【参加型】マフィアの卵達
氷牙視点.
此処は、マフィアの卵達が集まる学園。そして俺も、その一人として、今日から通うことになった。
氷牙「教室…Sクラスか。」
此処の学園では、強さでクラスが決まる。最低でEクラス、最高でSクラスまである。
氷牙「とにかく、早くマフィアになれるようにしないと…。」
そう言いつつ歩いてると、教室に着いた。意を決して扉を開ける。
ガラッ
氷牙「…結構いるな。」
教室の生徒の数は、5人。昨日調べた情報によると、Sクラスで3人以上は、あまりない事例だそうだ。
?「はい、みんな席に着いてな〜。」
ハッとして扉の方を見ると、男の教師がいた。
?「今日からこの教室を担当させてもらう、ヒリウって言います。よろしくな〜。」
その教師――ヒリウ先生――は、俺達を見てニコッと笑った。どうやら明るめの教師らしい。
ヒリウ「さっそくやけど、皆にコードネーム配るから、一人ずつ来てな〜。」
そう言われ、俺は無性にワクワクする。コードネームがあると、一歩マフィアに近づいた感じがするからだ。
ヒリウ「じゃあ、[漢字]光永 殺[/漢字][ふりがな]こうなが あやめ[/ふりがな]さん。」
殺「…はい。」
その子―光永 殺は、冷たい印象の子だった。マフィアにぴったりな冷たさだな、なんて思っていると、心なしか、殺さんが睨んできたように感じた。
ヒリウ「殺さんのコードネームは[大文字][太字]『スパーリング』[/太字][/大文字]な〜。」
殺「分かりました。」
そう言い、コードネームが書かれた紙を受け取ると、さっさと殺さんは戻っていった。
ヒリウ「次、[漢字]美登世 雷[/漢字][ふりがな]みとせ らい[/ふりがな]さん。」
雷「は〜い。」
美登世 雷は、可愛い感じの女子で、おっとりしていた。
ヒリウ「雷さんのコードネームは[太字][大文字]『雷ノ堕天使』[/大文字][/太字]な〜。」
雷「分かりました〜!」
雷さんは、嬉しそうに返事をしていて、こんな子がマフィアになる理由がとても気になってしまった。
ヒリウ「次、[漢字]英限 海瑠[/漢字][ふりがな]えいげん かいる[/ふりがな]さん。」
海瑠「はい!」
英限 海瑠さんは、優しそうな感じだけどちょっと苦手に感じた。直感的に。
ヒリウ「海瑠さんのコードネームは[大文字][太字]『限定的な勇者』[/太字][/大文字]な〜。」
海瑠「分かりました!」
何故か、すっごい海瑠さんが憎たらしいけど(これも直感的である)、悪い人ではないっていうのが伝わった。
ヒリウ「次、[漢字]夢月 無見[/漢字][ふりがな]むつき むみ[/ふりがな]さん。」
夢見「は〜い。」
夢月 夢見さんは、不思議でふわふわした感じだった。
ヒリウ「夢見さんのコードネームは[大文字][太字]『夢舞乙女』[/太字][/大文字]な〜。」
夢見「分かりました〜。」
夢見さんは、とにかくふわふわしていて優しい性格なのかなって思った。失礼な気もするけど。
ヒリウ「次、[漢字]篠田 凜[/漢字][ふりがな]しのだ りん[/ふりがな]くん。」
凜「は〜い。」
篠田 凜さんは、こう、ちょっと危険な感じがした。というかする。あと、先生って男子はくん呼びなのか。
ヒリウ「凜くんのコードネームは[大文字][太字]『嘘の天才』[/太字][/大文字]な〜。」
凜「分っかりました〜。」
うん。コードネームで確信した。絶対危険だ。失礼だけど。
ヒリウ「最後、海宮 氷牙くん。」
あ、俺の番だ。気を引き締めよう。
氷牙「はい。」
ヒリウ先生の前まで歩き、止まる。
ヒリウ「氷牙くんのコードネームは[大文字][太字]『殺戮ノ氷海』[/太字][/大文字]な〜。」
殺戮ノ氷海…本当にマフィアになった気分だ。
氷牙「分かりました。」
こうして、全員のコードネーム配りが終わり、俺達生徒は、次の『実戦』の部屋に向かった。
