
「...そっか」
[中央寄せ]...今までのは全部、夢だったんだ[/中央寄せ]
(UNDERTALEの世界に来れて、嬉しかったのに。大好きな推しに会えて、嬉しかったのに。それも全部...夢だったんだ)
「...あぁ〜もう!最悪だよ...」
ため息をつき、現実を確かめるように病室を見渡す。ふと、自分の服が畳まれて置いてあるのに気がついた。
(病院だから、患者服に着せ替えられたのか)
興味が失せ、目を逸らそうとした、その時。
「(...ん?)
見覚えのない何かが見えた気がして、もう一度よく見てみる。
「...え」
[中央寄せ]そこにあったのは...[漢字]トリエル[/漢字][ふりがな]ママ[/ふりがな]の、ケータイだった。[/中央寄せ]
(夢じゃ、なかったんだ...!)
速まる鼓動の中、もう一度あの世界に行きたいという想いが強くなっていくのを、はっきりと感じていた。
続く...