此処は、マフィアの卵達が集まる学園。そして俺も、その一人として、今日から通うことになった。
氷牙「教室…Sクラスか。」
此処の学園では、強さでクラスが決まる。最低でEクラス、最高でSクラスまである。
氷牙「とにかく、早くマフィアになれるようにしないと…。」
そう言いつつ歩いてると、教室に着いた。意を決して扉を開ける。
ガラッ
氷牙「…結構いるな。」
教室の生徒の数は、5人。昨日調べた情報によると、Sクラスで3人以上は、あまりない事例だそうだ。
?「はい、みんな席に着いてな〜。」
ハッとして扉の方を見ると、男の教師がいた。
?「今日からこの教室を担当させてもらう、ヒリウって言います。よろしくな〜。」
その教師――ヒリウ先生――は、俺達を見てニコッと笑った。どうやら明るめの教師らしい。
ヒリウ「さっそくやけど、皆にコードネーム配るから、一人ずつ来てな〜。」
そう言われ、俺は無性にワクワクする。コードネームがあると、一歩マフィアに近づいた感じがするからだ。
ヒリウ「じゃあ、[漢字]光永 殺[/漢字][ふりがな]こうなが あやめ[/ふりがな]さん。」
殺「…はい。」
その子―光永 殺は、冷たい印象の子だった。マフィアにぴったりな冷たさだな、なんて思っていると、心なしか、殺さんが睨んできたように感じた。
ヒリウ「殺さんのコードネームは[大文字][太字]『スパーリング』[/太字][/大文字]な〜。」
殺「分かりました。」
そう言い、コードネームが書かれた紙を受け取ると、さっさと殺さんは戻っていった。
ヒリウ「次、[漢字]美登世 雷[/漢字][ふりがな]みとせ らい[/ふりがな]さん。」
雷「は〜い。」
美登世 雷は、可愛い感じの女子で、おっとりしていた。
ヒリウ「雷さんのコードネームは[太字][大文字]『雷ノ堕天使』[/大文字][/太字]な〜。」
雷「分かりました〜!」
雷さんは、嬉しそうに返事をしていて、こんな子がマフィアになる理由がとても気になってしまった。
ヒリウ「次、[漢字]英限 海瑠[/漢字][ふりがな]えいげん かいる[/ふりがな]さん。」
海瑠「はい!」
英限 海瑠さんは、優しそうな感じだけどちょっと苦手に感じた。直感的に。
ヒリウ「海瑠さんのコードネームは[大文字][太字]『限定的な勇者』[/太字][/大文字]な〜。」
海瑠「分かりました!」
何故か、すっごい海瑠さんが憎たらしいけど(これも直感的である)、悪い人ではないっていうのが伝わった。
ヒリウ「次、[漢字]夢月 無見[/漢字][ふりがな]むつき むみ[/ふりがな]さん。」
夢見「は〜い。」
夢月 夢見さんは、不思議でふわふわした感じだった。
ヒリウ「夢見さんのコードネームは[大文字][太字]『夢舞乙女』[/太字][/大文字]な〜。」
夢見「分かりました〜。」
夢見さんは、とにかくふわふわしていて優しい性格なのかなって思った。失礼な気もするけど。
ヒリウ「次、[漢字]篠田 凜[/漢字][ふりがな]しのだ りん[/ふりがな]くん。」
凜「は〜い。」
篠田 凜さんは、こう、ちょっと危険な感じがした。というかする。あと、先生って男子はくん呼びなのか。
ヒリウ「凜くんのコードネームは[大文字][太字]『嘘の天才』[/太字][/大文字]な〜。」
凜「分っかりました〜。」
うん。コードネームで確信した。絶対危険だ。失礼だけど。
ヒリウ「最後、海宮 氷牙くん。」
あ、俺の番だ。気を引き締めよう。
氷牙「はい。」
ヒリウ先生の前まで歩き、止まる。
ヒリウ「氷牙くんのコードネームは[大文字][太字]『殺戮ノ氷海』[/太字][/大文字]な〜。」
殺戮ノ氷海…本当にマフィアになった気分だ。
氷牙「分かりました。」
こうして、全員のコードネーム配りが終わり、俺達生徒は、次の『実戦』の部屋に向かった。
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